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2008年11月29日

中華そば屋の男祭り

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我がマンションは繁華街から少し離れてはいますが、
休日となれば閑静な住宅街となります。

その我が家の細い通りをはさんで真向かいに、
突然赤い張りだしテントがついた小さな店できたのです。

間口一軒あるかないかのその店は、
カッコイイとかイマドキとかいった店ではなく、
どちらかと言えばダサイめ。

ともかく赤いテントさえ目立てばいいと言う、
昭和商店街風のお店であります。

そしてなんと、そのダサ昭和の店が、なんとオープンの日と同時に
ずらりと行列ができたのであります。

多い時で10人以上、少ない時でも2〜3人が、
雨の日も風の日も絶えず並んでいるのです。

我が家のベランダからよく見えるのですが、
その行列は住宅街には不似合いで不思議で不気味。


店の正体は「中華そば」


ラーメン屋さんではなく、中華そば屋さんでございます。


蕎麦は大好きでもラーメン系麺には全く興味がなく、
評判の店にも行った事もないワタクシにとって、
中華そばとラーメンの違いなんてどうでもよく
横目で通り過ぎておりました。

しかし、開店五分前にはすでにずらりと行列が形成されてますし、

その10分前には行列にいち早く並ぼうとする
ツワモノ達が駅から走ってくる様は、

まさに駅伝か神社の福男ダッシュのようで尋常ならざる光景。

フンッ、中華そばごときに…

と上から目線で眺めていたワタクシも、
こんな状況を毎日目の当たりにしてしまうと、
やはり人の子でございます。
並んでまでも食べたい中華そばはいかほどかと、
日ごとに好奇心はつのるばかり。


先日、小雨の降る夕暮れ時、
前を通ると店の前には誰も並んでなく、
空席もありそうな気配。


これは奇跡!


宝くじに当たったようで勢いに任せて
思わず暖簾をくぐり抜けました。

丸い時計が一個あるだけの店内は全く飾り気なしで、予想以上の狭さ。


なんとカウンター五席のみ!

そしてメニューは中華そば一品のみ!


他は何もナシ!


オーナー(意外とお若いオタク系)一人で
すべてをまかなっているためか、
自分のキャパを越えないようにしている
その真摯な姿勢に好感度は上がります。

普通、ラーメン屋さんの厨房というと、
鍋やお玉やザルの音でガチャガチャした騒々しさを
想像してたのですが、
さにあらんこの店はとても静寂。

何よりもオーナーがバタバタせず
ゆったりしてらっしゃるのがおよろしい。


これまた好感度アップ。


カウンター越しにみると、
チャーシューを切るにしても麺を椀に盛り付けるにしても、
焦らず泰然自若となさっておいでです。

客が貧乏ゆすりしてようが一切関係ナシで我関せず。

まるでお茶の作法を見ているようで、
丁寧そのものでございます。

しかるに、注文してからはゆうに
10分以上はかかります。

そりゃ〜行列できるわいナ〜…と独り呟いておりました。

さて、肝心のお味でこざいます。
ひと口スープを飲んだ時の感想は、


正直言ってフクザツビミョーなものでございました。


まずいかと言えばノー。

旨いかと言えば、う〜ん…。


何とも言えぬ複雑なだ汁でございます。

喉の奥にからんんでしまう独特のエグ味があるのです。


聞けばここのだし汁は鶏ガラ煮干しのミックスだそうで、
最近はこういったダブルスープが流行りとのこと。


あぁそうか、あの独特のエグ味の原因は
このダブルスープにあったのかぁ。

煮干し汁を混ぜると「ラーメン」ではなく
「中華そば」と呼ぶのかもしれません。

鶏ガラは鶏ガラ、煮干しは煮干し、
トンコツはトンコツと単純スープの方が、
ワタクシの舌の引き出しは整理しやすいので、
この複雑な味はワタクシにとって解読不能でございます。


ケチャップマヨネーズを混ぜた
ケチャマヨトーストを初めて食べた時ような、
あるいは生まれて初めてビールを飲んだ時のような感覚、

それを思い出します。


あの長い行列を日々見せつけられ、
期待のみが先行していたせいか、
ショックも大きゅうございました。


ワタクシが期待してたのは福臨門中国飯店のような
洗練されたスープ汁。


それを我が庶民の街で望んでいたワタクシが間違いございました。


それにしても、走って並んでまでの味かいナ…
とチャーシューを頬張りながら考ておりました。


スープも飲みほした頃、ふと顔を上げると店内は知らぬ間に満席。
外にもかなりの行列ができているではないですか。


驚いたのは、行列の長さではなく、その性別の方。


すべてがオトコ!


店の中も外もオトコ、オトコ、オトコ!


老若問わず、あらゆるジャンルのオトコのオンパレード。


まるで男子寮にまぎれ込んだような、
殿方厠待ちのような、野球部の合宿にいるような…


これは男祭りではござんせんかっ!


オンナ、子供、オカマなんぞは及びでないっ、と言わんが如し。


しかもグループ、友達同士は僅かで、ほとんどが単身。


カウンターにならんで黙々とどんぶりに向かってる姿は
厠の用足しのような風情でございます。

ズーズーと音をたて、犬食いのごとく脇目もふらず
必死になってエグ味中華そばに食らいついている姿は、
哀れというか、情けないというか、可愛いというか。


ひょっとしたら、オトコ共は
このエグ味が大好きなのかも知れません。


ビール臭さを筆頭にレバー、

塩辛、蟹味噌、スルメ等々のエグ味。


単純に苦いとか、しょっぱいとか判別できない
フクザツな味です。

舌の奥の方で感じとれ、ムッとする僅かな酸味。
腐敗臭とまではいかないですが、独特のケモノ臭さ。


息を吸い込む時よりも、吐き出す時の方がより感じ取れます。


このエグ味を捉えると、
唾液腺が刺激され食欲が増進するのかもしれません。


オンナがストレスを感ずるとスイーツを欲しがるように、

オトコはエグ味でストレス解消するのかも。

あるいは、このエグ味が
オトコの闘争本能を刺激するのかも。

そう考えて見ると、中華そばを食べ終わったオトコ共は、
実に爽快で血気はやる高揚顔ではありませんか。


オトコにとって、エグ味はオスの本能を刺激するものかも。


この中華そば屋さんはオンナ、子供、
オカマの立ち入れない神聖なる領域かもしれません。


男祭りをご覧になりたければ、この店へどうぞ!


血気はやるオトコ共の単純明快な思考の一面を知る事ができます。


それにしても、走ってまで、並んでまでの味かいナ…
と、ブツブツ言いながらも、すでに五回通っております。


ワタクシも一応オトコの端くれ、見事ハメられました。

投稿者 tadashi : 10:37 | コメント (1) | トラックバック

2008年11月21日

マハラジャ・ジュエルズ

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己れの現実を直視しなければならないおトイレでは、
浮世離れした本を読むことにしております。

で、今週はこれ!


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「マハラジャ・ジュエルズ」

20世紀初頭、栄華の極みを誇ったインド、マハラジャ様方の
ジュエリーコレクションの本でございます。


これはもう弩破格!


ハリーやヴァンクリやミキモトが束になっても敵いません。


ビー玉大のダイヤなんて常識。


エメラルドなんて蒲鉾板の大きさ。


マハラジャは、引き算によるコーディネートのような愚かな真似は絶対なさいません。

シンプルという言葉は彼らの辞書にはないのです。

すべて、足すか掛けるかのジュエリーてんこ盛りでございます。

それでも、無茶苦茶にならず高貴な雰囲気が漂うのは、
迫力あるマハラジャ自身のお姿によるものが大きゅうございます。

威厳に満ち、この世のものとも思えぬご尊顔は
100カラットのダイヤもひれ伏しております。

おトイレで拝見していると急にお腹が痛くなってきました…

バチでもあたったのでございましょうか。

投稿者 tadashi : 19:16 | コメント (2) | トラックバック

2008年11月12日

華麗なるアロエの戦い!

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明治LG21アロエにボロ負けだった森永アロエヨーグルト。

風前の灯かと案じておりましたが、
是において起死回生に出たのです。


手段は物量作戦!


アロエを3倍の大きさにしたのでございます。

見え透いた常套手段とはいえ、
3倍の大粒はなかなかラグジュアリーな食感。

甘さも程よく、朝から美しく健康になれそうな予感がいたします。

ワタクシはまんまとハマり、
当家のヨーグルトは森永大粒アロエへとまたまた鞍替え。

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ごめん遊ばせ明治はん、せいぜいおきばりやす〜〜!

投稿者 tadashi : 19:19 | コメント (0) | トラックバック