2009年12月10日
ルドゥーテの薔薇

己れの現実を直視しなければならないおトイレでは、
浮世離れした本を読むことにしております。
で、今週はこれ!

ルドゥーテという絵師をご存知でしょうか。
フランス帝政時代に活躍した宮廷植物絵師です。
植物といっても、そのほとんどは薔薇。
生涯、薔薇を描き続けた偉大なる絵師です。
その彼の美しすぎる薔薇図譜です。
彼の描く薔薇は、学術的資料としての正確緻密さは当然ですが、
それ以上に薔薇の持つ華やかさや、うつろい、憂いさを見事に表現した、
芸術性溢れる絵画でもあります。

その秘密の一つは、点描を用いた技術にあります。
花びらはもちろん、
茎や棘さえも緻密な点で陰影を描いているのです。
彼の描く薔薇を見ていると、心がクラッと揺れ動いてしまうのは、
そのせいでしょう。
薔薇と言えばルドゥーテ。
ルドゥーテと言えば薔薇。
歴史に残る薔薇の肖像画家でございます。
あぁ〜見ているだけでも、シアワセ!
投稿者 tadashi : 2009年12月10日 17:22
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