2005年06月22日

お金について。


最近、仕事で「お金」のことがよくテーマになる。
よくテーマになる、というよりは、あたしが自らテーマにしてるんだ。

うちの会社は、「仮説創造研究所」ていうんだけど、
どんな仕事をやってるかというと、かんたんに説明すると、
「こんなのあったらいいな」「あったら楽しいな」「あったら便利だな」
と思う仮説をたてて、それをカタチ(つまり事業)にして、
そして世の中にデビューさせる会社。

と言っても、わが社は「仮説創造研究所」なわけで、
商品をつくってるメーカーでもないし、売ってる販売店でもないので、
いまの世の中になくて、きっとたくさんの人に喜んでもらえるだろうと
思う仮説を綿密にたてて、商品を作ってるメーカーさんや、商品を
仕入れて売ってる会社と組んで活動してるわけです。

で、話を戻すと、 なぜあたしが最近「お金」をよくテーマにするかと
いうと、お金がなければチョコレート1枚も買えないからです。

あたしたちが「どこにもなかったおいしいチョコレート」を仮説して、
チョコレートメーカーに持ちこんでデビューさせたとしても、
そのチョコレートがどれだけの人においしいって喜んでもらえたかを
はかるのは、やっぱりチョコレートの売上げで判断されるからです。

そのもっと前に、
おいしいチョコレートを開発するのにもお金がかかるし、
おいしいチョコレートをデビューさせようという動機もお金を稼ぐため
だとはっきりしているからです。

おいしいチョコレートをデビューさせた会社A社は、
おいしいチョコレートを買ってくれたBさんのおかげで儲かる。

おいしいチョコレートを食べて元気がでたBさんは、
会社にいって、いつもよりたくさん仕事をして会社に利益をもたらす。

Bさんがいつもよりたくさん仕事をしてくれた分、
利益が向上したC社は、利益が向上したぶんだけBさんのお給料を
たくさん渡せることになる。

収入がふえたBさんは、大好きで元気のでるチョコレートを、
お給料があがったから1枚じゃなくて10枚買うことができる。

めちゃくちゃシンプルに書いたけど、こうしてお金がフローしてる。
通貨制度の世の中である限り、こうしたキャッシュフローをもって、
人と人、人と企業、人と国、国と国がつながっている。

なので、あたしはいつも仮説をたてるときに、「お金」をテーマに
しているわけです。当然といえば当然だけど、世の中そうでもない
んだな、これが。

♪よーく考えよう。お金はだいじだよー


そんなCMがあったけど、あの会社は何もみんなの大事なお金を
ふやしてくれるわけでも、守ってくれるわけでもない。

ただ、「そうだ、お金はだいじだ」て思わせて、保険に加入させる
ためだけのCM。お金はだいじだ、て言ってる会社自らが、
ギャラの高い人気タレントを起用して、高いCMをバンバン流す。
そんなことしなかったら、もっと保険料安くなるかもしれない。

保険に入ったからて言って、病気しないわけじゃないし、
病気しないで健康でい続けたとしたら、だいじなお金は戻らない。
だけど、あの会社は、世の中のたくさんの人があのCMソングを
耳にして「そうだ、安心を買っておきたい!」て思うから、
加入者がどんどん集まって成長するんだな、これが。

10年間病気しなかったら、お祝い金をあげちゃうって保険もある。
だけど、自分の健康のお祝いに、自分でためておいたお金なだけ
であって、保険料を払ってない人に、どうぞてプレゼントしてくれる
いい保険なわけではないんだな、これが。

こうして、みんなお金のために働いて、
病気になったときのお金の心配をしてお金を払って安心を買って、
安心を買い続けるのにお金がいるから、働きつづけてる。
まともなような、異常なような。


あなたは、いつまでお金のために働きますか?


あたしは、お金のために働くのははやく卒業して、
あたしの健康と楽しい人生のために仕事をしたいと思ってます。

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投稿者 takako : 23:26 | コメント (1) | トラックバック