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さて、今日は出張して来た男友達を迎えに来たワタクシ。
むこうは右も左もわからないので、親切にホテルロビーまで行ってあげているの。
だいたい出張組は「新阪急ホテル」が多いけど、最近一般には人気のない「ウェ
スティン」もビジネスマンには好評らしく、今日はそこ。
「久しぶり〜」なんて、挨拶もそこそこに、 とりあえず落ち着いてビールでも
飲みながら旧交を温めるべく、早速お店に向かう。
「今から行くとこなんだけどね、」一応先に言い訳しておくワタクシ。
「あまり、時間もないことだし、大阪名物とかじゃないの。しかも東京にもあり
そうな雰囲気で申し訳ないんだけど、本当に何てことないとこなんだけど、
一応大阪の新し目エリアのチェックということで」本当に言い訳タラタラだわ。
でも男友達は鷹揚にうなずく、
「いいじゃない、そういうとこも見ておきたいし」
そんなことを話しながら歩いていると、もうついてしまう気軽さがいいところ。
それに、一見レストランには見えない、「no/scrub」としか表示がない妖しげな
雰囲気のエントランスに、「へぇ?ここ?」と言ってもらえるのは案内しがいが
あるというものよ。
ここは、大阪でファンが多い(異論はあるでしょうけど)間宮吉彦氏のデザイン
で有名な大バコレストラン。昔は倉庫だったとかで、それらしい吹き抜けの開放
感や、あっさりしているけど何か懐かしいような空気感がなかなかいいわ。
近くに放送局があるせいか、芸能人もけっこう入ってくるらしく、何回か雑誌で
「大阪でお気に入りのレストランです」なんてしゃべっているタレントを見たこ
とがあるくらい。
入ってすぐバーカウンターとカジュアルなダイニング、
奥にはオープンキッチンのカウンター、上にはラウンジみたいな席がある、
使いようによっては便利なお店よ。
料理はカリフォルニア・キュイジーヌっぽい創作系と言えばいいのかしら。
オープン当初はかなりがんばっていたけど、
いまは少し力をぬいている感じがちょっと寂しい。
でもアテとして軽く食べるのにはちょうどいい料理ね。お値段もだいたいアペタ
イザーで800円くらいからだし、メインも1500円前後くらい。
飲物はわりと種類豊富。ワインは飲みやすい価格が中心だけど、こちらも前より
銘柄ランクは落ちている模様。
ちょっとファミレス化、
とささやかれているのは本当ね。ここが昔から一番美味しいのはパンなのよ。
食事していると、ホワホワの焼きたてを「いかがですか?」と持ってきてくれる
んだけど、そのモチモチ具合といい、種類の豊富さといい、
かなりのファンだったので、こうやってタマに来ているという訳なの。
あ、それからサービスは期待しないでね。
「目はどこについていらっしゃるのかしら?」
と問いたくなるほど、ぼーっとした方が多いのもここの特徴。
たまに良い感じのバイトさんもいらっしゃるし、「無礼」というわけではないの
が救いだけど。まあ、そういった緊張感の無さが、逆に久しぶりに話す男友達の
「そーいえば、あいつ今さあ・・・」
「この前偶然○○さんと会って・・・」
といった話を詳しく聞くのには好都合とも言える訳ね。
今回は「上ミノのフリット」「シーザーサラダ」、
熱々チーズの包みピザといった趣の「カルツォーネ」、
「鞍下肉のステーキ、赤ワインソース」を二人でシェア、
男友達とビール2杯ずつを飲んだあと、ワインはカリフォルニアのピノ・ノワー
ルをいただいて、約12,500円(一人6,300円くらい)。
ファミレスにしてはお高いけど、少なくとも友達とはゆっくりしゃべれるわ。
ランチはパスタランチからお肉や魚メインのものまで、800円くらいからあるそう
で、美味しいパンもちゃんとついているそうよ。 |