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2007年10月23日
日傘オンナの栄光

秋の気配が日毎に深まってますが、
今年の夏も執念深い紫外線の下では、
UV完全武装オンナ隊をどっさり拝見いたしました。
日焼け止めクリームにサンバイザー付き黒帽子、
黒覆面に肘まである黒ロンググローブ、そして…憧れのレース日傘。
あぁ、何と勇ましい出で立ちでございましょう!
天敵の紫外線と果敢に闘う女戦士の如きでございます。
私クシも日傘を持ちたい!
あの優雅極まる他人迷惑な日傘を持ちたい!
羨ましゅうございます。
しかし、いくら乙女オヤジを自認してようが、
オヤジが日傘を持つ事は、現代ニッポンにおいて
後ろ指を差されるであろう事ぐらいは承知しております。
世間の後ろ指、世間の嘲笑が怖くって日傘は未だ持つ勇気がございません。
その思いが強過ぎるのか、テレビ番組「別人マダム」の屋外ロケでは
フリルてんこ盛りのおフランス製日傘を持っております。
が、これはあくまでもテレビ用。視聴率UP用。
世間の目を気にする度胸なしの私クシが、
普段そんな格好をして巷を歩いているわけがございません。
しかしです、オヤジだっていつ何どき出てくるか予測し難いシミを恐れており、
その発症は可能な限り遅らせたいと切に願っているのであります。
私クシは、日傘オンナを羨望の眼差しで眺めております。
ところで先日、興味深いNHKの番組を見ました。
日本語ペラペラの在日外国人達が、
日本人や日本の社会について奇異に見える事象を、
言いたい放題言いがかりをつける、日本人にとっては
自虐的ナルシズムの快感をくすぐられる番組です。
風鈴の音を聞いても涼しく感じないとか、
なぜ日本の街には自動販売機がやたら多いのか…とか、
褒めたり、こき落としたりと散々言い放った後、
ある若いフランス女性がご発言。
「日本人オンナの日傘ってとてもヘン!オカシイ!
世界中探しても日傘を差してる女はイナイ!
あんなのはヨーロッパでは前世紀の遺物。今、誰もイナイ!」
まわりの外国人達も「ソウソウ、カッコワリィー!」と。
へえ、そうかァ…そうだったんだ、とため息まじりに感心。
私クシここで2つの事実にやたら驚いたのでございます。
一つは、世界中のオンナはみんな日傘を差してると思ってなのに、
今は日本だけなんだァ…という事実。
そう言えば、夏にヨーロッパでもアメリカに行っても
日傘西洋オンナを見たことがございませんでした。
カリフォルニアの青い空の下でヒルトン姉妹がレース傘を
差したところを見た事ございません。
それどころかガンガンに強い日差の下でも、
おベンツの屋根全開で走ってらっしゃいます。
私クシ、目からウロコでございました。
日本の日傘は世界から見れば時代錯誤も甚だしかったのです。
これは衝撃の事実でございました。
そして、もう一つの衝撃。
紫外線を気にする日本のオンナの姿は外国人からみればカッコワルかったのです。
彼女達の言い分。
「なんで黒くなっちゃイケナイの?
なんでそんなにシミやソバカス気ニスルの?
日焼けはカッコイイジャナイ…もっと大事なコトアルッ!」
なるほどごもっともなご意見です。
シミよりもっと大事な問題は人生においては山積している筈。
自分の肌よりも守らならなければいけない事は世の中にいっぱいある筈。
美白、美肌至上主義の日本の日傘オンナは外国人から見れば滑稽で能天気なだけに映るのでしょう。
でもねぇ…と私クシは敢えて申し上げたい。
そもそも、我々東洋人の肌って何色だとお思いで?
黄色人種って言うぐらいだから当然に黄色!
と、考えている事がそもそもの間違いでございます。
いろんな人種のモデル達をメイクしてきましたが、
日本人の肌はぜんぜん黄色くありません。
白人の方達がちょっと日焼けした方がはるかに黄色ぽく見えます。
白人独特の僅かにピンクがかった肌色が紫外線を浴びる事により
オレンジ色がかった健康的な黄色に見えるのでしょう。
では、我々の肌は何色か?
くすみ色でございます。
残念ながら、ただくすんでいるだけでございます。
日本人の肌は表皮が厚いためか、肌色の中に僅かながら緑の色素が潜んでいるのです。
実は、その緑色がくすみの原因。
もともとくすんでる肌が日焼けすると、当然ながらくすみがエスカレートします。
ひと昔前のガングロくらい真っ黒なら、
くすみも黄色も言ってられない迫力がありますが、
日本人の中途半端な日焼けはドス黒く淀んだ肌色で、
かえって不健康に見えるだけでございます。
日焼けは健康的でカッコイイというのは、
そんな事情を露も知らぬ西洋白人のご発想。
いにしえの平安の昔から、御簾の中から浮かぶ白い肌は
高貴で奥ゆかしく女らしさの象徴とされてきました。
それ以来一千年以上の長きにわたり、
日焼けオンナが美しいなんていう美意識は日本文化にはないのです。
戦後の日焼けブームは西洋かぶれの一時的な気紛れでございます。
オレンジ色に輝く日焼けした白人オンナと、
ドス黒くくすむ日焼けした日本人オンナとでは、存在自体が月とスッポン。
根本的に日本人の肌には日焼けは向いていないのです。
そして、紫外線から守られた白く陶器のような肌…
そんなシミひとつなく透き通り壊れてしまいそうな美白オンナを、
日本男子は確かにお好きなのです。
緑の色素を含んだドス黒いオンナはオトコにもてないのを
日傘オンナは本能的によーく承知しているのです。
どんなに外国人から蔑まされようが、
どんな言い掛かりをつけられようが、日傘でお肌をお守りくださいませ。
もてる事はオンナとしては最重要課題。
美肌美白至上主義で何が悪い。
滑稽でカッコ悪くて何が悪い。
この少子化の世の中、人類存続のためには、実にまっとうな考えでございます。
オンナとして最後に栄光を勝ち取るのは日傘オンナでなのでございます。
そして、そして、世の乙女オヤジ達も日傘を持とうではありませか!
オヤジだってシミがあるより、
無い方が良いのに決まっております!美白オヤジで何が悪い!
投稿者 tadashi : 09:46 | コメント (1) | トラックバック
2007年10月19日
オリ・ムストネン

半年ぶり、久々のコンサートに行ってまいりました。
オリ・ムストネンという聞いたこともない
若き北欧のピアニストでしたが、これが大当たり!

曲はベートーベンの三番コンチェルト。
こんな解釈、こんな音色、こんな風体…何もかも初めての体験でございます。
思いっきりのハイフィンガーからの墜落するかのような打鍵は、
現代のいわゆる洗練された美しさからは程遠い音色。
解釈も刃物で切りつけるかと思えば、猫撫で声でむせび泣く、
スリリングなベートーベンでオーケストラもたじたじ。
そして18世紀の巨匠を彷彿とさせるような
大仰な演奏スタイルとステージマナー。
天才かただの奇人かは意見の別れるところでしょうが、
私クシは大好きでございます。 ともかくイチオシ注目株。
聞いてビックリ、見てビックリの衝撃ピアニストでございました。
投稿者 tadashi : 14:03 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月11日
かりんとう

東京に行くと必ず買うのが、銀座の「たちばな」のかりんとう。
日本に、かりんとう数々あれど、
私クシの一番のお気に入りがこの「たちばな」のかりんとうでございます。

色も形もシンプルで、とても綺麗なカンカンでございます。
そしてお味はスーパーエレガント〜!
洗練の極みのかりんとうでございます。
今回の上京の際も銀座に買いに行かなくては!と考えてた矢先、
仕事でご一緒した、大好きな東京のモデルさんから頂いちゃいました。
やはり美味しい!
昨夜からムシャクシャ、カリカリと瞬時にたいらげてしまいました。
お陰様でお腹がパンパン。
明日からダイエットでの日々でございます。


