ナオヤゴ  http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/ 言葉のオーソリティー、岡田直也が「コトダマ」を感じる言葉をご紹介します。文学作品・詩歌にとどまらず、とっておきの口説き文句や警句、祝詞や呪詛、はてはダジャレや語呂合わせまで。 ja 2007-06-06T10:46:34+09:00 つぎは、「昭和コトバ」でいく! http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2007/06/post_21.html ちょっと、間があいてしまったなあ。
というのもここのところ、OCC(大阪コピーライターズ・クラブ)の審査をやったり、日本広告学会で講演をやったりと、公務がちょっと忙しくて。
それに、この季節は結婚式ラッシュ! ぼくなんかもう、年齢的にひと回りして、一世代下によく呼ばれるようになりましたよ。まあ、来たるべき(?)「花嫁の父」に備えるためにも、いいシミュレーションになりますなあ・・・。

さて、「コトダマ」。その一世代下とぼくとでは、同じものを指し示していても、使う単語が違う、つまり、古い呼び名と今の呼び名をもつものが周りにいっぱいある、ということに、ハタと気づきまして。
その最たる例が、「炊飯器」と「電気釜」。ぼくの小さいころは、カクジツに電気釜、だったよ。だから今でも、「電気釜のスイッチが・・・」とか、けっこう言ってしまうわけ。
それから、古い人は「電信柱」、今の人は「電柱」と言うらしいね。小室等はかつて「電信柱もポストもふるさとも 雨の中」と歌った。BOROも「電信柱にしみついた夜」と言っている。「電柱」じゃああんまり歌詞にはならないかも、ね(「ゆず」かなんかにあったかもしれないけど)。
 
こういう例は、「服装」まわりには、もっといっぱいありますねえ。
たとえば「ベルベット」と「ベッチン」(まあ、ぼくもさすがにベッチンとは言わないけれど・・・)、「コーデュロイ」と「コールテン」(これは、コールテンのほうが馴染みがあるぞ)、「スパッツ」と「パッチ」(今でも、祭りのときはパッチであってほしい。さらにスパッツは、M嬢の豊国によると、最近では「レギンス」と言うそうな・・・なんじゃそれ?)、「ベスト」と「チョッキ」(前あきがチョッキ、ってイメージだけれどな)等々・・・。
これは、挙げだしたらキリがないほどですよ。呼び名って、すぐ変わっちゃうもんだよね。
M嬢はさらに、おしゃれジャージは「トラックジャケット」、という報告もしてきた。なんだ、「トラジャ」か・・・。

それから、同じ名前で、指し示すものが変わっちゃったものもある。
それが、「魔法瓶」。
ぼくの小さいころは、魔法瓶ってのは座敷にあって、お湯や冷水を保温しておく、アヒルのくちばしのような注ぎ口がついたものだった。ガラスの中瓶がじつにヤワくて、取り扱い注意の代物でしたね。それがいつのまにか、基本機能はそのままに、遠足なんかに持っていく携帯用のものを指すようになったね。表記もだんだん「マホービン」になったりして。で、お座敷用はいつのまにか電化されて、いわゆる「ポット」となっていくわけです。
いま、第二の「魔法瓶」を探してます。こんな例、ほかにないかなあ。いいのが見つかったら、ぜひぜひ知らせてくださいね。
 
ということで、「三文字熟語」のつぎは「昭和コトバ」で攻めてみようと思ってます。次回を、おたのしみに。

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ナオヤゴ okada 2007-06-06T10:46:34+09:00
「三文字熟語」つづき http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2007/05/post_20.html 前回の余韻をうけて、もうすこし、「三文字熟語」を。
そうそう、ベスト10にもれた中にも(エントリーも含めて)、けっこうステキなものがありました。いくつか、いってみようか。

たとえば「能天気」。「脳天気」とも表記するのだけれど、ぼくは後者のほうが好きだな。
脳がお天気って、こんなにオメデタイことはないんじゃないかな。
それから、「三白眼」。白目の部分がとっても多い、ってことだよね。なんか、ちょっとイッちゃってるみたいで、いいよねえ。
「釈迦力」ってのもいい。キリストの奇蹟より、もっと瞬発力ありそうな気がしますな。
「般若湯」。これ、日本酒のことだったね。隠語めいた響きがありますね。ちなみに中国・唐代には、清酒を「聖人」、濁酒を「賢人」と呼んでたそうな。
…まだまだほかにも、「怪気炎」「風雲児」「醍醐味」「桃源郷」あたりの、スカッとするような気持ちの良い響きの類、「理不尽」「出来心」「唐変木」「村八分」みたいな、ネガがかった類、「馬鈴薯」「縄暖簾」「茶味豚」的な、オイシそうな類などなど、三文字熟語ってなかなか、味わい深いものではありますぞ。

ついでに、こんなこと。
M嬢が愛するところの「飛行機」(そう、なぜか彼女はヒコーキ・フリークなのです)まわりには、なんと「三文字」が多いこと! これって、ちょっとした発見です。
「飛行機」そのものをはじめ、「飛行場」「管制塔」「滑走路」「誘導路」「駐機場」「操縦士」「乗務員」「発着便」「国際線」「国内線」「手荷物」「搭乗券」「搭乗口」「非常扉」「機内食」
・・・うーん、まだまだ・・・「定期便」「貨物便」「格納庫」「機中泊」
・・・もう、ヤケになってる・・・「JAL」「ANA」・・・それ、ちゃう!・・・「JAS」・・・だから違うって。しかも、古い!・・・

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ナオヤゴ okada 2007-05-02T14:57:58+09:00
「三文字熟語ベストテン」、いよいよ発表! http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2007/04/post_19.html わが著書「たいこめ」、絶賛発刊中! 各書店で売り切れ続出!?・・・初版部数が少ないんで、ホントにそうらしいですよ。まだの人は、ぜひぜひ!

そうそう、その「たいこめ」がらみで先日、「FMよっかいち」というところに生出演(ラジオでも、生出演っていうのかな)したのですよ。ほら、よくあるでしょう。「○○さんと電話がつながってます」ってやつ。思いっきり、いいひとな感じでしゃべってみました。
横でM嬢がニヤニヤしてたけど。
まあ、ぼくの知り合いで、聴いた人はまさかいないと思うけれどねっ。でも来週、こんどは「FMいしかわ」で、同じことをやりますよ。

さあて、だいぶ間があいてしまったけど、件の「三文字熟語」。
ポピュラー、かつコトダマ的に強いベスト10を、独断と偏見で選んでみました!
では、カウントダウン、開始。


10位  「無礼講」・・・「今日はひとつ無礼講で」なんて言いながら仕事先との
            宴会を仕切る、ふだんは冴えないオヤジの姿、
            が目に浮かびます。

9位 「破天荒」・・・平易な「天」の両側にパワーあふれる「破」と「荒」。
            この取り合わせが、なかなかいいですねえ。

8位 「愉快犯」・・・ときどきお目にかかるこのコトバ、好きです。
           「確信犯」や「知能犯」より、はるかに、いいっ。

7位 「居丈高」・・・「居丈」は、座高のこと。それが高いわけで・・・。
            じゃあこのコトバ、立ってる人は対象外ってこと?

6位 「乱痴気」・・・これ、強いよね、どんなことになってるのか、
            もう確かめたくてしょうがないわあ・・・。

5位 「畜人鬼」・・・このコトバ、もしかして消えつつある
            かも知れないけど、敢えて。
            ほめるポイントは、「破天荒」と同じですね。

4位 「破廉恥」・・・「破」の字の強さを、改めて思い知らされましたわ。
            「ハレンチ」と書くと、ちょっと味わいが足りなく
            なりますね。


さあ、ベスト3.一気にいきます。

3位 「断末魔」・・・「末魔」は、そこに触ると死ぬ急所、という
            意味なんだそうだ。
            そこを断つわけだから・・あれ、むしろ助かっちゃう
            んじゃない?それはともかく、この三文字は、強い
            わあ。そして、コワイわあ。

2位 「地団駄」・・・「たたらを踏む」の「たたら」から来た
            コトバのよう。
            とっても口惜しいんだろうけど、どこかユーモラスな
            感じが、とても好感もてますよ。そういえばカップ
            ヌードルのCMに、「ジダンが、じだんだ」
            いうのがあったね。突然思い出した。

1位 「生半可」・・・うん、こいつが優勝!
            カンタンな漢字が3つ並んでる。でも、その関係が
            よくわからない。漢文的に読みくだすのも、難しい。
            しかも、「湯桶読み」。意味もなんかボンヤリ・・・
            いろんなポイントが重なった結果、なみいる強豪を
            抑えて、堂々の1位に!

・・・ってな結果になりました。なかなかいい選考だったと思うけどな。
ちなみに、惜しくもベスト10には届かなかった、「エントリー」作品10本も紹介しておこう。

・三白眼  ・愚連隊  ・怪気炎  ・野暮天  ・往生際
・出来心  ・青二才  ・大団円  ・唐変木  ・好事家(こうずか)

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okada 2007-04-20T14:21:14+09:00
いよいよ「たいこめ」、新風舎から出版! http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2007/03/post_18.html 「三文字熟語」の途中ですが、臨時ニュースを!
わが著書「たいこめ」が、ついに書店に並ぶときがやって来ました。

taikome.jpg

以前、この連載でも紹介したことのある、究極のコトバ遊びを、一冊にまとめたものです。
わが「ナオヤゴ」「コトダマ」にも連なる、ぼくにとっても重要なもの、となりそう。
みんなー、ぜひぜひ買ってくださいねー。
真っ赤な表紙の新書版。かなり目立つ顔つきをしています。
そんなに初版部数は多くないので、たぶん大手の書店にしか置かないとは思うけれど。
近くの本屋さんになかったら、どんどん注文してくださいねっ。

そういうぼく自身も、まだ刷り上りの完成版を見ていないんですよ。
そんな段階なんだけど、宣伝だけは早めにしとかなきゃ。

・・・ってことで、号外的なプロモーションでした。
   (付)今日、梅田の紀伊国屋ジュンク堂を見にいったけど、まだだったな。

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okada 2007-03-20T12:30:50+09:00
今回も、「三文字熟語」で! http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2007/03/post_17.html さて、「三文字熟語」
独断的ベスト10のまえにちょっと一拍おいて、顔つきの変わったタイプのものから、話をはじめてみようか。

まず、同じ漢字が2つはいっているもの。そこをぼくは「水道水方式」と名づけてみた。
これには、「赤裸裸」、「好好爺」のような「重ね」式と、「馬車馬」「人非人」のような「サンドイッチ」式がありますね。
しかし、「馬車馬」ってオモシロイね。馬車なら、馬に決まってるのにね。でもなかなかイキオイがあって、味わい深いコトバだな。
それから、M嬢(久々の登場!)からの報告によると、あの「ゆたんぽ」「湯湯婆」と書くのだそうだ。なんじゃこれ?おそらく「タンポ」は唐代あたりの読み、だとは思うけれど、これじゃあまるで、千と千尋じゃあないかっ。
それから彼女は、「水水母」(みずくらげ)というのも報告してきた。これは一瞬、読めないよね。しかし、こうなることはわかってたはずだから、このネーミング自体、どうかと思うなあ。

それから、「三文字三音」ってジャンルがあるんだ(このあたり、すごい決めこみ!)。
「真面目」「風呂場」「未曾有」「過渡期」「駄菓子」「予知夢」「外科医」「不気味」「不可避」「意固地」「破魔矢」・・・たくさん出てきますよね。
で、ぼくはこの中のコトダマ的チャンピオンを決めました。べつに決めてどう、ってことはないけれど、これに勝るものはない、と思うんだ。
では、発表します。それは、「土下座」! うん、いまのところ、こんなにステキな三文字三音は、ない!

ついでに、こんなのも。三文字熟語で総画数がいちばん少ないのは、いままでの調べによると、「乙女心」の8画。ここ、もしかしたらまだ上があるかもしれないので、気がついたら教えてほしいな。

・・・まあ、こんな前置きをしつつ、次回はベスト10発表、といきましょう。
そうそう、前回「盂蘭盆」という例を持ち出したのだけれど、M嬢が、「盂蘭盆」ってなんですか?「和三盆」なら知ってるけど、なんて言ってた。そうだな、三文字食べ物はステキだな。「土瓶蒸」とか「荒巻鮭」とかね・・・ああ、お腹すいてきたあ。

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okada 2007-03-07T15:40:51+09:00
復活!ナオヤゴ http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2007/02/post_16.html いやいやみなさん、申し訳ないっ。
じつに半年ぶりの執筆になってしまいましたあ。
このブログにアクセスし続けて、あれ、また更新されてないぞ、って感じで
あきらめちゃって去ってったひと、いっぱいいるんだろうな。
また頑張って書きますから、どうか見捨てないでね。
近隣や親類縁者にも、再開の知らせをどうか伝えてくださいな。

さてさて、「コトダマ」でしたね。
以前、「三文字熟語」をみんなにお薦めしたことがあったけれど、そのあたりから、また
話をはじめてもいいですか?
たしかに、四文字熟語は有名。関連サイトも多いし、もちろん試験にだって出るし。
でもここに、三文字熟語ってのがある。これ、あんまり光が当たってないように思うわけですよ。いろいろ見ていくと、ステキなものがいっぱいあったりするわけで。
そこで、「ステキな三文字熟語の見つけかた」なるものを、一方的に決めこんでしまいました。なにをもってステキとするか、条件をつくったんです。

まずその1。ある程度、人口に膾炙してないといけない。これは当然のこと。誰も知らないようなコトバだったら、つまらないもの。
その2。イミがとても強いもの。字面も含め、ちょっと憧れるもの。あとで詳しくふれると思うけど、こういうの、けっこうあるのですよ。
その3。合成語(たとえば「具体的」「出不精」といったもの)ではないもの、その三文字の構成がよくわからないのが望ましい。なんでこんな漢字の組み合わせ?ってやつね。
その4。できれば(ですよ)、音読みと訓読みが混ざってるほうが、美しい。

またルールとして、専門的すぎる用語・・・「浸透圧」とか「乱高下」とか、歴史の用語・・・「租庸調」とか「土一揆」とか、も除外することにします。また仏教系「阿弥陀」「盂蘭盆」なんかも対象外です。実は、それはそれで別ジャンル的なステキさを持ってはいるんだけれどね。
それから、いわゆる「熟字訓」・・・「紫陽花」「女郎花」といった、まとまりとして訓が与えられているもの・・・も、省きましょう。

そんなこんなで、いろいろ探してみたんですよ。
で、次回には、まったくの独断と偏見で、「ナオヤゴ・三文字熟語ランキング」なるものを発表してみようと思ってます。もちろん、コトダマ発想で選び抜いたものです。
どうか、期待していてください。

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ナオヤゴ okada 2007-02-21T16:08:13+09:00
真夏の仕事場は、こんなカンジで・・・。 http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2006/08/post_15.html あーん。すっかりサボってしまった・・・。

そんななか、わが内なる「たいこめ」熱が、ちょっと低下中であるぞよ。
いや、正確に言うとね、いま出版に向けての編集作業が進行中なもので(そこは版元に
すべて任せてあるんで)、ちょっとウエイティング状態にある、ってことなんだけどね。
いずれにしろ、年内には刊行予定なので、またその日が近づいたら、宣伝もかねていろいろ書いてみることにしようか。

しかし、暑いねえ。どっかオカシイぞ。
そう、そんなときには「クールビズ」。とはいってもウチの事務所ときたら、冷房の設定温度を下げる、ってシステムで・・・本来とはまったくイミが逆!環境への配慮ゼロ!でも、持続可能だから、すごくロハスなんだよな。ああ、クール・・・。

な感じで、あまり外に出ずに事務所にいるとね、音楽が欲しくなりますねー。
BGM的に802つけてたり、有線で気分によってクラシックだったりレゲエだったりもするんだけど、なんといってもこの夏のマイブームは、
「ナオヤゴ的三人娘」。
その三人とは、
カーラ・ブルーニ
クレモンティーヌ、そしてアン・サリー

そうそう、聴いていると、実にキモチイイんだよ、彼女たちは。
共通点があるとしたら、ちょっとハスキーがかったウィスパーヴォイス、ってとこかな。
いや実はね、最近気づいたんだけど、ぼくって女性のハスキーとウィスパーに、すごく弱いんじゃないか、って。昔はね、ケイト・ブッシュみたいな声質にヤラレていたような記憶があるんだけど。歳とともに、好みが変わってきたのかなあ・・・。

てなこと考えていたら、またまたM嬢のSnood(事務所公認のオンラインゲームです)
ヴォイスがこだましていますわー。「うりゃあ!」「とりゃあ!」ってアンタ・・・ああ、ウィスパーヴォイスには程遠いわー。

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ナオヤゴ okada 2006-08-17T12:22:46+09:00
W杯番外編・・・サッカー選手名は、コトダマだーっ・・・ http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2006/06/post_1.html 日本のドイツ大会は終わりましたね。まあ、戦術やシステムより何よりも、個人の能力とモチベーションが、まったく世界レベルに追いついていないことを実感させられましたわ。
それはともかくね、今回はW杯にちなんで(「たいこめ」を中断してまでかー?)、サッカー選手の名前を、コトダマ的観点から眺めなおしてみるとしようか。

言語のちがいを超えて、ぼくにグッと迫ってくる選手名、実はいっぱいあるんですよ。
名前ってすごいな、ってあらためて思ってしまう。
そこで、勝手に「名前コトダマ・ランキング」なるものを。

まず、3位。
昔、90年代のオランダ代表に「フレシャウト」という選手がいた。なんか大きな声で叫んでる感じがしません?サッカー用語でいうところの、コーチングだ・・・GK川口がよく、ディフェンスに形相変えて叫んでたでしょ。あれですね・・・。
一方、デンマークでは「ラウドルップ」という選手が、兄弟で代表張ってた。なんか、狼みたいで強そーぢゃありませんか?
そこで2つ合わせて、「ラウドルップでフレシャウト!」〜そうとうな音量でシャウトしてるわー、コレ。きっと万国に通ずる、かなりの「コトダマ」だと思うよ。

つづいて、2位。
現イタリア代表の、「ガットゥーゾ」。この人、ホントにガッッあふれる中盤の「つぶし屋」。
名は体をあらわすとはよく言うけれど、まさに!オマケに風貌もヒゲ面で、いかにも暴れん坊な感じ。ぼくの大好きなプレーヤーの一人です。決勝トーナメントで、ぜひチェックしてみては。
さらにイタリア代表には、「カモラネージ」がいる。こちらは駆け引きが上手そうな名前だ。
体を張るガットゥーゾと頭脳的なカモラネージ。実際、イタリア伝統「カテナチオ」の重要な構成員なんだよねっ。
ちなみに元イタリア代表「トンマージ」と現代表「イアキンタ」。こっちは憎めない系の代表格でしょう。

さてさて、第1位の発表!
やっぱこの人だよなあ。コトジボアール代表でプレミアリーグ、チェルシーのエースストライカー、「ドログバ」! いやいや、誰もこの名前の強さには、かなわない。ホント、いい響きだよね、ドログバ! プレースタイルも面構えも、カッケーとぼくは思うよ。残念ながら母国は1次リーグ敗退が決まったけれどね。

さらに、番外の番外。プレミア・チェルシーといえば、オーナーのアブラモヴィッチ氏はロシアの石油王。これは有名な話だけど、なんでこんなはげしい一致がおこるのかねえ?
いやいや、これはコトダマとは違うよなあ。M嬢に、「直也さん、それはコトダマでいいんですか?」と突っ込まれそうだよなあ。そういえばさ、70−80年代のブラジル代表に、
ジジババってのがいて、今回はカカがいるよね。そんでサッカーくじはトトで・・・あー、調子乗るなーっつーの!

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ナオヤゴ okada 2006-06-26T00:00:00+09:00
「タイコマー」直也、こんなん作ってます。 http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2006/06/post_2.html あー、また間があいてしまった。
実はね、w杯の日本vsオーストラリア戦が終わったら更新しようと思ってたんだけど、
あの戦いぶりを見て、ちょっと気持ちが下がってしまってね。
まあ、気をとり直して、いこうか。

さてさて、「たいこめ」
けっこう反響、ありましたねえ。飲みの席で披露なんかすると、けっこうウケるし。
じゃこの前の続きを。ぼくの作品から、ちょっと紹介してみよう。

まず基本。「伝来毛綿、買うか?」「買うかタワケ、いらんで!」…ま、よくできてる。
つぎに、こんなの。「老人のつぶやき」というタイトルがついて、
「どれ、携帯電話か…」「買わんでいたいけれど…」…これも、上手。
こんなキレイなのもある。「舞いおりた降る雪に憩いし仲」「悲しい恋に消ゆる二人を、今」
…大阪を題材にした、こんなものも。「さいなら。窓を眺め、あの子の傘を追う恋」「行こう。大阪のこの雨が、なお止まらないさ」…雨が「止まらない」のはちょっと苦しいけど、まあ、美しいわな。
と思えば、新生オリックスに入団したキヨハラをネタにして、「世のため、清原看板よ」「4番(よんばん)から早よ決めたのよ」…最近はスタメンではないけれどね。
最後に、こんなん、どや! 「エロ本を6冊買いました」というタイトルがつくんだけど、
「ひい、ふう、み、よ、いつ、むう…」「うむ。つい読み、うふ。いひ!」…これ、けっこう面白いよねー(と、自画自賛してしまうのだ)。

うん。てな具合なんですよね。
じゃ次回には、基本的な「たいこめ制作の方法論」を紹介することにしようかな。
楽しみにしててくださいなっ。

・・・いや、それにしても、次のクロアチア戦が気がかりだわー。
週末、東京の自宅に戻って、60インチの大画面で観戦することにします。
次回は、その後ということで。
M嬢、留守番たのむねー。

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ナオヤゴ okada 2006-06-16T12:00:00+09:00
「あどば」に「たいこめ」・・・本作りに燃える、初夏であります。 http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2006/05/post_3.html さあ、ゴールデンウィークも明けたし、仕事モードに戻らなくっちゃね。

とりあえず、お知らせから。前回ちょっと触れた、大阪コピーライターズ・クラブ50年史「あどば」、ついに書店に出回り始めました! ぼくが編集長で、タイトルや構成はM嬢という、岡田事務所制作(といっても過言じゃないよな?)の本です。
ぼくも数か所かに登場してるけど、なんつっても見モノは、M嬢がピン張ってるページ。
マクドナルドの「M」の前でポーズ決めてます。まさに、Mだ!
みんな、とりあえず本屋さんに走ろう!

あとは、これも予告ずみだけど、いま制作中のもう一冊の本。題材は、「たいこめ」、であります。
「たいこめ」といっても、知らない人が多いだろうから、まず解説しとかなくっちゃね。
ひとことで言えば、これは究極のコトバ遊び(とぼくは思ってます)。
上から読んでも下から読んでも同じなのが「回文」。これはポピュラーですよね。ところが
「たいこめ」は、後ろから読むと、まったく違う文章が現れる、というシロモノなのです。
なぜ「たいこめ」って言うかって? あー、それをオレに語らせるんかー? しゃーないなあ、教えてあげよう。
これ、ローカルによって諸説あるんだけど、一般的には、
釣り舟に押し達磨」(たいつりぶねにこめおしだるま)なる一文が語源です。
こいつを逆さから読んでごらん。おっと、声に出さないほうがいいと思うよ。
わかったかな? 要はね、逆から読むと意外な下ネタが出てくる、ってのが正調「たいこめ」。この一文の「鯛」「米」をとって、「たいこめ」と呼ぶわけであります。
このコトバ遊びは、江戸時代、おもに戯作文学者の間で流行してたらしいんだけど、「下ネタ縛り」ってのがあったせいか、市民権を得られず、すたれてしまったらしい。
でもぼくは、そこに光を当てた。これはすごい。回文の上行ってるじゃないか、ってね。
そこで、2つのルールを決めたわけです。
ひとつは、下ネタ縛りをなくすこと。そうしないと、みんなが楽しめないから。
もうひとつは、上からの文と下からの文が呼応すること。つまり、問いと答え、のように。
この新ルールをひっさげ、それにのっとった自作たいこめを携えて、ぼくは世に問うた。
実は、いまを去ること11−2年前、週刊文春に「岡田直也のたいこめ講座」なる連載をもっていたのですよ。ぼくが決めたルールに沿って、一般読者から投稿してもらい、優秀作を誌上で発表していく、というわけ。
いやいや、そんなふうに仕掛けていくと、ハマる人がいるんですよ。レギュラー投稿人もできてしまった。それで、連載終了後も、そんな人たちが中心となって、地下に潜伏し、通信「たいこめの会」を発足させ、みんなで作品づくりに励んだわけ。で、その作品(膨大な数です)を選りすぐって本にしよう、と。わー、長くなっちゃったけど、そういうわけなのですね。

じゃ、わかりやすい実例を。
まず基本。「君の名は?」と尋ねられて、「花野美樹」と答える。これ、「たいこめ」です。
下ネタじゃないし、ちゃんと呼応してる。
もうひとつ。ちょっと高度なやつを。
ある人が言いました。「徹夜もイカンな、きつそう。よそう」それに答えて曰く、「ウソよウソつき、何回もやって」・・・これ、人に見せると必ず。「下ネタじゃん」って言われるんだよね。作者にそのような意図はまったくなかったんだけどなあ・・・。

どうすっか? 面白いっすか? 作ってみたい、と思いませんか?
じゃ次号で、いろんな作例を紹介してようくことにしよう!

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ナオヤゴ okada 2006-05-12T12:00:00+09:00
おひさです。すんませーん http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2006/04/post_4.html なんと、2か月以上も間があいてしまった・・・。更新されてるかなって、時々のぞいてくれてる読者の方々、たいへん申し訳ない。気を取り直して、アクセスしてねっ。

このふた月のあいだ、いろんなことがあったなあ。プライベートでは、またまたムーンライダースのコンサート(イマイチ!)、忌野清志郎さんとその仲間たちの「新・ナニワサリバンショー」(こっちは最高!ここ数年のコンサートの中でベスト!)があったり、娘がやっと大学に受かったり(いや実際、ホッとしたよ)。仕事では、「大阪コピーライターズ・クラブ50年史」の編集とか、「たいこめ」の本の出版決定とか(このふたつについては、あらためて紹介しますね)。

そうそう、お知らせしなければならないことが。例の「似たもの言葉」もうオンエアされてるんですよー。次のタイミングが、4月20日と24日。時間帯は、8時からと16時50分からの2回。もちろん、ともにNHK教育TVです。
ほんとに短いコーナーなんですけど、自分が考えたネタがTVで流れてるって、CMとはまた違った感慨があるね。ビミョーな時間帯だけど、ぜひともご覧あれっ。
NHKからも、「似たもの」ネタをあと20本、コニちゃんが歌う歌詞を2つ、要求されているのですよ。なんか、今年のぼくの代表作になってゆく気配がしますね。楽しみ。

というあたりで、連載再開はこのくらいに。次回のために、また話のネタ、仕込んでおきますねー。

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ナオヤゴ okada 2006-04-17T12:00:00+09:00
NHK、楽しみになってきました・・・。 http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2006/02/nhk.html 油断してたら、すぐに「ごぶさた」状態になってしまうなあ。日にちのたつのは、早いものぢゃ。もう50なんだから、時間単価は高いんだよ。大事にしなくちゃあね。
この前そういえば、若いヤツを前にして、「キミは前途洋洋。ボクは前途ヨイヨイ」って言ったら、ザブトン2枚モノ、と褒められた。いやあこれは、我ながらよいコトダマが出た、と思ったんだけどねー。

ついでに、近況報告みたいになってしまうけれど、その前途ヨイヨイの歳になっても初体験、てことがあった。それは、小切手。あるところでちょっとした文章を書いたんだけど、請求書もってったらその場で小切手を渡された。思わず、どうやって現金化するのか、恥を忍んで聞いてしまったね。まあ、こうやってオレも大人になってゆくのさっ。
そこで、大きな疑問。「小切手って、なんで切手より大きいのさ?」
カサだって、金額だって。誰か、答えてくれないかなあ。

さてさて、例のNHK。とんとんと話がすすんで、ぼくの考えた「似たもの言葉」のコーナーが4月から誕生することになりました!当初はね、ぼく自身の出演もアリか?なんて妄想も抱いていたんだけど、それはかなわなかった。でも、ネタのほうで全面協力することになりました。んで、14日(バレンタインデー!)に、一回めの収録です。当然、現場で立会います。どうなってくのか、すごく楽しみ・・・。

それでもって、「コトダマ」の新提案。「一文字換え」ってジャンルがあるなあ、と。
たとえば、書き込んでくれた「たまきこうじ」「たぬきこうじ」がそれ。そうそう、わかりやすく言えば、「ハレンチ」「フレンチ」。うん、これで、意外な組み合わせほど強いっていうバトルやったら面白いかもね。ぼくも次回までにいろいろ考えてみることにしよう。みなさんも、お願いしますねっ。

それで、ちょっと断っておかなきゃ。この前の「声に出して読みたい世界史」、あれってM嬢のネタ、だったんだなあ。あんまり借用がすぎると怒られるもんで、あれはあれであのへんにしておこうか・・・(M嬢はmixiでそーとー活躍してるみたいだよー)。

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ナオヤゴ okada 2006-02-14T12:00:00+09:00
ことしの「言霊」は、世界史へと旅立った! http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2006/01/post_5.html 読者のみなさん、明けましておめでとう。
ことしもこの連載、どうぞよろしゅうに。

さて、この年末年始。東京の自宅にて、久しぶりにテレビ三昧してしまいましたわー。
なんせ最近、55型のプラズマテレビとマッサージチェアが導入されたもんでね(残念、ロッキングチェアではありません。従ってガウンにブランデーっていうわけでは・・・)。
レコ大紅白に、年が明けて天皇杯里見八犬伝古畑任三郎と見まくりましたね。
しかし、TVCMは悲惨な状況だったな。亜流とパクリのオンパレードで。どっかの電気屋が、去年のシャープのクイズ形式と全く同じ感じのものを流していたのには驚いたし、
auとJA共済で、仲間由紀恵の使いどころが全くカブってたのも、見てて痛々しかった。

まあそれはともかくとして、「似たもの言葉」、たくさんの書き込み、どうもありがとう。
連載始まって以来の反応でしたね。ということは、面白いんだよ、あれ。まだコラボ先からは連絡がないんだけど、今年の僕の一大テーマになることは間違いないんだろうな。

さて今回は、新しき「言霊」候補として、「読み」がステキな言葉ってのを取り上げよう。
たとえば、みなさん知ってるかなあ、「ゲキゼツ」という単語。「ゲキ」とは鳥の「もず」のことで、「鴃舌」と書きます。異民族の聞きなれない言語を、ちょっとさげすんでいうときに使う言葉。ぼくみたいに、マニアックな歴史の本を読んでると、ときどき出てくるんですね、この単語が。でもこれ、意味はともかく、「ゲキゼツ」という「音」がいい。なんか「激絶」みたいで、こっちがやられそうな感覚をおぼえる。強いですよねえ、言霊力が。
 
うん、もうちょっとポピュラーな言葉として、「朴訥(ぼくとつ)」があるね。これもかなりいい。「ボクトツ」の音に、野暮ったさと世渡りの下手さがにじみ出てやしないかい?
でも、すごくいい人なんだよ、きっとその人は。

そうそう、「ボクトツ」といえば、「冒頓単于(ぼくとつぜんう)」。前漢に対抗した匈奴の王の名前だ。中国史のなかではたぶん悪者扱いされてると思うけど、本当はいい人?
でも「ボクトツゼンウ」、すてきな響きだ。
匈奴といえば、「呼韓奴単于(こかんやぜんう)」ってのもいる。こっちも読みが、そうとういい感じだと思わない?

この辺になってくると、「声に出して読みたい世界史」とでもいうべきもの。幸か不幸か受験知識って意外に忘れないもので、その中からステキな読みのものを集めることだってできそう。言霊新ジャンルが成立しそうじゃありませんか。
中国史でいえば、「クマラジュウ」「ヤリツアホキ」・・・なんかがいい塩梅。ただし中華思想って、そうとう相手を見下して漢字を当ててるんで、そのあたりのことを知っておく必要はあるけれどもね。
あとね、オスマン・トルコもいいよ。「ウンキアル・スケレッシ条約」「クチュク・カイナルディ条約」なんての、ぼくは好きだな。

・・・さあ、あなたも「カノッサの屈辱」「モヘンジョダロ・ハラッパー」よりもっとマイナーで、もっとステキな世界史用語、探してみない?

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ナオヤゴ okada 2006-01-21T12:00:00+09:00
「コトダマあそび」でメジャーデビュー? http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2005/12/post_6.html やあ、久しぶり!
しかし、ずいぶんとサボッてたもんだな。
なので今回は、ちょっと近況報告を交えたものに、しようかな。

最近は、広告以外の部分で、仕事が活性化しつつある、いや、するかも知れない、するといいな、的な動きが、岡田事務所に見受けられるのですよ。
そのひとつが、NHKとのコラボ(あえてコラボと言うあたり、強気なオレらしくっていいや)。教育テレビに「にほんごであそぼ」ってのがあるの、知ってる人も多いと思うけど、その中でKONISIKIが唄うラップ(ラップは、「唄う」でいいんかいな?」)の作詞を僕がやってるんですよ。そんな縁でこの前、来季の番組編成ブレストみたいなものに呼ばれて行ってきたんですね。
で、僕は得意のコトバあそび(コトダマあそびとも言う)を連発した。そしたら、とても興味を持たれまして。いろんなネタをとりあえず提供する、ってことになりそうなんですよ。
たとえばね、前回ふれた「おやじギャグ」「ダジャレ」というのだって、子どもたちにむけて再発信したら、とても新鮮なものになる、と思うんだ。おやじたちが、ウケを狙って、でも半分卑屈になりながら発するから、おやじギャグとして引かれてしまうのであって、堂々としていれば、それはもう立派なコトダマ。きっとオンエアを見た子どもたちは、翌日の学校や保育園で連発してくれるはず。うん、だから、ダジャレは絶対に入れたいんだ。

それから、「似たものコトバ」ってやつ。たとえばね、(おおっと、これはM嬢のネタだけど)、「ロドリゲス」と「のぼりべつ」は、よく似てる。そう思いません?この話をさっきのブレストでしたら、NHKの人が「胸毛の生えた人が温泉はいってる絵を想像してしまいますう」なんて言ってた。面白がってもらえたんですよ。うん、これ、やってみたいんだけど、なかなか他に見つからない。「カシオペア」と「エチオピア」とか、「エゴラッピン」と「肉骨粉」とか、候補はあるんだけど・・・。なんか思いついたら、このブログに書き込んでもらえませんか?

まあ、そんなこんなで、どうなることやらわからないけど、NHKとはガップリ四つでやっていこうと思うんですよ。
なになに、子ども向けの番組だってこと忘れてるって? ははは、その通りだね。ネタにはじゅうぶん気をつけなきゃあね。
じゃあ、なにか進展があったら、この場でまた報告しまあす。

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ナオヤゴ okada 2005-12-21T12:00:00+09:00
ダジャレは史上最強のコトダマである! http://www.venus-beans.com/v-log/log/okada/archives2/2005/10/post_7.html ぼくらの業界には、にっちもさっちもどうにも、という忙しさが2週間くらい続くことがあるんだな。そういうのが周期的に必ずやってくる。そいつが宿命みたいなもの。まさにここんとこ、そんな状態でしたわ。
でもヤマは越えたんで、さ、連載。

今日は、ぼく的に「コトダマの極み」であるところの、「ダジャレ」について、ちょっと書いてみようかな。というのもね、この名うてのダジャラー、最近すべってるなあ、と感じることが多いもんでね。
 
その一言であなたも人気者、もう仲間内の共通言語、ってのがコドモギャグとすれば、そこで話がとぎれる、または引かれる、あるいはスルーされるのがダジャレであり、オヤジギャグと呼ばれるものだな。
それに対し、コトバを発したとたん、聴いた者がハタと膝を打つ。なるほど・・・これを、オシャレという。
またそのコトバに端を発して、話がポンポンつながってゆく。これがオトナギャグ、なんだろうな。
いや、もうひとつあるぞ。本人はまったく意識していないのに、つまり狙ってはないのに、やたら周りがウケてしまうやつ。もはや、天然と呼ぶべきもの。じつはこれがコトダマ的には、いちばんレベルが高い気がするんだなあ。
・・・とりあえず、そんな定義をしてみた。

しかしさあ、女性はどうして、ダジャレをほとんど口にしないんだろう。言わないばかりじゃなく、面白がってもくれないんだな。これ、フシギ。脳の言語中枢の構造がちがうせいなのか。いや、前頭葉の配線そのものが、ちがうからなのではないだろうか(いや、たぶんオレのギャグがつまんないからじゃねえのか!)。
 
ダジャレっていうのは、一瞬の命の輝き。そう、数秒間だけのめくるめく刹那ワールド。
その一瞬だけ、現実世界、というか三次元世界を飛び越えてしまう魔力を放つもの。男はそこに、自分の全てを賭けているのだ。そのあたり、女性にはわかんないみたいだな。
 
M嬢にしたって、ぼくの書く語呂合わせ的コピーへの評価はキビシイ。ほんの軽いノリ
の振りして(ほんとは魂の叫びなのに!)、「こんなん、どう?」と向けてみても、反応はイマイチ。というか、すごく文学的、修辞的にとらえようとしちゃってるのね、いつも。
まあ、深く汲みとってくれれば、それにこしたこたあないけど。まあ、ぼくの書くコピーは、いつだって深いんだからねっ。

でもある意味、彼女は「鏡」でもあるんだ。人口の半分を占める女性の支持を失ってはいけないもんで。だから、彼女をクリアしないと、ぼくの語呂合わせは陽の目をみないことになっているんだ。

しかしね、近頃の女性だって、部分的にけっこうオヤジ化してはいるぞ。
たとえば、ぼくの妻。ぼくのことを年甲斐もなく「なおちゃん」と呼ぶんだけど、このまえ「なおちゃん、なおちゃん、なあ、おっちゃん!」って言って、ひとりで笑いころげてた。
これ、どうよ?
オレは逆に、完全スルーを決めこんだぞ。

ま、そんな具合に、オヤジはオヤジらしく、ダジャレの精度をあげてやるんだ。M嬢に認められるまで。あるいはM嬢がオヤジ化するまで、ね。

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ナオヤゴ okada 2005-10-04T14:13:22+09:00