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2007年07月31日
ティアラ展。

もう既に会期終了となってしまいましたが、
京都文化博物館でのティアラ展に二度ばかり行って参りました。
豪〜華!とはこの事。
壮〜麗!とはこの事。
百点以上にも及ぶ世界中のティアラが一堂に会した貴重な展覧会でございました。
しかもどれもこれもが超弩級。
おこがましくも賢くも、その中で私クシが一点選ばして
頂いたのが、このカルティエのティアラ。

決して派手でも大きくもないのですが、
優美さ、繊細さ、バランスの美しさで私クシなりの一等賞!
やはり、カルティエの20世紀初頭のエドワーディアン期の
ミル打ちされたジュエリーは天下一品のエレガントさでございます。
宝飾工芸史上、最も洗練され輝いていた時代ではないでしょうか。
それ以降は残念ながら下降線でお下品になりつつあります。
そして、現代は宝飾品が一般化され、庶民にも持つ事が許されたぶん、
とても通俗っぽいく即物的デザインで最悪な時代です。
特別な人達が、特別な目的のために創られた宝飾品は、本当に美しい!
その特別な人達がいなくなり、主を失った数々のティアラはからは、
憂いのある退廃美が漂っておりました。
投稿者 tadashi : 09:58 | コメント (1) | トラックバック
2007年07月25日
ティアラとシャンプーリンス

先日、百貨店で、「ヴァンクリーフ&アーペル展」の催しがありました。
関西風に略して「バンクリ」。
ご存知、パリの老舗超高級宝石店でございます。

そのバンクリの創業時から今日までの宝飾の歴史の変遷を、
華麗なる数々の代表作を通して見れる催しでございます。
私クシ、宝石は三度のメシより好きですので、
待ってました!とばかりに馳せ参じました。
さすがでございます。
宝石の質の高さもさることながら、そのセッティング技術の見事さ、
洗練された品格あるデザインや赴きは、
世界の王室の載冠式用クラウン、ティアラを手掛けただけに、
昨日や今日にブームに乗った即席ブランドとは、
根本的に格が違います。
工芸品というより、もはや芸術品の域。
特に20世紀初頭のエドワーディアンスタイルやアールヌーボーの
緻密でデリケートな仕上がりは絶品。
もう、よだれタラタラでウィンドウにしがみついて見ておりました。
さて、今回の呼び物の目玉展示品の一つが、
グレース・ケリー公妃のティアラでございます。
ハリウッド女優からモナコ公国に嫁ぎ、世の女性の羨望の的になった、
あの美貌の公妃が実際に着御したティアラでございます。
こういうイベントの時、目玉展示品はありがた味を持たせるために、
たいてい最後から一つ手前のあたりのコーナーにあります。
(一番最後でないところがニクい)
その目玉ティアラを目指して、奥へ奥へとまっしぐら。
ございました!
強面の警備員に守られ、360度から見透せる分厚いガラス張りの
ウィンドウの中に、まさに王妃の如く鎮座おわしました。
ティアラ、大好きです!
前から横から後ろから、下から上から、そのウィンドウをぐるぐる周り、
警備員のお兄さんの不審者を見る目付にもめげず、
まさに穴が空くほど凝視いたしました。
嗚呼、憧れのグレース公妃のティアラ!
…と、言いたいところですが、なんかヘンです。
とてもヘンです。
もちろん、そこいらのブライダルサロンでリースしている
ガラス玉えせティアラよりは、比べ物にならないくらいにご立派。
ダイヤモンドも強烈に煌めき、やはり本物の輝きと存在感です。
しかし、やっぱり何だかヘンです。
それは、形のようで…形がどうも歪でヘンなんです。
その得体の知れぬ、ヘンを解明すべく、真後ろにまわって観察すると、明すべく、真後ろにまわって観察すると、
奇妙な留め金を発見。
最後部にティアラの馬蹄型の端と端を繋ぐように留め金が付いているのです。
そこで解説プレートを読むと
「このティアラはネックレスとしても使え、
娘のキャロライン公女はネックレスとして着用していた。」
というような内容の事が書かれていました。
つまり、あの留め金はネックレス用の留め金で
ティアラを上下ぐるっとひっくり返すとネックレスに変身するのです。
とてもお便利!
一粒で二度楽しめるご発想。
なんと合理性に富んでるではございませんか。
もし、新語をつくるなら
「ティアネック」とでも名付けましょうか。
(パンストみたいで素敵なネーミングです。)
でも、両方楽しめるということは、
片方の目的の本質は十分に果たせないとも言えるのです。
異なる2つの目的を一つにまとめると、必ず無理が生じ、
美しさに欠けた半端なシロモノが出来上がります。
ネックレスは女優の首やデコルテを華やかせ、顔を美しく見せるアクセサリー。
しかしティアラは単純に女性頭部を飾るアクセサリーという意味だけでは
ありません。
後光、光輪、オーラとかいった、肉眼ではとらえにくい輝きを
人工的に具現させた、頭頂部光輝髪飾りなのでございます。
つまりは、特別な人が、特別な時に威光を放つ、
特別なもの。
ネックレスはネックレス、ティアラはティアラで、
一緒くたにすると決して美しくはならないのです。
くるっと逆さまにしても美しいのは富士山と天橋立くらいなもんです。
この中途半端な機能性が、この目玉ティアネックのヘンさの原因だったのです。
これを見て、ふと思い出した物がありました。
ふた昔前に流行りかけたシャンプーリンス。
シャンプーとリンスを一つにまとめたシロモノ。
汚れを落としと、髪の保護とは全く別の正反対と言ってもよいくらいの目的。
2つを使いわけるのは邪魔くさいからと言って、一つにしてしまうと、
汚れ保護もどちらも中途半端に終わってしまいます。
おかげで、この商品もすぐにすたれてしまいました。
パウダーファンデーション。
肌をカバーする目的のファンデーションと、その油分を固定するパウダー。
当然目的は別。
ですからパウダーファンデーションだけで強引にカバーした女性は
粉吹き顔でぜんぜん美しくございません。
シャンプーリンスやパウダーファンデーションのように日常に使うアイテムならまだしも、ティアネックはいけません。
一国の元首夫人が着御なさる物ではございません。
ティアラには合理性や利便性、とかの俗っぽいものは、
ことごとく排除しなくてはならないのです。
ティアラにおいて機能美を追求すると、
とてもお下品なアクセサリーとなってしまいます。
やはり、ヨーロッパの大国ではなく、小さな公国ゆえの宮廷費不足からかと、私クシのようなゲスな人間はつい勘ぐってしまいます。
あるいは、利便性と経済的を追求した、
大国アメリカから輿入を果たしたハリウッド女優のこれが限界とも…
恐れ多くも賢くも御無礼いたしました。
シャンプーリンスは消耗品で、すぐに消え去りましたが、
ティアネックは消去するわけにはいけません。
ゆえに、とても高額厄介品。
いずれにせよ、今回のバンクリ展の最悪目玉展示品が、
このティアネックでございました。
投稿者 tadashi : 09:57 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月18日
別人マダムのロケ現場。

先日はTVミヤネ屋の別人マダムのロケ撮影がございました。
アナウンサーの清水健ちゃん、ディレクターの吉田女史はじめ、
スタッフ全員本当に異常?に明るく素敵な方々です。
今回は大雨という最悪状況でしたが、そんな天変地異もなんのその。
キャキャ、ワイワイとまるで修学旅行のようなノリで、
ばく進した1日でありました。
毎回、毎回、スタッフの方々に感謝するロケ現場でございます。
ところで、最近アナウンサーの健ちゃんとワタクシとの
仲が噂されているようですが、真相は…写真でご想像くださいませ。

隔週木曜日放映で次回は7月26日でございます。請うご期待!
投稿者 tadashi : 10:28 | コメント (1) | トラックバック
2007年07月11日
こんなに美味しいもの!

恥ずかしながら、この年になるまで私クシは存じませんでした、
こんなに美味しい物がこの世の中にあるなんて!
ねっとりと歯にくっつきそうでくっつかないモチモチ感。
その間からスルッと現れるサラッとしたアンコ。
こんな不思議な食感は今まで味わった事がございません。
まるで甘口テンピュールのようでございます。
それは京都名物、阿闍梨餅でございます。

生まれて初めて食べたのが半年前。
それからこのモチ、スルッ、サラッにはまっております。
ああ、死ぬほど腹一杯食べたい、阿闍梨餅!
そして、阿闍梨餅が一杯詰まった枕で寝てみたい〜!
きっと安眠できると思います。


