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日本でも免許を持たない私が、何を思ったかNYでドライバーライセンスの筆記試験を受けた。と言ってもどんなモンか受けてみたいなぁ、英語の腕だめしにもなるしーってやじ馬根性マル出しで、真剣に免許を取ろうとしている友人にくっついて受けただけなんだけど。NYでは自動車学校に行かなくたって、必要なIDを用意してDMV(Department
of Motor Vehicle)という免許センターみたいなところに行けば、筆記試験は誰でも受験できるのだ。一応一夜漬けで勉強したけど、実際の試験問題にはびっくりこいた。その時の問題は半分以上が「アルコールとドラッグを併用して運転したらどうなるか?」なんて、飲酒運転と麻薬に関する問題だったんだから。さすがNYだわ〜と、感動さえ覚えてしまった私。筆記が受かればこっちじゃ、「LERNER
PERMIT」という仮免みたいなものがもらえる。目的を果たした私はこの仮免のままついに正式なライセンスを取らずにいたけれど、無事に免許を取った友人が車をGETした日から、乗っけてもらうこと数知れず、便乗マイカーライフが始まった。
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| 「ダイジョーブ、メカ関係はほぼパーフェクト!掘り出しモンだよ」と、中古車ディーラーのお兄ちゃんは言った。中古車情報誌で目ぼしい車を見つけ、ついに買うことを決意した友人のS君に、これまた弥次馬根性で私はブルックリンまでついて行った。なるほど、88年型とは思えないほどルックスナイスなジープ・チェロキー。$2600とは激安!メカもパーフェクトだっつーし、いいんじゃない!と思った私達は甘かった。まず、一応革張りでかっこいいシートも運転座席はガタガタではずれた状態だったので修理。これでOKと思いきや、エンジンの回転数は切れそうなほど高いし、接触不良でエンストはするし、冷却液がモレてオーバーヒートで煙は出るし…。乗り始めて数ヶ月は私の知ってるだけでも、何度緊急事態が発生したことか。ご存知のようにアメリカでも車検はあるにはあるけど、エンジンがかかればノープロブレム!的なものだから、日本ならとーぜん廃車でしょう状態の車が堂々と売られてるし、堂々と走ってる。高速の路肩でボンネットを上げて、吹き上がる煙をあきらめ顏で眺めてる人もしょっちゅう見かけるし、日曜ともなれば、車の下にもぐり込んでまる1日愛車を修理してる人もいっぱいいる。すぐに新車に買い替えてみんなピカピカの車に乗ってる日本より、なんかいいよねーって、私はアメリカのこういうとこも好きだったりするのだ。友人の彼だって、手のかかるチェロキーを、それはそれは頭が下がるほどこよなく愛していたのは、言うまでもない。 |
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