2006年09月29日
連載終了のお知らせ。
ビーナス・ビーンズドットコム ブログコンテンツの
マダム・クリコのお外ごはんは連載を終了致しました。
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投稿者 madame : 19:13 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月27日
大阪・法善寺「Wasabi」
Wasabiは女性オーナーシェフの串カツのお店よ。けっこう有名なところですわ。
なぜ、ここに来たのかというと、年上の女友達のグループから「わたしら、文楽見に行くからエエとこどこかおさえといて〜」そして「よかったら、あんたも来たらエエ」と言われたからよ。文法的には違うけど、これは命令なのよ。 あの強面の方たち、おお恐い、予約電話のダイヤルする指がふるえてしまってよ。
火事があったことなど、もう忘れてしまうくらい、法善寺の風景は落ち着いていたわ。wasabiは2階建ての黒っぽい新しい建物。今回は人数が多いので1階のカウンターではなく、テーブル席に通してもらう。
2階は6人で満席のテーブル。今回は5人でギリギリね。小さなサービスカウンターとその奥にワインセラー。木肌の壁。壁に飾った洋書はワイン関係のものが多い。なるほど、ワインと串カツの組み合わせはけっこうここが最初だったのよね。いすやテーブルは何となく北欧っぽいシンプルなもの、食器は備前焼をベースに和皿を配しているわ。いまどきのナチュラル空間という感じよ。

12本とサラダ、食事もの、デザートで3780円のコースもあったけど、一番年かさのお姉さまの「めんどくさいから、好きなだけ食べよ」の一言で「おまかせコース」に。ストップというまで出てくるアレよ。 まずはグラスに入って生野菜が出てくる、キャベツはお約束ね。きゅうりや大根、にんじんは一口大に切って、赤と白のこよりを飾った串でさしてあるのがカワイイ。「こんなんで値段たこうなってんのやで。」毒舌系女史たちは、そういいながらもけっこう喜んでいたわ。 むかごをカラリと揚げたものから始まって、カラフルな吹き寄せの串、イカをうずらの温泉卵をからめて食べる串など変化にとんでてあきなかったわ。

スピートも遅すぎず、早すぎず。 ワインはコート・デュ・ローヌの白、同じくコート・デュ・ローヌの赤をがぶがぶっといただいたけど、ソムリエールもいろいろ気安く相談にのってくれて好感よ。 若干感じの悪いスタッフもいらっしゃったけど、みなさんは今日見たこと聞いたことで悪口をいうのが忙しく、今いるお店のことまでは話題がおいつかなかったと見えて、機嫌よくしていらっしゃったわ。
何本食べたか忘れたけど、12、3本くらいでストップ。まだ余力のあった3人ほどがお茶漬けをいただいて終了。これで一人8,000ほど。 うん、いいんじゃないかしら。
食事を終えて降りてきたら、カウンターは一杯。予約は必須ということね。場所柄もいいし、データ・接待にちょうどよくてよ。
Wasabi
大阪府大阪市中央区難波1-1-17
06-6212-6666
DINNER:17:15〜21:30(L.O.)
不定休
味:4
★★★★☆
インテリア:3
★★★☆☆
接客:3
★★★☆☆
値段と中身とのバランス:3
★★★☆☆
(5:超エクセレント 4:リーズナブル 3:ま、こんなもん
2:高すぎる 1:営業価値なし)
ひいき度:3
★★★☆☆
(5:とにかく愛している 4:かなり好み 3:ま、こんなもん
2:どうでもいい 1:消えてなくなれ)
投稿者 madame : 09:53 | コメント (1) | トラックバック
2005年08月26日
東京・銀座「Ryo-ri genten」
あまりに暑くて思考停止状態。 うちから出たくないのに、こんなときに限って東京行き。 最近あまり行ってなかったので、ちょっと興味のあるレストランへ駆け足で行ってきたわ。 最近なんだか気になる「新料理系」の「Ryo-ri genten」よ。
「genten」って皮革メーカーがあるわよね? ここはその系列のお店。 もともとシェフは秋田でご自分の店をやっていらした方。 そのお店のあまりの先端ぶりに東京でも大評判になって、ここの料理長にスカウトされたそうよ。 そのアヴァンギャルドな料理の全貌をぜひ見てみたいとご一緒してくださったのは、こちらも最近あまり会ってなかった男友達。
「あ、知ってるよ。日本料理のお店でしょ?」
「え、そうなの?」以前雑誌で写真付の記事を見かけ、その瀟洒なお皿の表情に、私はてっきりフレンチかと思っていたけど、ジャンルとしては和食らしいの。
でも、お店の中はまるでフレンチ・レストランよ。 スーツが決まったメーテルドテル、入口のバーカウンター、真っ白なクロス、銀のカトラリー。 ナチュラルでややストイックな感じがする内装。フルオープンの窓の下に人々が行き交う銀座の街。 とても上等な気分にはさせてくれる、洗練された雰囲気なのは間違いないわ。 「ま、シャンパンでしょ」リストには良さそうな日本酒もあったけど、一応気分にあわせてスタートはシャンパーニュに。
なにしろ、税抜き12,000円の8品+稲庭うどん+デザート・ドリンクというコースがひとつあるのみ、の強気なお店。 オンテーブルしてあるメニューを開くのももどかしいくらい、わくわくして見てみた。
「トマト ヌーベ」「ざる豆腐 銀あん・夏トリュフ添え」「鮎 唐揚げ・蓼のソース・うるかのピューレ」「枝豆 七変化」・・・何だかメニューの書き方もストイックな感じ。 うーmm・・・、なんかちまちましてそうで物足りないかも。「帰りに焼肉屋さんに寄ったりしてね」私と男友達はひそひそとそんなことを言っていた。
だけど、違う。 ものの食べさせ方が、全然違うの。 まるで素材を正面、ななめ、底とかの3方向から見せるような味の組み立て方。 驚き、探求していくうちに満足感を覚えてしまう。 それから、シェフのスペシャリテ「いぶりがっこのミルフィーユ」で驚きをしめくくる。どちらかというと感性よりも知性で味わった感があるわ。
サービスもややうるさいけど丁寧で好感は持てる。 日本酒も捨てがたかったけど、暑い日だったので白ワインの酸味とあわせて楽しんだわ。 とりあえず好奇心は大満足。 でも2人で4万くらいかかるのよね。
「「Ryo-ri genten」
東京都中央区銀座4-6-1
銀座三和ビルgenten ginza2F
TEL: 03-3564-1511
LUNCH: 11:30〜13:30(L.O.)
DINNER: 18:00〜20:30(L.O.)
水休
味:4
★★★★☆
インテリア:4
★★★★☆
接客:4
★★★★☆
値段と中身とのバランス:5
★★★☆☆
(5:超エクセレント 4:リーズナブル 3:ま、こんなもん
2:高すぎる 1:営業価値なし)
ひいき度:5
★★★☆☆
(5:とにかく愛している 4:かなり好み 3:ま、こんなもん
2:どうでもいい 1:消えてなくなれ)
投稿者 madame : 13:09 | コメント (0) | トラックバック
2005年07月28日
大阪・空掘 「からほり 入舟」
暑くて外出をちょっとさぼっていたので、間があいてしまったわ、ホホごめんなさいね。
実はあまり新規開拓をしていなかったことよ。それというのも、とーっても良いお食事どころがあって、ついついそこに行っていたせい。 とはいえ、最初にここを紹介したのはワタクシではございませんのよ。 それは編集長。 もうだいぶ前になるけどちらと言っていたあのお店よ。そう、編集長に早速このお店を紹介してもらったワタクシは一度行ってまいってしまったのでした。
空堀の商店街から少しはずれた小路、飲み屋さんの赤ちょうちんがちらほらと下がっているところに、少し違う雰囲気の品の良い明かりがともっている様子は意外と目立つけど、たたずまいはあくまで控えめ。そして、中も品のある、かつ、親しみのあるたたずまい。 古い家屋または倉庫をきれいに改築してあって、白壁にさりげなく飾られたアート、ステンレスのしっかりしたキッチン、そしてカウンターが良いバランス。奥にテーブル席もあるけど、大皿に盛られた料理が並んでいるカウンターに座って、料理の様子など眺めるのがおすすめだわ。
「カコちゃん」「カコさん」と呼ばれる女主人が用意してくれるお料理は、まやかしのない誠実さが味わえるシンプルな料理。 柔和な雰囲気の女性だけど、素材を見る目は厳しそう。 おかげで何でも安心して食べられるわ。 お魚なんてピチピチ。 お野菜もピカピカ♪ もう、ここに来たらお豆腐は食べなきゃダメ。 それから今ならアジのタタキ。馬刺しも捨てがたいのよ。トマトとスナックエンドウのサラダと香菜のサラダ、どっちにしようかしら・・・どっちも食べちゃえ。 あ、羊もあとで食べなきゃね。 締めは可愛いお稲荷さんを食べたいし。 でも、カウンターの上のやつも美味しそう、ちょこっとついで下さるう?・・・となってしまうくらい、どれも思わず食べたくなってしまうの。 しかも、何だか居心地がいいのよね。 女主人の気取りのない優しさや暖かみにすごくほっこりしてしまうの。 例えば女一人で残業後、こんなごはんどころはきっとあなたの心を癒して栄養補給もしてくれるはず。 何しろ1時まで開いているから嬉しいわよね。しかも、しかも、極めてリーズナブル。 以前、このお店を紹介した東京の男友達と今日お電話していたら、このお店の話になって大絶賛だけで約20分。「あんなの東京だったら、軽くあの3倍の値段とるよ」といまだに興奮していたわ。 女主人ともう一人だけでやっているお店だから、サービスが特別いいという訳ではないし、忙しいとそれなりにバタバタしてしまうけど、イヤな印象を受けたことがないのは、やっぱり誠実なお店だからでしょう。
彼から、こんないいお店を人に教えちゃだめだ、と釘をさされたけど、やっぱりしゃべっちゃうわ。 言っとくけど、お子様には似合わないことよ。 食を楽しめる大人にだけおすすめ。
「からほり 入舟」
大阪市中央区瓦屋町1-2-1
TEL: 06-6191-6520)
DINNER: 17:30〜25:00
日・第3月休
味:4
★★★★☆
インテリア:4
★★★★☆
接客:4
★★★★☆
値段と中身とのバランス:5
★★★★★
(5:超エクセレント 4:リーズナブル 3:ま、こんなもん
2:高すぎる 1:営業価値なし)
ひいき度:5
★★★★★
(5:とにかく愛している 4:かなり好み 3:ま、こんなもん
2:どうでもいい 1:消えてなくなれ)
投稿者 madame : 15:42 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月20日
大阪・心斎橋「COPPA 100」
なんだか若いものに人気のイタリアン。ミーツとかで激賞だったりするので試しに行ってみました。 小さなビルの2階なので見つけるのに苦労してよ。 期待したとおり店内は「若い者仕様」。 やっすいインテリア。みょうにモダン。それでも置いてある洋書やイタリアンな雑貨の数々、ポスターなんかがイタリア・マニアなお友達のおうちに遊びに来たようなほっこり感を出していてけっこう好みよ。ハンチングかぶったナチュラルなヒゲスタイルの男の子が接客してくれたりして、一緒に行った妙齢の女友達なんかは「かわいいかも〜♪」とごきげん。 ホタルイカやカツオを使った季節の前菜、自家製のサーモンの燻製とかとイタリアンサラミがものすごく「んまんま」。 何かをオーダーすると、「それもおすすめなんですが、実はこっちのほうがもっとおいしいんです」・・・とか、ある意味おせっかいなアドバイスもしてくれるの。 「えー、じゃあこれとこれとだったらどっちがおいしいかしらあ?」「ぼく的には、もう絶対こっちって感じでえ」。 いちいちこんな会話をしながら前菜4品とお魚、パスタと食べて、カラフェ(500cc)のワインを3本おかわりして一人5000円たらず。 帰り際にも「どうだったすか」「え、おいしかったですか? ありがとうござますー。またきてくださいねー」。 結局すごく楽しかった。 味もけっこういいわ。ちょっと塩が効きすぎているけど。 カウンターで一人ごはんを食べているかわいいかっこうの女子がいたり。 気安いし来やすい、だけど料理はけっこう本気な店ね。好きだわ。

「COPPA 100」
大阪市中央区心斎橋筋1-3-3 久栄ビル2階
TEL:06-6245-5839
DINNER 17:30〜25:00
月休
味
★★★★☆
インテリア
★★★☆☆
接客
★★★☆☆
値段と中身とのバランス
★★★★☆
(5:超エクセレント 4:リーズナブル 3:ま、こんなもん
2:高すぎる 1:営業価値なし)
ひいき度
★★★★☆
(5:とにかく愛している 4:かなり好み 3:ま、こんなもん
2:どうでもいい 1:消えてなくなれ)
投稿者 madame : 17:50 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月10日
大阪・京町掘「wine bar・PARTY」
ごきげんよう。マダム・クリコです。GWも終ってす?り初夏ですけれど、
みなさん今年は桜の下でどんなお酒を召し上がったのかしら。
まだ多少肌寒い日もあるものの、夏に向かうこの季節、ひさびさに靱公園の近くにまいりましたの。
今回は大阪・京町掘「wine bar・PARTY」でお外ごはん。
あみだ池筋の京町堀2丁目の交差点を四ツ橋筋方向へまがって50mくらいの地点。
公園のはずれのほうなので、お店が密集しているところからは少し離れたわりと閑静
な地域。 半地下におりる小さな階段の下からもれてくる明かりに気付くと、ボードに
「PARTY」と店名がつつましく記してある・・・という感じ。 わかりにくいけど、
なかなか可愛くてよ。 階段をおりて小さなテラス。壁とドアは全面ガラス張り。
お店は小さく、カウンターとテーブル席を合わせても15、6人しか座れなさそうな
こじんまりぶり。奥にキッチン。グレーのブロック積みの壁やとても簡単なつくりの
カウンターを見ると、失礼ながらこのお店をはじめるときに工事などはほとんどしな
かったのだろうと思えるようなあっさりさ。なんともいさぎよい店舗というか・・・。
でも照明の具合なのか、はたまたゆうるりと店内でくつろぐ一匹の黒猫のせいなのか
(名はこがねちゃんというらしいのよ)、全体的にゆるい空気が流れていてなんだ
か心地よいわ。ガラス張りで開放感があるのと、地上から半歩下がった風景もいい
感じね。 今日は東京から知人が来るのにあわせて、有志がつどった軽めの飲み。
そんな気分のとき、そして春待ちのこんな時期にはぴったりのお店と言えるかも。
おひげのマスターがカウンターで接客、奥様がお料理担当で奥のキッチンに立って
いらっしゃるらしい。 ワインバーなのでもちろんグラスワインも出していて500円く
らいから、ボトルはさまざまだけど、リーズナブルワインをごくごくするもよし、ちょ
っと気になるワイナリーのものを奮発してテイスティングというのもよし。マスター
にちょっと相談すれば、いそいそと推薦ボトルを出してきてくださるとのことなのよ。
今日は有志の一人がここのご常連。だからそのへんの仕切りは彼におまかせして、
まずは冷えた白ワイン・甘い香りだけどキリリと辛いヴィオニエ種で乾杯。 お料理
はだいたい1品600円から1200円くらいのものが常時10種ほどスタンバイ。 定番のも
のもあれば、日替わり・週替わりのものもあるみたい。 それも大変多国籍で、いま
までのメニューをお聞きしただけで、ベビーラムのモロッコ風煮込にピタパン、鱈白
子と春大根のスープ仕立、子持ちイイ蛸とあさりのワイン蒸し、イカンペペス(バリ
風魚の蒸し焼き)、豚スペアリブのヴェトナム風煮込・・・と枚挙にいとまがない。
こんなお店ではお料理は自分で選ぶよりも選んでもらったほうがいいわ、とおまかせ
して白ワインをおかわり。うーん、たまにはこういうのも楽でいいわね。
お料理は4品ほどいただいて、印象に残っているのはアスパラのミモザサラダ、フレ
ンチドレッシングではなくてとろりとしたマヨンーズソースにケッパーかピクルスが
刻み込んである。白ワインに「んまんま♪」よ。 牛肉のタルタルはゴルゴンゾーラ
と松の実がえもいわれぬ風味で、んもう「んまんま」。 食材のとりあわせに妙味が
感じられて、センスがいい感じ。 簡単なお店のつくりとのギャップがおもしろいわ
ね。 おかわりのグラスワイン白があいたあとは、最近全世界で(・・・ってややオー
バーかしら)ピノ・ノワール・ブームを巻き起こしている映画、「サイドウェイ」 を
見たばかりというマスターの談話からピノ・ノワールのボトルを楽しむことに。1本
目はさらりとイチゴの香りを感じさせる軽やかなもの、当然1本ではたりないので2本
目はもう少しほかのベリーの香りや熟成味が加わったもの、と楽しませていただいた
わ。
2本目がすこうし値の張るワインだったということで、4人で約26,000円ほど(一
人6,500円くらい)。いつものパターンなので、良い子の皆様はもっとリーズナブル
に楽しめることはおわかりね。 ワタクシたちがゆっくり楽しんでいるあいだにご近
所の常連さんや仕事帰りの女性一人などなど「日常的ごはん食べ」にいらっしゃって
いたくらいですもの。ちょっと会話にあきたら黒猫と遊べるというおまけつき。
ゆるい空間、お試しになってね。
「wine bar PARTY」
大阪市西区京町堀2-3-5 (tel. 06-6444-6541)
営業時間=18:00〜23:00/土日祝休
味 ★★★★☆
インテリア ★★★☆☆
接客 ★★★☆☆
