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先日、昔の大学病院の後輩医師達と飲んでいた時、会話の中で乳癌の話題となりました。彼らも乳癌を診察するが全く乳癌の診断・治療を理解してないで、乳癌の手術・治療を行っていることに驚きを隠せなかったのが現実です。しかし、病院からは、売り上げを上げるために乳腺外来をやるように言われ困惑していると言ってました。
今日は、乳癌とはどんなものかということについて述べたいと思います。
当然、癌は悪性です。癌と一言で言うが、実は顕微鏡で見ると組織の型で何十種類かに分かれます。例えば『比較的転移に関係するもの』・『細胞増殖の速度に関係するもの』・『抗癌剤の効果に関係するもの』・『ホルモン療法の効果に関係するもの』・『遺伝子治療に関係するもの』など様々分類されます。
よく皆さんは癌と聞いただけで死ぬんだと思われがちだが、私はいつも言います。「色々な種類がありますから、その結果を見ないと解らないです。」
また、癌の悪性度のグレード3段階で分け評価をします。
よく病期を決定する意味で病期分類(ステージング)という言葉を聞かれると思います。乳癌では『TNM分類』というものを使ってます。これは触ったときのしこりの大きさ・腋窩リンパ節(腋の下のリンパ節)の状態・乳房以外の臓器への転移の有無などによって分類します。
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