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「へぇ、きれいなところねえ」。このセリフをおっしゃっているのは、先日ご案
内申し上げた某企業の広報室長であるS女史。この方は時々いきなり電話をかけ
てきて「神戸で今日夜会えない?」とおっしゃってくることがあるの。
「あら、喜んで。 今日は神戸にお泊まりですの?」と聞くと
「ううん、今日中に東京に帰るの。」
「へっ?」・・・そんなお忙しい身であるのに、最近会ってないからどうしてる
のかと思って、なんておっしゃって・・・ついホロリだわ。
だけど、遅くとも9時すぎには新大阪で「のぞみ」にのらなければ、東京には帰
れない、ということは新神戸駅から8時半すぎには・・・ううう。
こんなとき、駅が見えるレストランはほんとーに便利。そんな店であるここをた
またま思いついた理由は、先日ご紹介した「ザ・リバーオリエンタル」の系列店
だったので、パンフか何かで見たということ。
同じよーなお店作っちゃって・・・なんて冷めた目で見ていたのに、こうなると
現金にも「あって良かった」って感じよ。
コギレイな内装は、雰囲気的にはハワイとかの古めのホテルってとこかしら?
ここは昭和中期に建築された元料亭を改装したものだそうだけど、窓がとても広
くとってあって、夕景が見える時間帯にはとても素晴らしい神戸ビューが楽しめ
るわ。
「あらあ、神戸の街ってやっぱりキレイねぇ」
こういう風景を見ながらのシャンパーニュはことのほか美味しいはず、
と喉がカラカラにもかかわらず、ついグラスでオーダーしてしまったワタクシを
後目にS女史は、んぐ・んぐ・んぐ・ぷはーっ!と冷たいビールをご堪能。
それもそのはず、ここもオーダー聞いてから持ってくるのがけっこう遅いので、
待ちに待ったドリンクなのでした。
どうして、こういう店って最初にこんなにもたつくのかしら。
こちらは時間がないのよ。 内心ちょっとイラっとしながらお食事のオーダーを
考えるの、そろそろやめにしたいわ。
料理はコースが料理3品+デザートで3,500円〜とリーズナブル。アラカルトだ
と、前菜やパスタ類が1,200円、メイン類が2,200円に統一、と明朗会計。
ワインの種類はけっこう多いし、メニューをぱっと見た限りの欠点はあまり見つ
からない。サービスがのろいとイヤだから、とりあえず軽く3品くらいオーダー
して様子を見ましょ、と相談して、「ししゃもの四川風マリネ」と「テリヤキ・
スシロール」、「さっと網焼きにした神戸牛」をとりあえずシェアすることに。
「お腹すいているから早めに持ってきてちょうだいね」と妙齢の女二人が恐い顔
で釘をさすものだから、若いスタッフがちょっと引いていたわ。
出てきたお皿はどれもキレイに「パシフィック・リム」。
料理を真ん中に高くつみあげーの、トッピング飾りーの、オイルやマヨネーズの
ソース散らしーの、のおなじみスタイル。
味もそんなに悪くないし、思ったよりさくさく出てきたので、ストレスもあまり
感じなかったわ(我ながら、消極的な感想ね)。
S女史も「なにしろ、風景がごちそうねー。」
とレストランの人が聞いたらがっかりしかねない感想でしめくくってらした。
でも、こうやって、人とお話するための場所としては十分だし、サービスも多く
は期待できないけど、感じだけはとてもいいわ。それに今回は行けなかったけど、
ダイニングの横にあるバーはシックな木の感じがとても素敵。うーん、ここで飲
むならやはり男性と一緒のほうがいいかしら。こんど探しておかなければ。
食べ物はその後「黒豚のハチミツソース」というのを追加して、
けっこうお腹いっぱい。おとなしく、あちらはビール2杯とグラスワイン、
ワタクシはシャンパーニュ2杯とグラスワイン2杯、と順調にいただいて、
13,600円くらい(一人6,800円くらいか・・・)。
とにかく東京行きの新幹線には悠々間に合った、というわけでメデタシだわ。
でも、北野あたりにもっと地元っぽいお店があったら、今度はそこへお連れした
いわ。ま、ワタクシももう少し勉強しないとねん。 |