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2011年02月28日
手袋の話

前回は、ワタクシの指についてお話をしました。
短くバランスの悪い小さな手でも、
適材な仕事もあるもんです。
世の中まんざらでもありません。
しかし、この小さな手、
もう一つ悩みがあります。
それは手袋。
手袋のサイズがないのです。
日本全国津々浦々、
あらゆる百貨店を探しても、
ワタクシのサイズは
小さ過ぎて見つかりません。
S・M・Lと大まかに分かれている場合は、
当然Sですが、
それでも親指が余ってしまいます。
子供サイズならあるかもしれませんが、
クオリティの部分でプライドが許せません。
レディースの場合は
逆に手の甲と指の太さが大きすぎて、入りずらく、
また妙に先端がか細く女性っぽい仕上がりなので
軟弱な手先となってしまいます。
と、言うわけで、
適当なメンズサイズでその場をしのいでおりました…
というのが、
今から20年前までの手袋生活。
20年前、パリを訪れた時から
手袋の概念がコロッと変わりました。
パリのエルメス本店に行った時の事のお話でございます。
何か旅の記念に、
自分にご褒美でも買おうと店内をうろうろしておりました。
クリスマス前の事で、
買い物客や観光客でごった返す店内。
その1階の片隅に、
ぽつんと客が誰もいない売り場がありました。
手袋のコーナーです。
手袋専門とおぼしき初老のマダムの店員と目線があってしまい、
思わず売り場の前に立ってしまいました。
売り場と言ってもウインドウには
ほとんど手袋が置いてません。
「ボンジュール、ムッシュー」
「ボンジュール、あのぅ、手袋を探しているのですが…」
と、下手くそ英語でこたえました。
「どのような?」
と、来たもので、
日本全国津々浦々探してもどこにもない、
夢の手袋の詳細を思い切って言ってみました。
「色は黒、スエード地で内縫い、裏地は無し、
しかもこの極小サイズ…」
内縫いはワタクシの憧れです。
小さな手ですから、
外縫いだと縫い目が目立って、しまりなくなってしまいます。
ところが、その当時メンズは外縫い大はやりで、
内縫いなんてものはどこにもありません。
しかも、裏地がなく、
ピタッと収まるサイズで黒いスエードとくれば…
ある訳がありません。
日本中どころか、
世界各国津々浦々探してもある訳がありません。
ノン!と当然言われると思っていた
そのマダムの口から出た言葉は
「ウイッ!ございます。」
うそ~っ!
冗談っしょ!
下の引き出しから、
おもむろに出してきたのは、
確かにワタクシが所望した
黒、スエード、内縫い、裏地なし…
あり得ないっ~!
でも、あり得たのです。
問題はサイズ。
これはムッシュのサイズと出されたのは6ハーフ。
それまで使ってたのが7ハーフ。
というか、
日本において7ハーフが最も小さいサイズでしたから、
それで我慢してた訳です。
大きなサイズがヨーロッパであるのは分かるのですが、
小さなサイズも豊富に取り揃えているなんて、
さすがパリ!
さすがエルメス様!
で、その6ハーフの手袋を
はめてみようとするのですが、
小さすぎて、なかなか入らない…。
「小さ過ぎるので7サイズでお願いしたいのですが、」
と言うと、
すかさず
「ノン!これがムッシュのサイズで問題ありません。」
と答えるやいなや、
まずはワタクシの肘を手でつかみ、
机の上にドンと立て置きました。
そして6ハーフをギュッと突っ込み入れ、
しかもワタクシの指の間に
鉛筆のような木の棒をトントンと叩いて、
何とか強引に押し込みました。
「ほら、これがムッシュのサイズでございます。」
と艶然たるフレンチスマイルで
でかしたとばかりに仰る。
「革は伸びます。
しかも裏地が無ければきれいにフィットし、
数日でジャストあなたのサイズとなります。
コインをつかめなければ手袋ではありません。
ご心配なく。」
へぇーなるほど、
コインや電車チケットをさわるたびに手袋を取ってましたが、
これならコインもきちんとつかめます。
革の手袋というより、
手術用ゴム手袋のような感触です。
手袋とはこういうものか、
という感動で胸いっぱいになりました。
暖かくするだけが手袋ではありません。
はめたままきちんと日常の作業ができることも
手袋の条件の一つです。
即刻、購入決定!
ヨーロッパの、パリの、
エルメスの懐の深さを思い知らされました。
ホテルに帰って、
その黒い小さな手袋をベッドの上に置き、
悦に入って眺めておりました。
それからは、ローマの手袋専門店メローラや、
日本ではオーダーで小さな手袋を入手してます。
オーダーといえば、
彼方の貴族の人達の話によると、
手袋とは完全な消耗品で
ワンシーズンの間に何枚も
とっかえひっかえ消耗するそうです。
それだけ、はめたまま作業をするので、
傷み易いということでもあります。
従って彼らの手袋は
ダース単位でオーダーなさるようで…。
ちょうど、
日本の足袋のような感覚ではないでしょうか。
ワタクシのように、1枚の手袋を、
ボロボロになるまで何年も使うのとは、
えらい違う話です。
ところで、
ワタクシにとってのフィット手袋の定義は、
手袋をはめたまま携帯メールを打てること
でございます。
できるかな?
是非、ご自分の手袋で一度お試しあれ。
投稿者 tadashi : 11:40 | コメント (1) | トラックバック
2011年02月25日
ショップチャンネル乙女の日

次回のショップチャンネルが決まりました。
3月3日の
乙女の日です!
16時~17時です。
ご紹介するのは、もちろん
DifStoryの煌めくコスメ。
大好評のコスメですので、
お見逃しなく!
投稿者 tadashi : 14:29 | コメント (0) | トラックバック
2011年02月23日
メイクアップアカデミー募集中!

毎回、好評を頂いています、
三橋ただしメイクアップアカデミーも、
お陰さまで
今年14期を迎えました
プロ、アマ、初心者、年齢、性別問わず
募集しております。
少人数制で楽しんでしっかり吸収できますので、
ご興味のある方は、ただし事務所HPまでどうぞ!
投稿者 Mel : 14:50 | コメント (0) | トラックバック
2011年02月21日
プロペラ…

かりん糖大好物なワタクシですが、
またまた見つけちゃいました、
Newかりん糖。
いつも行くスタジオのすぐ近くにある、
あられ屋さん「まるはち」
そこにある、かりん糖でございます。
アシスタントに教えてもらって
試しに買ってみたら、
これに見事にハマました。
水飴と落花生とが
絶妙に香ばしいこと!

そしてネーミングが傑作で、
なんと
「プロペラカリント」
なるほど、
確かにプロペラのような形状。
あまりに口あたりが良くって、
あっという間に一袋たいらげ
味もネーミングも最高!!!
三ツ星かりん糖でございます。
まるはちあられ
大阪市天王寺区上汐6‐2‐22
06‐6773‐2104
投稿者 tadashi : 13:43 | コメント (0) | トラックバック
2011年02月18日
ツイッターはじめました
三橋先生がこの度、ツイッターをスタートされました!
みなさん、どんどんフォロー&リプライしてください!
アカウントはこちらです。
@Otome_Power
<ビーナス・ビーンズ編集部>
投稿者 tadashi : 18:40 | コメント (0) | トラックバック
2011年02月15日
和華蘭ショー

先日もステラのブライダルショーがありました。
今回のイメージはワカラン…
和華蘭でございます。
つまり、
日本の和、
中華の華、
オランダの蘭。
鎖国時代の唯一の窓口であった長崎、
その中で育った独特のミックス文化であります。
なので、楽屋裏は
ヘアメイクもてんこ盛りで大あらわ!

今回もワタクシの担当はCherryちゃん。
ご覧の通り、
国籍不明のデコ盛り!

羽にタッセル、
菊に薔薇に芍薬、
かんざし。
乗せるだけ乗させて頂きました~!
さぞや重いのに、
最後まで1日笑顔で頑張っていただいたCherryさん、
お美しい!
ありがとうございました!
そして、
デザイナー山咲さんのドレスは、
もうカワイイ豪華!
素晴らしい和華蘭ロココの夢世界で感動的。
真っ暗なバックステージでしたが、
最後はモデルさん方の自撮り大会でハイチーズ。

皆さん、本当にお疲れさまでした!


