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2009年10月29日
肉食か草食か

秋も深まり、季節は冬に向かって着実に移行しております。
夜のしじまからの虫の音を子守唄に眠りに就くのは格別。
リーン、リーン…
なんとも風情がある音色です。
しかし、耳を澄まして聞くうちに、
単に美しいだけの音ではなく、
ある種の官能的で物憂げな響きである事に気付きました。
楽理的には明るい長音階ではなく、悲しげな短音階に近い響きです。
その僅かな官能さを含む哀しさの調べが心地の良い眠りへと導くのでしょう。
そこで調べてみると、
あの音色はオスがメスを惹き付けるため、
羽をこすり合わせて出す摩擦音であるとのこと。
どうりで、官能的なはずです。
春先にギャーギャーとなく猫みたいなもの。
そういえば猫のサカリ声も物憂げな短音階で、
どんな動物も、異性を求める声は、切なく響くものです。
そんな生々しい生態を考えながら虫の音を聞くと、
なんともイヤらしいサウンドで悶々として眠れそうもございません。
ところで、
先日テレビで鈴虫をテーマにしたサイエンス番組を放映してたのですが、
これがなかなか面白い内容でしたので、ちょっとご紹介。
夏の終わりに鈴虫を売って生業としている社長が出演。
その社長、自ら鈴虫を飼育し、
鈴虫を鳴かせたら右に出る者なしの、
鳴かせ名人でもあります。
彼によると、鈴虫は餌の種類によって鳴き声が違うのだそうで、
最も響きが良くなるのはなんと煮干しとのこと。
普段は野菜中心の食生活でも、煮干しを一ヶ月も食べさすと、
まず羽自体が硬く強固になるのだそう。
硬くなった羽は張りが出て、高らかに響きます。
当然音量も増大。
ビフォー・アフターの映像を比べると一目瞭然…ではなく、
一聞瞭然で
野菜のみで育った鈴虫は、か弱く情けない音色です。
当然、メスの鈴虫は高らかな羽音のオスの方に人気集中。
そのオスの周辺だけは、まさにハーレムのような有り様となります。
当然ながら、メスが求めているのは羽音ではありません。
響きわたせる羽を持った、
その強靭なる肉体を求めているのです。
種の存続と繁栄には、
強い肉体を持つオスの遺伝子が必要なのです。
これは全ての生物に通じます。
いくら頭が良い文化系オタクよりも、
少々頭が弱くとも体育会系ワイルドの方がモテるのは
鈴虫も人間も同じ生態でございます。
そして、強靭な肉体を持つには、
やはり肉食で育つ必要があります。
肉は肉によって作られるのです。
サラダをパリパリ食べているオトコより、
焼肉にむしゃぶりついているオトコの方がよほどセクシーに見えます。
番組の後半、肉食で育ったオス鈴虫の羽音と、
野菜だけで育った鈴虫の羽音をスピーカーから流すと、
なんと
メス鈴虫は肉食鈴虫のスピーカーに群がり、
スピーカーを埋めつくしてしまうのです。
嗚呼〜、
なんとメス共の哀れなことよ…。
今にもスピーカーと交尾でもしそうな勢いでございました。
人間界においては、
草食系男子がもて囃されている昨今でございますが、
若い生殖能力の高いうちは肉食系男子に限る
とワタクシは考えております。
肉体もオツムも強靭な男子の方がはるかに優秀な遺伝子を残しそう。
そして、
40才も過ぎてご用済みオヤジなると、
草食に切り替え、細く長く生きられることをお勧めいたします。
そう、
肉食系男子に草食系オヤジ。
オトコはこれに限ります。
投稿者 tadashi : 17:34 | コメント (0) | トラックバック
2009年10月27日
Eーオトコ

オンナに限らずオトコも美しいにこしたことはありません。
で、今週は彼!

立花泰治さん。
どういいオトコで、いいバーでしょ。
その名もEーBAR。
長年お勤めだった有名ホテルのバーから、今春めでたく独立。
ワタクシとはホテル時代から数えると、
もう15年以上のお付き合いでしょうか。
ともかく、
かゆい所に手が届く心憎いサービスをして頂ける、
ちょっと舘ひろし似のオトコマエでございます。
いつも変わらぬ真摯な態度とサービスはもう超一流。
一度味わうと必ずハマるEーオトコ!
福島の奇跡と呼ばれている大人のBARでお目にかかれます。
EーBAR
大阪市福島区福島5-12-9サンフラット 1F
TEL0675052189
投稿者 tadashi : 17:57 | コメント (0) | トラックバック
2009年10月21日
バレンシアガ

己れの現実を直視しなければならないおトイレでは、
浮世離れした本を読むことにしております。
で、今週はこれ!

表紙に大きくお洒落なBの字があるこの本は、
クリストバル・バレンシアガ(1895〜1972)の作品集でございます。
1940年代〜60年代のパリオートクチュール界の帝王で、
ジヴァンシイを初め、多くのクチュリエに影響を与えた、
偉大なるファッションデザイナーです。
60年代ファッションが大好きなワタクシとしては、
まさにバイブルと崇めている本でございます。
数々の驚くほど美しいドレスが載ってますが、
中でも印象的なドレスを2点ご紹介。

60年代独特の構築的なデザインでありながらも、
なんと優雅な背中の曲線!
垂直に姿勢を保つだけが美しいとは限りらない事を
教えてくれる一点です。
そしてもう一着

1967年夏コレクション。
まるでイカ…
ではございません。
れっきとしたマリエであります。
このドレープの凄いこと!
布に命が宿るとはこういう事なのか、と感動的な1点。
西洋の布や立体縫製に対する考え方、
そして
エレガンスに対する奥深さを教えてくれた一冊でございます。
投稿者 tadashi : 14:40 | コメント (0) | トラックバック
2009年10月09日
講座のお知らせ!

来る10月30日に
近鉄文化サロン阿倍野で講座を行います。
“三橋のウラわざ奥義”を
たっぷりご紹介したいと思っております。
皆さま方と身近にお目にかかれる機会でもありますので、
是非ともご参加くださいませ!
開催日時 10月30日(金) 13:30〜15:00
受講料 3150円
お問い合わせ・お申し込み
近鉄文化サロン阿倍野
電話(06)6625-1771
〒5450052 大阪市阿倍野区阿倍野筋2-1-40and4階
ホームページアドレス
www.d-kintetsu.co.jp/bunka-salon/


