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タイムズ・スクエアといえば、やっぱこれ
でしょう。映画に映っていたのはきっと
早朝。まだ眠ってる42丁目がいた。 |
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| NYに住んだ3年半の間、本当に映画をよく観た。ほとんど週末の深夜は映画館にいたと言っていいほど。アメリカは日本に比べて映画の料金もずっと安いし、映画館の数もすごい。それに私の場合、映画は英語のお勉強にとてもよい。TVは時としてBGMのように英語が頭を素通りして行くが、映画なら集中できる。なぜなら9ドル50セントというお金がかかってるもんねー。「う〜ん、難しい」と思うものでも、簡単にはあきらめない。せっかく観に来たんだから、オモロイ会話のシーンはみんなと一緒に笑いたい。おしゃれなフレーズのひとつも覚えたいではないかっ!と、ビンボー性が根性を発揮するのである。そしてもうひとつのお楽しみは、映画の中に登場する場所を観てこれはあそこだ、ここ知ってる!と密かにワクワクすること。幸いニューヨークを舞台にした映画は星の数ほどある。映画の中でニューヨーク散歩を楽しむのだ。生粋のニューヨーカーならそんな感動などないかも知れないけれど、私は立派なおのぼりさん。そんな風に映画を楽しんだっていいのだ。誰に迷惑かけるわけじゃなし。「バニラ・スカイ」でぶっ飛んでしまったのは、身についてしまった「散歩」グセが不思議なストーリーと相まって、妙なパワーを持ってしまったからなんだろう。 |
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「You've
got mail」のロケ場所と
なったのが、この<Cafe Lalo>
マッチやカー ドのデザインも
おしゃれでしょ。ここのクッキーと
カプチーノは最高! |
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特にマンハッタンは、365日ロケのラッシュ。映画か、コマーシャルか、プロモーションビデオか、とにかくいつもどこかにロケバスの群れ。当然、「散歩」のお楽しみも増えるってわけだ。ちょっと古いとこで言うとトム・ハンクス&メグ・ライアン主演の「You've
got mail」の中で二人が出会ったコーヒーショップは、83丁目、ブロードウェイと5thアベニューの間にある愛らしいカフェ「Cafe
Lalo」がロケ場所。ここのちょっとフレンチっぽくて上品なハンドメイドのケーキとクッキーは、絶品。アルコールに縁がない人達で毎日朝の5時までにぎわう、知る人ぞ知る的存在。この近所に少しの間住んでいた私は、顔を覚えられるほどの常連だった。
私のウン十年の人生の中でも5本の指に入ると個人的に思っている、リュック・ベッソン監督、ジャン・レノとナタリー・ポートマン主演の「レオン」(アメリカでは「The
Professional」)。NYの殺し屋と少女の純愛を描いたその映画のロケは、アウトサイドシーンはニューヨーク、アパートなどインサイドシーンはパリで撮影されているのは有名な話。しかし、あのラストシーン。独りぽっちになったマチルダ(ナタリー・ポートマン)がまた寄宿舎のある学校に戻る場面で、ロープウェイに乗っているのを覚えているだろうか。映画の中では確か学校はニュージャージと言ってたはず。が、あのロープウェイは、まぎれもなく、ルーズベルトアイランド行きのもの。ロープウェイって、それしかないんだもん、ニュージャージに行くはずはない。な〜んて、たまにはこんなマニアックな間違い探しもしたりなんかして。
数年前アカデミー賞を獲ったジャック・ニコルソンの「恋愛小説家」(原題はなぜか邦題と全く違い「As good as it
gets」)は、スノッブなグリニッジビレッジが舞台だった。ジャック・ニコルソンが歩く後ろには、私もごひいきにしてたイタリア系のグルメスーパー「バルドゥチ」が映っていたし、これまたその近くに映っていたレンガ色のアパートは友達のデザイナーが住んでたとこだ!
と、まぁこんな風にニューヨークは街全体が太秦映画村みたいなモンだから、ミーハー観光客気分で映画を楽しむのも、アリなのである。ぶっ飛んだ散歩を楽しみ過ぎて話の筋をよく覚えてなかった「バニラ・スカイ」で記憶に残っている事と言えば…。キャメロン・ディアズがトム・クルーズに吐いた…私にはこう聞こえた…きわどいセリフ「I
swallowed your come!」(あなたの出したものも、飲んだわ!)こりゃまた、すごい口説き文句だった。 |
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