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2006年01月19日

オヤジのデコルテ。

オヤジのデコルテ。


今回は、自分の事をしっかりと棚上げしてお話させていただきます。

今、オヤジが嫌われています。

歴史上、こんなに世間からオヤジが嫌われた事はなかったのじゃないでしょうか。

戦争を知らないオヤジ達。

昭和20年以降に生まれ、全く意味の無さなかった学生運動を無気力で傍観し、
高度成長時代を当然の如く受け入れ、バブルもホイホイ調子に乗り、バブル崩壊で、やっと生まれて初めての挫折感。

挫折感が遅すぎました。

大人の麻疹は治りが遅うございます。
ですから戦前生まれのオヤジ達とは気骨が違います。

とっても軟弱。

とってもノウテンキでございます。

新幹線に乗ると、このオヤジ達の生態行動は目に余るものがあります。
発車するやいなや靴を脱ぎ、缶ビールをプチン。

スポーツ新聞をガサガサ広げて大股開き。
決まったようにスルメと竹輪とピーナッツをボリボリ。
私くしは何が嫌いって、ビールとするめの混った複雑な匂いが最もイヤでございます。

その後はジワッと来る加齢臭。そしてイビキにゲップ。たまに放屁も。

となりに座っている人間の迷惑なんて関係ナシ。
マスカラにしか興味のない小娘達の方が余程マシでございます。

うるさいわ、くさいわ、醜いわ…。

何の取り柄もないのが現代のオヤジ達。
若い世代に嫌われて当然です。

この現代のオヤジ達には、自我と自意識が根本的に欠落しているのであります。

でもね、じっと見ているとやっぱり哀れ。

日本経済の底辺を支え、バブル崩壊から未だ立ち直れなく、
女房子供から会社からも嫌われながら小銭を稼ぎ、
疲れ果てているその姿はやはり哀れの一語に尽きます。
きっと新幹線の席ぐらいにしか、ホッとできる時間はないんでしょうねぇ。
まあ、するめもビールも大目に見ようではございませんか。

さて、その同情すべき哀れオヤジの対極にあるオヤジ属がいます。
私くしにとって、こちらの方がはるかに始末に悪いのでございます。

雑誌「レオン」見過ぎのチョイワルオヤジ属であります。

最近、チラホラ街で見かけるようになってきた。
ワルくもないのにコワルを気取ったオヤジ達です。

中年オシャレは大変に結構なことでございます。
チョイワルを気取ってモテたい気持ちもよく分かります。

でも、あのシャツの間から見えるデコルテはいけません。

とってもイヤらしい。

衿高のシャツをライオンのたてがみの如くたてまくるのはヨシとしても、
なんでボタンを3つもはだけてデコルテを見せびらかせなければならないんでしょうか。

さかりのついた中年はセクシーを通り越して、汚く、下品でグロテスク。

見れば見る程にイヤらしい。

なら見なけりゃいいのに思わずシャツの間をのぞき見てしまうのがデコルテの持つ官能性です。

若く美しいオトコのデコルテはそれなりにセクシーさをアピールするものがあるでしょうが、オヤジのデコルテはゴルフ焼け、アルコール焼け、シミ、ソバカス、縮緬ジワ、白髪まじりの胸毛が絡み合ってとても醜悪。

雑誌「レオン」のように浮き世離れした外人モデルならイヤらしさも我慢できようものですが、日本人はあまりにナマナマしくて不潔さが先行してしまいます。
年をとって、中途半端に自我と自意識に目覚めると、哀れオヤジ属より始末に悪く、
同情すらできません。

チョイワルオヤジ達よ、雑誌なんぞに浮かれないで、中年らしく人生の豊かさを感じさせるオシャレをしようじゃございませんか。

せめてデコルテのお手入れぐらいは…おーコワッ!これは冗談。

以上、ワタクシ自身にも言い聞かせた自己反省文でもございます。

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投稿者 tadashi : 2006年01月19日 19:20

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