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■せっかくだから、尾道でラーメンに舌鼓。 |
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大林宣彦監督のおかげで、すっかりメジャーな観光地となった尾道。穏やかな海に行き交う船、石段と坂道が続くレトロな町並み……と、初めてでもなんだか懐かしい“瀬戸内旅情”が存分に味わえる町。宿を取り、もっと気ままに歩いてみたくなるけど、先がある身、グッと我慢。ここでは話題の尾道ラーメンの祖「朱華園」に向かう。休日ならまず行列を覚悟しなければならないのがココ。ちなみに私が訪れた時も圧巻で、60人くらいは数えたがアホらしくなり、おとなしく最後尾についた。そして待つこと1時間。一緒に行った仲間のうちには濃い濃い味にとまどった尾道ラーメン初心者もいたが、やっぱりみんなで『うまひー!』。ちなみに店から商店街は歩いてすぐなので、交代でぶらついて(なかなかその商店街もレトロでよろしい)有意義に過ごそう。
食後は地元の女子高生御用達、手作りアイスクリームの「からさわ」へ。ここに来るか来ないかで尾道の印象は変わってしまう!とマジで思ってしまったほどの美味。ぜひ。 |
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■足を踏み入れて恐るべし「坊ちゃん湯」。 |
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尾道から風光明媚なしまなみ海道を渡って愛媛に向かう。対岸の今治からクルマで約1時間で松山の町に入り、道後温泉へ。こじんまりした町並みを縫うように狭い道が走り、ほどなくあの有名な「道後温泉」の前に到着する。ここは正式には「道後温泉本館」という名の建物で、宿泊施設はなく、いわば公衆浴場だ。明治27年建築という風格ある佇まいに温泉フリークとして心ときめかずにいられない。
ホテルのチェックインを済ませると、いざ本館へ。その入り口からして重要文化財だが、その中もこれまたすごい。古くて狭い通路に人がひしめきあい、まるで二条城をみんながタオルとパンツを持って走りまわっているかのような面白さだ。やたらと広い脱衣室もレトロムード満点。入浴は専用の休憩室のつく「霊の湯」や「神の湯二階席」のコースもあるが、私は休憩室のない大人ひとり300円の「神の湯階下」コースを選んだ。
その辺のおばちゃん達を見習い、股間だけ隠してチープな入り口の扉を開けると、思わず『ウッ!』とのけぞった。凄まじい人の数。一面ハダ色だ。そしてまた想像を絶する温泉のゴージャスなインテリア。ひょうたんのようなカタチの風呂の中心にあるのはトレビの泉か……?とにかく一言で言うなら『ここはまさしくトルコだ!』。設計レイアウトなんて正直言ってムチャクチャ。シャワースペースと浴槽との間が大変狭く、意識していなければシャワーの泡沫は、風呂の縁の部分に陣取った地元のおばあちゃん軍団に容赦なく降りかかる。するとオバアたちは怒って風呂の水を罵声とともにシャワーを浴びている人めがけてぶっかける。私は現に何も知らぬうら若きギャルたちがその目にあって、驚きと怒りに肩を震わせながら退場していく様を何度も目にした。そんな恐ろしい光景を横目に、私たちはひたすら静かにカラダを湯に浸していた。
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【おいでん家(料理店)】
道後温泉本館前にある魚屋直営の活魚料理店。とにかく新鮮で美味しい。人気店なので予約しておくとベター。
松山市道後湯之町13-23 TEL.089-931-6161
【からくり時計】
道後温泉駅前にある巨大なカラクリ時計。1時間おきに「坊ちゃん」の主人公たちが勢ぞろいして大騒ぎ。
そのバカバカしいほどの無邪気さに心癒されること間違いなし。 |
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■ついつい財布のヒモがゆるむ砥部焼の里。 |
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『うわーそんなトコ行きたくないよう』と誤解されないように、一言。ホテルに戻って、ベッドに横たわった時、なにげなく脚を重ねて驚いたのだ。あれ、私の脚こんなにすべすべだったっけ?と。これまで数多くの温泉を訪ねてきたけれど、これほど泉質の良さが実感できる温泉は初めてだった。いろんな意味で期待を裏切ってくれる道後温泉本館だったが、温泉の雄として君臨し続ける理由はほかでもなくこの泉質にあるのだろう。それから再びホテル内の温泉を堪能したのは言うまでもない。
次の朝は、クルマで30分ほどの砥部焼の里へ。ぽってりとした白磁の器に藍の絵付けが印象的な砥部焼。日常使いの器として発展してきたものだから、気取らず、飾らず、リーズナブル。ロードサイドにはいくつもの販売店が軒を連ねるので、ぜひ訪れてお気に入りを見つけたい。
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【砥部焼伝統産業会館】
歴史的資料や全窯元の作品を展示。販売コーナーもあり。
伊予郡砥部町大南335 TEL(089)962-6600
【陶芸創作館】
手びねりや絵つけが楽しめる。時間があればチャレンジを。
伊予郡砥部町五本松82 TEL(089)962-6145 |
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■せっかくだから、高松で讃岐うどんに舌鼓。 |
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砥部からは松山自動車道で一気に高松へ向かう。もちろん目標はお昼御飯の讃岐うどんだ。とりあえず高速道路を降りるとすぐに発見したセルフタイプのお店を見つけて飛び込む。つやつやでぷりぷりの麺に思わず『うひゃーうまひー!』。
讃岐うどんについては地元のタウン誌が手掛けた「恐るべきさぬきうどん」という名著があるので、そちらを読んでいただくとしてここでは省略。わざわざ行ったからには有名店と地元の人しかいかないセルフ店の両方を味わっておこう、とみんなで話し合い、今度は有名店を探す。
高松の繁華街に着いて客待ちをしているタクシーの運転手に尋ねると、無言で道の向こうを指さした。その指の先には「うどん黒田屋○○店」の文字。なんともあっぱれ、高松である。そしてもう1杯をぺろりと平らげて、街は大きくて楽しそうなのに、人が全然いない商店街をそぞろ歩く。そのうちだれともなく、夕御飯の徳島ラーメンはちょっと無理かな〜とつぶやき、私を含めみんなが大きく頷いた。
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【中北】
どうしても辿りつけなかった知る人ぞ知るセルフの名店。場所がとにかく分かりにくい。
高松市勅使町1012
【小縣家】
ゆでたてのうどんに大根おろしと生醤油をかけていただく、しょうゆうどん発祥の有名店。うまいよー。
香川県仲多度郡満濃町吉野1298-2
TEL0877-79-2262 |
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