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トップVOICEWisdomを求めて>その2

wisdom

イエローストーン国立公園にて。
私は普段から、何気ないこと、ささやかなことの中に、興味やこだわりを持って生きています。
人間として今よりもっと素晴らしい価値を見い出すには、もっと原点に戻って考えるべきだと確信します。
自分自身、生命、自然、そして宇宙を学ぶのには、科学の本を研究するといったことではなく、野生の動物たちの振る舞いを観察することが最も大切だと思います。
たとえば、動物たちが周囲の環境とどのように共存しているか・・・。
世界中のネイティブピープルは、シンプルだけれども自然に関する「真実の知識」を守り続けてきました。
たとえば、北米の原住民は、地球上に私たち人間よりも早く現れた(動物、岩石、樹木、草、星など)の生けるものを、師として常に深く重んじてきました。
しかし、現代人は「母なる地球」が与えてくれたあまりにも多くのものを忘れてしまいました。
これらのことに、無関心になっているように思えます。
しかしながら、私たちの地球を守るための希望は残されていると、私は信じています。
何もかも失おうとしているこういった現実に、多くの人々がはやく気がつかなければなりません。
当然そこにいつもある、と私たちが信じて疑わない「物」や「場所」は実際には常に進化しています。
そのことは、私たちが居場所をなくし、アイデンティティーも失われてしまうことも意味するのです。

ネスパース族のリーバイさんのウルフダンス。


数年前に次のような出来事が起こりました。
ロッキー山脈で雪の多い冬の日のことです。
私は初めてオオカミと面と向かって目と目を合ってから、「人間」が与える影響について、どんな努力も惜しまず、 頑張って調べようと心に決めたのです。
そんな私を群れのオオカミたちも受け入れてくれたのです。
オオカミとの遭遇は非常に神秘的で、忘れ難いものでした。
オオカミは私にテレパシーを使って話し掛けてきたように感じます。

「ようこそお帰りなさい。ついに戻って来ましたね。 今、あなたがやらなければならない時が来たのです。」 っというふうに。
どういう訳か、まるで私とオオカミの魂が、ずいぶん昔、人間と動物がもっと近い存在だった太古の昔から、知り合っていたかのように感じられました。
その日以来、私は世界中の歪んだ「生態系」をリストアし、 正しい知識を広めていくことに、たくさんの時間と費用を費やすことになったのです。

オオカミは私たち人間の偉大な師といえるかもしれません。
オオカミの「群れ生活」というのがとても私たち人間の社会や生活に似ているからです。
だからこそ人間はオオカミを恐れ、ほとんど絶滅させることになったのだと思います。
しかし、今、私たちの保護によって、オオカミは、ある地域に戻ってきています。
そして、私たちの「偉大な尊重」と、人間のある楽しみによる「干渉がないこと」をオオカミたちは望んでいます。
もし、私たちがオオカミたちの生命を守り抜くことができれば、私たち人間もまた未来に生き残ることができる、と私は信じています。

 

 
7 年前、WERCセンターでオオカミの群れ「サートゥース・パック」との初めての出逢い。


WERCセンターでオオカミとあいさつのキス。奥のオオカミがラコタ、手前はモトモ。
  Isabelle Dee.
イザベル・ディー。
通訳、教師、ナチュラリスト、そして束の間の作家・・・
   
 
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