今週のお外ごはん

マダム・クリコ
グランメゾンから場末の赤ちょうちんまで、どこでいつ会っても、飲んでいるか食べているかしているマダム。その私生活は謎につつまれている(お約束)。マチュアないい女をめざして精進するも、肌年齢だけがマチュアになってきていることに密かにあせっている今日この頃。赤ワインのポリフェノールを毎日大量摂取しているためか心臓だけは異常に強いのが自慢の牡羊座。
今週のお外ごはん
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●なかなかなエスニック
  ベップ・オーイ(Bep Oi)
  TILE
  Cita Cita
  BaliLax
●ワインなダイン(爆)
  クロ・ド・ミャン
  YUZAN(遊山)
  ラ・トォルトゥーガ
  豚玉
●カウンターでふたりで…
  ますだ
  余志屋
  ロソーリオ
●緊急レポ ラビュー東京
  ラ・カスカータ
●とりあえず居酒屋さん
  我家2 GAYA-GAYA
  無類陶板焼 黒
  ウシノホネZUTTO
●なかなかよくてよ♪チャイニーズ
  白椀竹快樓(パイワンジュウカイロウ)
  中国料理 故宮
  胡同マンダリン
●今日びのお寿司
  回転寿司 三九二(ミクニ・プリヴェ)
  TSUBAKI sushi
  dai-sushi
●なぜか札幌…
  MIKUNI SAPPORO
●ラビュー東京2nd
  Furutoshi
  鼎(kanae)
  リストランテ ダ・クゥイ
  Fish Bank TOKYO
●記念日系フレンチ&イタリアン
  フィリップ・オブロン
  ピアノ・ピアーノ
  ポンテヴェッキオ
  マルメゾン
●和食でGO。
  スローブルーコンシャス
  櫂(かい)
  豆水楼
  三嶋亭
●愛するお肉
  あぐら
  くにやす
  福家
●ラビュー東京・銀座でワイン
  オザミ・デヴァン
●何となく便利組
  ザ・リバー・オリエンタル
  ノー・スクラブ
  八咫(やた)
  ザ・ハウス・オブ・パシフィック ●ラビュー東京・冷酒ごっくん
  酒呑(ささの)
●とりあえずBrand New
  Auxamis(おざみ)
  Tout-Le-Monde(トゥールモンド)
●ラビュー東京・いい汗六本木
  天一★ Tian Yi Bao
No.44

こんにちは。マダム・クリコです。
やっと秋めいた風が感じられるようになった今日この頃、皆様方にはいかが
お過ごし?先日、某紳士が「たまには○○にでも行きましょう」とおいしい
イタリアンにご自分から誘っておきながらいきなりドタキャン、という事件
があったの。「ワルい! 急にトラブルがあって今日は行けない!」と携帯
に連絡があったのは待ち合わせをしていた7時半の5分前。
その日は誰もが楽しい週末、金曜日でした。
「なんですってぇぇ! 今さら一人でどうしろっておっしゃるのぉぉ?」と
むなしく切れた電話にむかって叫びつつ途方にくれたワタクシ。
その後ひとりぼっちで金曜の夕ごはんを食べた苦い思い出・・・。
そのドタキャン紳士であるI氏が「先日のお詫びがいたしたい・・・」
と連絡してきた。まあ、殊勝な心がけだこと。そこでおいしいワインをガン
ガン飲ませていただくべく、前から気になっていたビストロを指定させてい
ただいた。「とりあえずBrand New」その2は、
大阪・土佐堀「Tout-Le-Monde(トゥールモンド)」でお外ごはん。

「これこれ、」と笑みがこぼれる美味しさ。
信頼できる味、というのかしら。
味や食感のバランスとして不足がない。

「いや、先日はほんっとーに申し訳ない」会ったとたんに深々と頭を下げるI氏。
「ぜんっぜん、気にしてませんわぁっ」と言いつつ、ワタクシは先日のうっぷんを
はらすべく食べて飲む気満々、テーブル下で握ったコブシに力が入る。
土佐堀から中之島へ橋を渡る手前、ひょこっと窪地のようになったキュートな地形
のとこにあるこのお店。探しているときは、ガラスの扉に「T L M」とロゴが入
っているだけでそれらしい表示が他になくわかりづらかったけど、この表示の仕方
自体はなかなかに可愛いわ。
壁際にグレーのソファと同系色ファブリックのクッション、クロスのかかってない
木のテーブルの上にグラスとシルバー、向こうにはカウンター。
全体的に素材感重視でシックな感じの店内。とりあえず居心地はとてもいい。
見かけはビストロというよりシンプルなカフェだけど、「おいしいものを出す店の
匂い」みたいなものが漂っている。

なーんて思っていると「いらっしゃいませ、あの、申し訳ありません」といきなり
謝られて目を白黒させるI氏とワタクシ。可愛い女性スタッフが、やや舌足らずな
感じで説明してくださるには、これから1時間後くらいにワタクシ達のすぐ後ろ側
の席に8名くらいの団体客の予約が入ってしまったとのこと。
「少し騒がしくなるかもしれませんが、申し訳ありません。」ということなわけ。
あらかじめ言っておいてくださるなんて良い気遣いだわ、好感。
「いやいや、我々もワインが入ったらうるさくなる客だからね。ちょうどいいです
よ」と答えるI氏。みなでにっこり顔を見合わせるのでした。これだけだったけど
今日は楽しく過ごせそう、という確信を感じてメニューを拝見。
グラスのスパークリングワイン(もちろん、このお店ではシャンパーニュと混同す
るような愚は犯していなかったわ。今日はスペインのカヴァよ、辛口で美味しかっ
たわ。)で喉をうるおしつつ、選ぶ。

「シャラン産鴨のロティ」「ラングスティーヌのポワレ」・・・あらあら、思った
より本格的だわ。実際のメニュー名は「○○のソース、△△添え」がついていて、
もっと長い。しかも一品あたり2,500円前後から4,000円くらい、けっこうなお値
段ね。まあ、今日はお詫びの食事だからいいけど、思ったより高い店ね・・・
と考えつつも、一応二人ともオードブルとメインで二品ずつ選ぼうとしたら、先程
の女性スタッフが「うちは量が多いので、どのお皿もシェアをおすすめしてます。
お二人で二品ずつは多すぎるかもしれません」とアドバイス。
では、とりあえず2品くらい食べてからお腹具合を見ましょう、と
「サーモンのマリネ・カンパリ風味」と「ウニとトマトのサラダ」をお願いして、
ワインを選ぶことに。I氏はいつも大変な勉強家でいらっしゃるけど、ワイン知識
に対するアプローチも真面目で熱心な方。ここのワインリストはそれほど数多くは
ないけれど、フランス・イタリア・スペインとこだわりなく並んでいて、そのどれ
もがきちんと吟味された跡がうかがえる楽しいもの。I氏はリストをスミからスミ
まで念入りにごらんになり、女性スタッフと相談もしながら、イキイキと選ぶ。
本当に楽しそう。料理に合わせて、というよりは「興味があるから飲んでみたい」
というイタリアの中重口の赤を選んで、栓を開けておいてもらい、飲物はカヴァの
グラスを追加して、とりあえずオーダーした2品を食べることにしたわ。

さて、料理。女性スタッフがおっしゃるとおり、大したポーションだわ。
口に運ぶと「んま♪ふふふ、美味しいですね〜」「あ、合うね♪ウニとトマト〜」
「おおっ」と驚くよりは「これこれ、」と笑みがこぼれる美味しさ。
信頼できる味、というのかしら。味や食感のバランスとして不足がない。
その後「鴨のロティ」を追加したけど、添えてある野菜もよく味がついていて、
量も多め。ほどよく空気と混ざった赤ワインと共にゆっくりと楽しませていただき
ました。 

サービスは店で一体となって一生懸命やっている感じ。
時間が遅くなるにつれて混んできて、少々声をかけづらいシーンもあったけど、
気になるほどではなかったし。かえって気をはりすぎていないところが、料理の実
力と微妙なバランスですごくいいわ。ここって最近オープンしたのかと思っていた
ら、昨年の7月。1年以上はやってらっしゃるわけね。
これからも、このままの和やかな感じでいてほしいわー。

今日は二人で約21,000円、一人あたり10,000円とちょっとなのね。といっても、
これはたぶんお高めのワインを開けたせい。
この感じだと通常は一人あたり7〜8,000円くらいではないかしら。量は確かに多
いから、二人よりは3、4人のほうが安く色々食べられて楽しいかも。
そうそう、くだんの「団体客」も「おいしい、おいしい」とお食事を楽しんでいる
だけで全然うるさくなんかなかったっけ。
ランチは1,200円でスープ・前菜・メインが食べられるそうだけど、
評判がよろしすぎて必予約らしいわ。 夜も予約しないとたぶん入れないわよ。

「Tout-Le-Monde(トゥールモンド)」
味
インテリア
インテリア
(1=お金返して 2=もう結構 3=まあまあね 4=おいしかった♪ 5=もうトリコ・・)
インテリア(1=×× 2=も少し何とか 3=ま、こんなもん 4=いい感じ♪ 5=ここで暮らす!)
接客(1=責任者呼べ 2=頭悪 3=ま、こんなもん 4=いい感じ♪ 5=チップあげたい)
■場所 大阪市西区土佐堀1-4-2 西田ビル1階
TEL 06-6444-8819
■営業時間 ランチ11:30〜14:30(L.O.) ディナー17:30〜22:00(L.O.) 
■お休み 日休