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2005年05月27日

大阪で生まれた女

こ数年、お笑いブームの再来と言われ東京の局でもお笑い番組が多数組まれ
ているが、私も昔から無類のお笑い好き。大阪に生まれて大阪に育った宿命で、
小さい頃から吉本興業や松竹芸能のお笑いを見ながら大きくなった。土曜日は学
校から帰ると昼食を食べつつ12時から「吉本新喜劇」。好きだったのは花紀京、
おばあちゃん役になる前の桑原和男、谷しげるや原哲男。やなぎ浩二も好きだったなあ。
脇役だったけど。「ちゃーすぞ」っていう1本だけのギャクで何十年も舞台に立
っていた。1時からは、やすきよ司会の「モーレツしごき教室」。これがまた面白かっ
た。毎週いろんな人を講師に招いて吉本の新人芸人が踊ったり歌ったり飛ん
だり跳ねたりするのだ。隼ジュンのトランポリンとか3B体操とか。
(余談ですが私19歳の時このモーレツしごきに出たことがある。)

2時からは、またもや吉本新喜劇が始まる。でも番組名は「花月爆笑劇場」。
はて?何が違うのか…とじっくり考えたところ、どうも座長が違ったのかな。まあ今
で言ったら12時からは座長が辻本茂男で2時からは石田靖みたいな感じ?
(余談ですが私石田靖と飲みに行ったことがある)。で、こちらのオープニングはヒ
ガシマルしょうゆの文字もまぶしい緞帳【どんちょう】と実際の花月の舞台で流れる
吉本新喜劇のテーマ(ほら、あのクラリネットと木琴の)で始まり胸
がワクワクしたものだ。

して3時からは「藤山寛美の3600秒」。これは人情ものでも吉本新喜劇と違い
舞台色強く、子供の私にはちょっと難しかった。4時になったら「お笑いネットワー
ク」
。この番組は今でも健在だが吉本よりも松竹の芸人さんが多かった。レッツゴー
三匹、横山ホットブラザーズ、フラワーショーにちゃっきり娘、渋いところで宮川左近
ショーとか。でも何よりも好きだったのはシャレづくし漫才のWヤングであった。
日曜のお昼12時からは間寛平、坂田利夫、木村進の「あっちこっち丁稚」そして桂三枝の「新婚さんいらっしゃい」へと突入し、4時から「吉本コメディ」。
これは毎回同じ団地内でのドタバタコメディ。女性芸人でブサイクで売っていた楠
本美江子や藤里美がいい味を出していた。そして西川きよしの「素人名人会」で週
を締めくくる。
(余談ですが素人名人会のアシスタントに是非と言われたことがある。)
このお笑い黄金期以降もダウンタウンの「4時ですよ〜だ」や5時から清水圭と和
泉修の「ケイシュウ5」が平日毎日放送されていた。こうしたお笑いに囲まれて大き
くなった大阪の女はお笑いが体に染みつき「突っ込まずにはいられない、ボケずに
はいられない体質」
になってしまうのだ。前にも書いたがほめられるなら「おもろい」
という言葉を言われたい私。これが「大阪で生まれた女」なのだ。
そんな笑いに目の肥えた私のおすすめ芸人がいる。その話はまたの機会に。

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投稿者 happy : 18:23 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月10日

食べる幸せ

べる、ということは日常である。それができなくなったとき、初めてその大切さに
気づくのだ。風邪で寝込んだとき、健康がどれだけ有り難いことなのかと気づくよう
に。無くして気づくものって意外と多い。

る日、右奥歯の根元の違和感に気づいた。アゴの下から押してみるがそんなに痛く
もないのでほっておいた。そんなことさえ忘れていたある晩、突然痛みで目が覚めた。
何ともいえない鈍痛。朝になったら治ってるだろうと考えながら再び眠りにおちた。
そして翌日、私はムーミンになっていた。頬は腫れ、口が開かない。ノドも大きく腫
れ、唾を飲み込む度に激しい痛み。こんな苦しみがこの世の中にあるのかというほど
の。口が開かないということは…好きなこと言いたい放題だから? 飲んでる時いつ
も悪口で盛り上がるから? 神様のバチがあたったのか…懺悔する夜は長い——休み
が明けるのを待って歯医者さんに飛んでいった。『親不知の炎症』。それだけで、あ
んな痛いの?信じられん。とりあえずお薬をもらって帰った。その後徐々に痛みは治
まり、数日後に再健診。院長曰く「今は治まっているが今度炎症したらもっとひどく
なるから抜いたほうがいい」という。あの“3カ所同時攻撃”の痛みをもう一度経験
するくらいならと抜歯を決心した。

症したといっても虫歯でもない健康な歯。それも奥歯。これを抜くなんてそもそも
乱暴なことなのだ。しかし抜歯が異常に上手な院長により無事済んだ。しかし、ここ
からの2週間がまさに地獄。何せ薬が切れたらジンジン痛い。寝ていても痛さで目が
覚めるほど。脳に響くズキンズキンした痛み。数ある抜歯を経験してきたさすがの私
も耐え切れず、麻薬中毒者のように抗生物質を求めた。「痛み止めも飲み過ぎは体に
悪いぞ」と院長に怒られつつ…あ、あかん、こりゃほんまのジャンキーや。アルコー
ルを飲んだら薬が効かないのでは…という恐怖でお酒も飲まず食欲もわかずで2週間
が過ぎる頃には「どうしたの?めちゃめちゃ痩せてるよ。」と指摘される体型となっ
ていた。別にダイエットするつもりなんかなかったのだけど“勝手にダイエット”さ
れていた。いやあ〜人間食べないと痩せる。噛まないとやつれる。その2週間、私を
支えた食物はウィダーインゼリー。噛まなくてよかったし、栄養のバランスもとれて
いた。で、学んだこと——“噛むことは食べること”、“食べることは生きること”
である。
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投稿者 happy : 00:00 | コメント (0) | トラックバック