今週のお外ごはん

マダム・クリコ
グランメゾンから場末の赤ちょうちんまで、どこでいつ会っても、飲んでいるか食べているかしているマダム。その私生活は謎につつまれている(お約束)。マチュアないい女をめざして精進するも、肌年齢だけがマチュアになってきていることに密かにあせっている今日この頃。赤ワインのポリフェノールを毎日大量摂取しているためか心臓だけは異常に強いのが自慢の牡羊座。
今週のお外ごはん
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●なかなかなエスニック
  ベップ・オーイ(Bep Oi)
  TILE
  Cita Cita
  BaliLax
●ワインなダイン(爆)
  クロ・ド・ミャン
  YUZAN(遊山)
  ラ・トォルトゥーガ
  豚玉
●カウンターでふたりで…
  ますだ
  余志屋
  ロソーリオ
●緊急レポ ラビュー東京
  ラ・カスカータ
●とりあえず居酒屋さん
  我家2 GAYA-GAYA
  無類陶板焼 黒
  ウシノホネZUTTO
●なかなかよくてよ♪チャイニーズ
  白椀竹快樓(パイワンジュウカイロウ)
  中国料理 故宮
  胡同マンダリン
●今日びのお寿司
  回転寿司 三九二(ミクニ・プリヴェ)
  TSUBAKI sushi
  dai-sushi
●なぜか札幌…
  MIKUNI SAPPORO
●ラビュー東京2nd
  Furutoshi
  鼎(kanae)
  リストランテ ダ・クゥイ
  Fish Bank TOKYO
●記念日系フレンチ&イタリアン
  フィリップ・オブロン
  ピアノ・ピアーノ
  ポンテヴェッキオ
  マルメゾン
●和食でGO。
  スローブルーコンシャス
  櫂(かい)
  豆水楼
  三嶋亭
●愛するお肉
  あぐら
  くにやす
  福家
●ラビュー東京・銀座でワイン
  オザミ・デヴァン
●何となく便利組
  ザ・リバー・オリエンタル
  ノー・スクラブ
  八咫(やた)
  ザ・ハウス・オブ・パシフィック ●ラビュー東京・冷酒ごっくん
  酒呑(ささの)
●とりあえずBrand New
  Auxamis(おざみ)
  Tout-Le-Monde(トゥールモンド)
●ラビュー東京・いい汗六本木
  天一★ Tian Yi Bao
No.34
こんにちは、マダム・クリコです。 
いよいよ梅雨に入って、このジメジメに早速元気をなくされている方も
いらっしゃるのじゃないかしら? そんなうっとうしいさなか、
何を考えたのか(何も考えていないのか)ワタクシの東京の女友達が
いきなり京都に遊びにきたの。 
一緒にブラブラしてごはん食べましょ♪と誘われたので、
ブラブラするのが好きなワタクシはいそいそとお出かけしたのだけど、
会っていきなり「湯豆腐が食べたい」とワタクシに宣言する女友達。 
「はあぁ?」思わずワタクシは聞き返したわ。 
この蒸し暑いさなかに「湯」豆腐ぅぅ? そんなわけで、
「和食でGO。」その3は京都・木屋町「豆水楼」でお外ごはん。

メインのおぼろ豆腐。
これはやはり、看板にするだけの力があったわ。

「だって、京都といえば湯豆腐じゃない?」
「暑いときに熱いものを食べるのは理にかなっていることなのよ。」
と熱弁をふるう女友達に、そうかもね、と相づちを打つワタクシではあったけど、
あまり観光名所っぽい湯豆腐店に行くのもなんだか気が進まないわ。 
よし!ここは京都在住のお友達に聞きましょ! ・・・で、
聞いたのが「豆水楼」だったの。 
何でも、最近でこそ観光客も出入りしているけど、昔は地元民に愛される、
質のわりにはリーズナブルな良い店なんだそう。 
「嬉しい♪ 行ってみよ、行ってみよ。」と喜ぶ女友達を連れて、
先斗町を抜けて三条を越え、高瀬川添いにぶらぶら向かう。 
このへんの風情はいいわねー。
御池通りが見えてきたところでちょっと小路に入ると奥にあるレトロな感じの
小さなお店。軒先には古い提灯が下がっていて「豆水楼 とうふ料理」
とシブい筆書き・・・んもう、女友達はその店構えにうっとり。

店内もレトロ。 靴をぬいで案内されると20人くらいの掘り炬燵式カウンター
があって、その向こうには鴨川を望んだ川床が出ている季節よ。 
カウンターの中では、きりっとした板場姿の方々が5人ほど忙しそうに働いて
いる感じもなかなか情緒がある感じ。 
カウンターに座って見回すと、小部屋が後ろにいくつかあるみたいで、
見かけの割にはキャパがありそう。 
「今日は床もお席ご用意できますが、よろしおしたかぁ?・・・」
と仲居さんがいってくださったのだけど、ずっと歩いてきたせいか、
しばらくは外に出たくない。 
とりあえず冷えた室内に滞留することにしたワタクシ達だったわ。

いつもだったら、1品料理を色々食べながらダラダラとお酒を飲むタイプの
ワタクシとこの女友達なのだけれど、ここはキレイに「お食事」にして、
あとで床を出しているバーに行きましょ、と話がまとまったので、
コースをお願いすることにしたわ。 
コースは3,500円、5,000円、8,500円・・・と書いてあって、
また別に「旬の豆腐懐石 5,000円」とも書いてある。 
ふつうのコースより懐石らしくやや品数多め、
ということなのでそちらにしてみる。今のシーズンはメインの湯豆腐を
冷やしおぼろ豆腐というのに変えているのだそう。 
(「湯豆腐にしてもらう?」と女友達の反応を見てみたけど、
このロケーションがよほど観光客としての感性に合ったと見えて、
さっきほど「湯」豆腐にはこだわっていないらしい。
「暑いし、別にこれでいいじゃない」と言い放ったわ。) 
ちなみに朴葉味噌焼とかの一品料理も数々あって、
豆腐料理は1,000円から2,300円って感じだったかしら。

とりあえずビールぅ、
と頼んだら袴(ビールの底をカバーする木のやつね)をはいた中瓶が・・・
ん〜っ、レトロ。 差しつ差されつ、少しずつ日の暮れるのを眺める。 
お料理は、美しく盛られた軽い前菜、氷の上にピンとした白身のお造り、
お麩の焚き物とまず出てきたわ。途中でお椀が出てきたので冷酒に切り替えて、
海老の冷製葛あん、上品な味噌田楽、天ぷらを楽しむ・・・お味のほうは、
ちょこちょこ隙はあるけれど(天ぷらの揚げ加減とか)生真面目な日本料理
といった感じのお出汁や味付けで、まあ悪くなくてよ。 
そして、メインのおぼろ豆腐。これはやはり、看板にするだけの力があったわ。 
お豆の味がとろとろ、ほわほわと口にとろけて「んまっ」。 
少しお行儀が悪いけど、お出汁をかけてくずしたやつをご飯にのせていただく
とこれもまた・・・。

そんなお店のサービスは、というと・・・可もなく不可もなくで、
普通の料理屋さん。仲居さんはパタパタと走り回っているだけだし、
カウンターの中の板さんたちは、寡黙。 
ただ、常連さんらしい老夫婦と料理の会話をしていた雰囲気を見ると、
気がすごく利いてるとかではないけれど、不親切では決してないという感じね。 
今日のお支払いは二人で13,000円ちょっとで一人6,600円くらい。 
そこから約束通り、バーへ・・・というときにはぴったりのお店かしら。 
昼もやっているそうで、昼しかない2,000円の精進コースがあるそうよ。 
・・・ここで昼間からお豆腐とお酒っていうのもいいかも・・・。

「豆水楼」
味
インテリア
インテリア
(1=お金返して 2=もう結構 3=まあまあね 4=おいしかった♪ 5=もうトリコ・・)
インテリア(1=×× 2=も少し何とか 3=ま、こんなもん 4=いい感じ♪ 5=ここで暮らす!)
接客(1=責任者呼べ 2=頭悪 3=ま、こんなもん 4=いい感じ♪ 5=チップあげたい)
■場所 京都市中京区木屋町三条上ル上大阪町517−3
(075-251-1600)
■営業時間 ランチ11:30〜13:30(L.O.)、ディナー17:00〜21:30 (L.O.)
■お休み 月曜休