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No.1 なぜか突然、ニューヨーク!
No.2 永遠に、I Love NY.

No.3 マンハッタン住宅事情その1
No.4 マンハッタン住宅事情その2
No.5 映画の中で、ニューヨーク・トリップ!
No.6 毎日がパフォーマンスのエクササイズジムへ。
No.7 NYトランスポーテーション1
No.8 NYトランスポーテーション2
No.9 NYにあってNYにあらず!?
No.10 楽もあれば苦もあるさ!マンハッタン便乗カーライフ
No.11 バケーションは、なんたってカリブ!
No.12 カリブにおぼれて、セントマーティン!
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楽もあれば苦もあるさ!マンハッタン便乗カーライフ

筆記試験は飲酒&ドラッグ問題てんこ盛り

日本でも免許を持たない私が、何を思ったかNYでドライバーライセンスの筆記試験を受けた。と言ってもどんなモンか受けてみたいなぁ、英語の腕だめしにもなるしーってやじ馬根性マル出しで、真剣に免許を取ろうとしている友人にくっついて受けただけなんだけど。NYでは自動車学校に行かなくたって、必要なIDを用意してDMV(Department of Motor Vehicle)という免許センターみたいなところに行けば、筆記試験は誰でも受験できるのだ。一応一夜漬けで勉強したけど、実際の試験問題にはびっくりこいた。その時の問題は半分以上が「アルコールとドラッグを併用して運転したらどうなるか?」なんて、飲酒運転と麻薬に関する問題だったんだから。さすがNYだわ〜と、感動さえ覚えてしまった私。筆記が受かればこっちじゃ、「LERNER PERMIT」という仮免みたいなものがもらえる。目的を果たした私はこの仮免のままついに正式なライセンスを取らずにいたけれど、無事に免許を取った友人が車をGETした日から、乗っけてもらうこと数知れず、便乗マイカーライフが始まった。

ポンコツ車でもいとおしい
「ダイジョーブ、メカ関係はほぼパーフェクト!掘り出しモンだよ」と、中古車ディーラーのお兄ちゃんは言った。中古車情報誌で目ぼしい車を見つけ、ついに買うことを決意した友人のS君に、これまた弥次馬根性で私はブルックリンまでついて行った。なるほど、88年型とは思えないほどルックスナイスなジープ・チェロキー。$2600とは激安!メカもパーフェクトだっつーし、いいんじゃない!と思った私達は甘かった。まず、一応革張りでかっこいいシートも運転座席はガタガタではずれた状態だったので修理。これでOKと思いきや、エンジンの回転数は切れそうなほど高いし、接触不良でエンストはするし、冷却液がモレてオーバーヒートで煙は出るし…。乗り始めて数ヶ月は私の知ってるだけでも、何度緊急事態が発生したことか。ご存知のようにアメリカでも車検はあるにはあるけど、エンジンがかかればノープロブレム!的なものだから、日本ならとーぜん廃車でしょう状態の車が堂々と売られてるし、堂々と走ってる。高速の路肩でボンネットを上げて、吹き上がる煙をあきらめ顏で眺めてる人もしょっちゅう見かけるし、日曜ともなれば、車の下にもぐり込んでまる1日愛車を修理してる人もいっぱいいる。すぐに新車に買い替えてみんなピカピカの車に乗ってる日本より、なんかいいよねーって、私はアメリカのこういうとこも好きだったりするのだ。友人の彼だって、手のかかるチェロキーを、それはそれは頭が下がるほどこよなく愛していたのは、言うまでもない。

イエローキャブとの熾烈な争い
 
夏だ!ビーチだ!と言えば地下鉄で行ける唯一の地、コニーアイランドに毎週末のように通っていたけれど、車があればどこでも行ける。ブロンクスのオーチャードビーチ、ロングアイランドのジョーンズビーチ…。それにニュージャージーの日本食スーパー・ヤオハン(現在名ミツワ)だって、42丁目まで出てシャトルバスを待たなくてもいつでもスイスイ。ほんといろんなところに乗っけてってもらって感謝!楽しいこと、便利なこともいっぱいだけど、ハラ立つことも増えるンだよねー、横に乗っけてもらってるだけでも。その筆頭がマナーの悪さでは世界的?に有名なイエローキャブのドライバー。もちろん良識ある人もいるんだけど、その人達の存在が吹っ飛んじゃうほど悪質なのが多い。彼らの辞書には車間距離という言葉がないようだし(ま、これは一般のドライバーにも言える)、強引な割り込みや車線変更、Uターンなどなど、お客をGETするのに必死なのか、よくまあそれでドライバーテストに受かったもんだとあきれるくらい。立てた中指を窓から出して「F○○K YOU!」とキャブドライバーにお下品な4文字ワードを叫んでる一般のドライバーを見ても、「あ〜、どんどんやりなさい!」って気持ちになっちまうってもんだ。実際友人の彼も何度もソレをやってたし、別の友人のY子さんはさすがに中指は立てなかったが、「ああいう奴は絶対入れてやんないッ!」と、割り込みを徹底的に阻止する意志と運転術を身につけていた。やっぱりNYってタフでなくっちゃ生きていけないのね。便乗マイカーライフで、あらためて実感したのである。
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