今週のお外ごはん

マダム・クリコ
グランメゾンから場末の赤ちょうちんまで、どこでいつ会っても、飲んでいるか食べているかしているマダム。その私生活は謎につつまれている(お約束)。マチュアないい女をめざして精進するも、肌年齢だけがマチュアになってきていることに密かにあせっている今日この頃。赤ワインのポリフェノールを毎日大量摂取しているためか心臓だけは異常に強いのが自慢の牡羊座。
今週のお外ごはん
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●なかなかなエスニック
  ベップ・オーイ(Bep Oi)
  TILE
  Cita Cita
  BaliLax
●ワインなダイン(爆)
  クロ・ド・ミャン
  YUZAN(遊山)
  ラ・トォルトゥーガ
  豚玉
●カウンターでふたりで…
  ますだ
  余志屋
  ロソーリオ
●緊急レポ ラビュー東京
  ラ・カスカータ
●とりあえず居酒屋さん
  我家2 GAYA-GAYA
  無類陶板焼 黒
  ウシノホネZUTTO
●なかなかよくてよ♪チャイニーズ
  白椀竹快樓(パイワンジュウカイロウ)
  中国料理 故宮
  胡同マンダリン
●今日びのお寿司
  回転寿司 三九二(ミクニ・プリヴェ)
  TSUBAKI sushi
  dai-sushi
●なぜか札幌…
  MIKUNI SAPPORO
●ラビュー東京2nd
  Furutoshi
  鼎(kanae)
  リストランテ ダ・クゥイ
  Fish Bank TOKYO
●記念日系フレンチ&イタリアン
  フィリップ・オブロン
  ピアノ・ピアーノ
  ポンテヴェッキオ
  マルメゾン
●和食でGO。
  スローブルーコンシャス
  櫂(かい)
  豆水楼
  三嶋亭
●愛するお肉
  あぐら
  くにやす
  福家
●ラビュー東京・銀座でワイン
  オザミ・デヴァン
●何となく便利組
  ザ・リバー・オリエンタル
  ノー・スクラブ
  八咫(やた)
  ザ・ハウス・オブ・パシフィック ●ラビュー東京・冷酒ごっくん
  酒呑(ささの)
●とりあえずBrand New
  Auxamis(おざみ)
  Tout-Le-Monde(トゥールモンド)
●ラビュー東京・いい汗六本木
  天一★ Tian Yi Bao
No.43

暑いっ、暑いですわっ! あ、失礼。マダム・クリコです。 
お盆も過ぎたのに、街全体をつつむこの熱気は何なのかしら。ニュースで
「今年は冷夏で・・・」なんておっしゃっているけど、うそっぱちですわ。 
おかげで大好きな赤ワインもいつもの半分しかのどを通らないありさま。 
早く秋がこないかしら・・・。
さて、そんな暑熱の中、ちょっと用があってまた東京にまいりました。
うっとおしいことに日帰りだったのだけど、仕事も順調に終わり予定の新幹
線まで時間があるので早めの晩ご飯でも、と仕事仲間がちょっといい店に連
れてってくださったの。
そんなわけで今週は「ラビュー東京・冷酒ごっくん」と題しまして、
「酒呑(ささの)」でお外ごはん。

地味なくせにレアで良質なアテは
酒呑みのハートにくるものなのよ。 

六本木の駅から外苑東通りを乃木坂へ。
派手な外車やら黒塗りのクラウンやらぶうぶう走っているのに雰囲気的に妙にひな
びた感じのするあたりでタクシーをおりる。今日は5人ほどの団体で来ていて、
ワタクシ以外は全員男性。どやどやと案内されるままにすすむワタクシたち。
どこにでもありそうな地味〜な古いビルの2階までは大変狭くて急な階段だけど、
何かを期待させる雰囲気はあるわ・・・これは純粋なカンというより、ここに連れ
てってくださったM氏が「かーなりおススメです」と自信たっぷりに言っていたせ
いかも。なにしろ店の名前がよくないこと? 

2階にあがるとすぐに入口。
「海の家」のようなスダレをパーティションにしているようなやや安っぽいしつら
えにかすかな失望を感・・・じる間もなく、青くゆらめく水槽と大きな冷蔵庫の中
にぎっしり詰まったお酒の数々が目にとびこんできたわ。
おおっと、田酒に飛良泉に黒龍に、まあ焼酎もあら泡盛もまあワインもシャンパン
も・・・そのぎっしりとした詰まりぐあいに店主の熱意を感じることができるわ。 
おまけに青い水槽はいわゆる「生け簀」で、常に中の魚は入れ替わっているらしい。
もちろんお造りなどはこの生け簀から・・・。 こんな狭い店のくせにやるわね。
少なからず興奮してきたワタクシ、意気揚々とお席へ。

板間の小上がりに通されると、そこにも青くゆらめく水槽が。
あっさりした木とコンクリートの組合せの室内に青い水槽が合ってて不思議な落ち
着きを感じられる、いいお店だわ。照明もいい感じに落としてある。
残念なことに小上がりは掘り炬燵でも何でもないので、正座の苦手なマダムである
ワタクシとしてはやや辛かったわ。 あとね、生ビールがないのも少し残念だった。
でもここ、今となってはめずらしい「ハートランド」も置いているわ。
よほどお酒が好きなのね。今日のところはビンのモルツスーパープレミアムで乾杯。
今日の仕切は案内のM氏におまかせなので、何が出てくるかワクワクして待つ。
まず、衣かつぎ、牛蒡のささがきをパリパリに揚げたチップス、真鯛のお造り。
みなそれぞれお酒が大好きな一同だったので、まず衣かつぎと牛蒡チップスといっ
たアテに嬉しいものがささっと出てきたのには感激。
「あっ、だだ茶豆があるじゃないか」とメニューを見ていたS氏というおじさまが
叫び、一同また興奮する。だだ茶豆は最近なかなか生産量が少なくお目にかかれな
いけど、その甘味や香りに魅せられている人は多い。こういう地味なくせにレアで
良質なアテは酒呑みのハートにくるものなのよ。

その後は、新さんまのお刺身&生姜煮、地鶏の塩焼、ヒラメでタラコを包んでフラ
イにしたもの、イカの酒盗豆腐ようソース、あいまにサラダと白和え、豚ロースを
卵にくるんで揚げてたっぷりのネギとポン酢をかけた「ねぎとん」・・・。
お酒も飲む飲む。ビールが軽く7本あいたところで、ノってきたM氏がまず某有名
メーカーの山廃を選び出す。
「え〜? それって量産メーカーじゃない」と思ったら、それは工場とは別の昔な
がらの蔵で作っている種類だそうで、めったな店には卸していない極上ものらしい
わ。きりっと冷えたそれと真鯛の甘い身が「んんまーっ!」というほど合ってしま
って、そこからはノンストップ状態に。気がつけば「ねぎとん」を食べながら高嶺
という冷えた泡盛をみなで飲んでいる始末。お酒とアテが合うのでスルスル入る。
ここはサービスもとてもいいのでイライラがないせいもあるかしら。 
見かけは居酒屋なのに、皆さんとても上品で丁寧で、常にこちらに注意を払ってい
るのが感じられる。まったくたいしたお店だわ。金額も比較的リーズナブル。 
だいたい500円〜1,500円くらいで、800円前後が中心かしら。ただし、生け簀か
らのお造りは一本をおろすので、今日の真鯛で3,400円の値がついていたわ。
モノを考えれば高くはないけど、二人とかの少人数だと量的にも少し辛いかもね。
でも、小人数向けのお造りもあるのでご心配なく。
お酒も含めてメニューにはしっかり金額表記してあるので初めてでも大丈夫そう。

あ〜、もっと飲んでいたいのに、もうすぐ駅に行かなきゃいけないなんてツライわ
あ。でも、そろそろ行かなきゃ。・・・と思っていると、
「クリコさん」
「なあに」
「僕ら泊まって行くことにしました」
「な、な、なんですってぇ!」
まったく男性は、泊まるのにクレンジングもローションも化粧道具もいらないんだ
からお気楽なものよね。男性陣に裏切られたワタクシは一人夜の東京駅に帰ってい
ったのでした。おかげで接待はしていただけて、あとから聞いたところによると今
回はかなり良いお酒をばんばか飲んだので、結果的に一人16,000円くらいになっ
たらしいわ。ただいつもは7,000円前後で飲んでいるそうよ。お酒が好きな人には
心の底からおススメするわ。

「酒呑(ささの)」
味
インテリア
インテリア
(1=お金返して 2=もう結構 3=まあまあね 4=おいしかった♪ 5=もうトリコ・・)
インテリア(1=×× 2=も少し何とか 3=ま、こんなもん 4=いい感じ♪ 5=ここで暮らす!)
接客(1=責任者呼べ 2=頭悪 3=ま、こんなもん 4=いい感じ♪ 5=チップあげたい)
■場所 東京都港区赤坂9-6-23 赤坂葵ビル2F
TEL 03-3475-6055
■営業時間 月〜金17:30〜翌1:00 土17:00〜0:00 
■お休み 日祝休