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2006年05月31日

漫才道−ツカミ編

日、お笑いネットワークスペシャルがテレビで流れていた。近ごろ仕事が忙しく土日の漫才をゆっくり楽しめない。でハードディスクに録画をしておこう。なのに、ついつい見てしまう“海原やすよともこ”の漫才。ほんとに素で笑えるよなあ二人の漫才。安心して見られるというか期待を裏切らない漫才である。なんてことない女性の日常を上手にネタにしている。私が好きなネタは「大阪の女の子はな〜、友達がダイエットに成功してやせると、本人には『うらやましいわあ〜きれなったなあ〜』とか言うけど、カゲでは『あの子絶対病気やで』って言うてんねん!」てのが女性の本質を突いてて好きだ。ともこお姉さんの簡単なツカミ、「よろしこ(パカッと、くの字に足を開く)」も見慣れて久しい。

海キャンディーズの漫才がここのところ今ひとつ。去年のM1あたりから失速気味。このコンビとの出会いは数年前、名も無い芸人ばかりの“新人漫才グランプリ”。何の期待もせず初めて見た二人の漫才は衝撃だった。しずちゃんの容姿とキャラもさることながら、山ちゃんのソフトなツッコミがとても好印象。山ちゃんが大阪漫才には珍しい関東出身というのもその理由のひとつだろう。ある番組でこう話していた。「CMとかバラエティとか東京で出してもらって僕たちをタレントと呼ぶ人もいるけど僕はお笑いが大好きなんです。漫才をしてしゃべりで人を笑わせたいんです。」と熱く語っていた。私はそのやまちゃんの思いにしびれた。そうなのだ。その気持ちがないと漫才道は貫けない——男女の漫才といえば、松竹芸能の敏江玲司の元夫婦漫才ね。敏江師匠はドツかれ、投げられていた。——それが“南キャン”のやまちゃんはとても優しいツッコミ。突然終了する終わり方も斬新。このスタイルは新しい!と期待していたが、最近は忙しすぎ?あれじゃあ、新ネタも作れないし練習もできないだろな。が、二人のツカミ(ど〜も〜南海キャンディーズで〜す。バ〜ン!っちゅうやつね)は全国に定着している。今後を期待。

虐的なツカミもある。近ごろ全国ネットとなりつつある去年のM1グランプリ覇者“ブラックマヨネーズ”。そのツカミ、「僕ら、え〜ハゲとブツブツです」は聞いてて正直せつないが、容姿の特徴を短く的確に伝えたうえ、笑いが取れたらツカミは成功である。他にお気に入りは、フットボールアワーの今では幻のツカミ、後藤君の「ごめんなさいね〜相方、不細工でしょ」や、シャンプーハット・てつじ君の「おばあちゃん、安心してくださいよ。僕日本人ですから。日本語しゃべれますよ〜」などがある。てなことで、ツカミはとても大事。短いほど面白い。これが面白いとその後に始まる漫才への期待が一気に高まり、笑いやすく体質が変わるような気がする。『たかがツカミ、されどツカミ』なのである。kome.gif

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投稿者 happy : 09:50 | コメント (0) | トラックバック