今週のお外ごはん

マダム・クリコ
グランメゾンから場末の赤ちょうちんまで、どこでいつ会っても、飲んでいるか食べているかしているマダム。その私生活は謎につつまれている(お約束)。マチュアないい女をめざして精進するも、肌年齢だけがマチュアになってきていることに密かにあせっている今日この頃。赤ワインのポリフェノールを毎日大量摂取しているためか心臓だけは異常に強いのが自慢の牡羊座。
今週のお外ごはん
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●なかなかなエスニック
  ベップ・オーイ(Bep Oi)
  TILE
  Cita Cita
  BaliLax
●ワインなダイン(爆)
  クロ・ド・ミャン
  YUZAN(遊山)
  ラ・トォルトゥーガ
  豚玉
●カウンターでふたりで…
  ますだ
  余志屋
  ロソーリオ
●緊急レポ ラビュー東京
  ラ・カスカータ
●とりあえず居酒屋さん
  我家2 GAYA-GAYA
  無類陶板焼 黒
  ウシノホネZUTTO
●なかなかよくてよ♪チャイニーズ
  白椀竹快樓(パイワンジュウカイロウ)
  中国料理 故宮
  胡同マンダリン
●今日びのお寿司
  回転寿司 三九二(ミクニ・プリヴェ)
  TSUBAKI sushi
  dai-sushi
●なぜか札幌…
  MIKUNI SAPPORO
●ラビュー東京2nd
  Furutoshi
  鼎(kanae)
  リストランテ ダ・クゥイ
  Fish Bank TOKYO
●記念日系フレンチ&イタリアン
  フィリップ・オブロン
  ピアノ・ピアーノ
  ポンテヴェッキオ
  マルメゾン
●和食でGO。
  スローブルーコンシャス
  櫂(かい)
  豆水楼
  三嶋亭
●愛するお肉
  あぐら
  くにやす
  福家
●ラビュー東京・銀座でワイン
  オザミ・デヴァン
●何となく便利組
  ザ・リバー・オリエンタル
  ノー・スクラブ
  八咫(やた)
  ザ・ハウス・オブ・パシフィック ●ラビュー東京・冷酒ごっくん
  酒呑(ささの)
●とりあえずBrand New
  Auxamis(おざみ)
  Tout-Le-Monde(トゥールモンド)
●ラビュー東京・いい汗六本木
  天一★ Tian Yi Bao
No.30
こんにちは、みなさま。 マダム・クリコです。 
さて、ワタクシはお食事のお誘いは決して断らないという人間ではあるけれど、男友達から
「『ポンテヴェッキオ』に行かない?」
と言われたときには、しばし逡巡したわ。 
西梅田の姉妹店には何回か行ったワタクシだけど、あの天満橋の本店には不愉快な思い出がある・・・
何のことはない、メーテルドテルがあまりに、あまりに慇懃無礼で気が利かなくて、いやな思いをさせられただけなのだけど。 
(あら?ソムリエだったかしら? まあ、どーでもいいわ。) 
とにかくイヤな思いだけを狸のように執念深く覚えていた(←パクリ表現)
ワタクシは、二度とあの天満橋の店には行かない!
と固く心に誓っていたの・・・。 
でも、あれから何年もたってるし、さすがにあの無礼者はもういないかもしれない、と思い直して行ってみることにしたわ。 
そんなわけで、「記念日系フレンチ&イタリアン」その3は
大阪・天満橋「ポンテヴェッキオ」でお外ごはん。

このお店の料理スタイルは、全体的に華やかで軽やか。
ワタクシはこういう感じはキライじゃないわ。

「いらっしゃいませ」。 
中から出てきたのは、どちらかというと若い、目元さわやかな男性。 
思わず目を店内に走らせてしまったけど、あのいつぞや会ったイジワルな目つきの中年慇懃無礼男は見あたらない。 
それどころか、何だかみんなジャニーズ系のきゃしゃな体つきのサービススタッフばかりで、目の保養にはいいけれど、
大丈夫なのかしら・・・。 
内装はこのお店が出来た頃に流行っていたであろう、
明るいイタリアンモダン。 
シックとは思わないけど、風格は出てきたみたいね、
ふふん・・・
いつにも増して高飛車な態度で店内をねめまわすワタクシ。 
平日だというのに満席に近い状態には感心するわ。 
お席についたら、「何か先にお持ちいたしましょうか?」と聞かれたので、グラスシャンパンを頼んで、メニューを開く。

前菜にもメインにもなる料理類がだいたい3,800円前後、
パスタやリゾット類が1,500〜2,000円くらいって感じかしら。 
コースが10,000円と13,000円・・・ふむふむ、あら10,000円のコースは好きな料理3品とデザートを選べば、コースにしてくれるのですって。
「はい。アラカルトでお出しする量を、コースで召し上がっていただけるように調整いたしまして、お持ちいたします。どうぞお好きなものをお選びください。」ということ。 
それならば、と詳しくメニューを相談すると、なかなか頼りになる若い担当サービススタッフ。 
料理のこともとても深く把握しているし、話もおもしろい。
たっぷり時間をかけてあれやこれや質問して、やっとメニューを決める。 
ワインもあーだこーだと相談。
メニューを決めるときにこんな風に楽しく時間がかけられるかどうかで、いいレストランとふつうのレストランを決めるワタクシ。
ここはどうやらいいレストランのようね・・・
と、はや評価が上向いてきたわ。

前菜の「本マグロの軽いスモーク 温泉卵添え」んまっ♪ 
シャンパンに合う!で、シャンパンおかわり。 
「岩手短角牛のタルタル」を食べる男友達も満足そうに先にワインをやっている。 
さあ、次はワタクシは蛤と春野菜のタリアテッレ・・・・・。 
・・・・。 ・・・。 
ちょっと遅くない? 
パスタが来ないわ。 
おしゃべりしながら、だんだん笑顔が固まってきているのにお互い気が付いて、(遅いわよね)とうなづきあうワタクシと男友達。 
はやくも馬脚をあらわしたわねぇぇっ!
・・・とワタクシが蛇のように鎌首を持ち上げたところで、
先程のサービススタッフが飛び込んできたわ。 

「申し訳ございませんっ。お料理が遅れておりましてっ。」 
急にオーダーが集中してしまったので、キッチンが少し混乱している、という。 
「そんなことで、遅れてしまうとは、少々情けないんですが・・・もう少々お待ちいただいてもよろしいでしょうか?」 
んんん、なかなかこなれたセリフまわしだわ。 
そのサービススタッフはおまけに、私からのお詫びです、と生ハムとグリッシーニを持ってきた。 
そして、それを食べ終える頃にちょうどパスタが来たのよ。 
んんん、なかなか。 
自分が受け持つテーブルをコントロールできるのは良いサービスの証・・・
もちろんこれだけではなく、他の場面でも実にきびきびときめ細やかに対応してくれたわ。 

メインはワタクシが羊、男友達は穴子とすぐりのソース(美味しそうだったわ)。デザートはチーズに変えてもらって、食後酒にグラッパ・・・と至福のコース。 
ここのお店の料理スタイルは、全体的に華やかで軽やか。 
野菜を美味しく組み合わせてあるし、ワタクシはこういう感じはキライじゃないわ。 
ただし、メインのインパクトが弱いのは、どこのレストランでも共通の傾向だわねー、という考えが頭をチラとかすめたりするけれど。 
しかし、特筆すべきは昔の失点を取り戻そうとしたかのようなサービスの良さ。 素早いし、何より、呼ぶと「はいっ」とにこっと笑って、体がこちらにくるりと向き直る、あの感じ。 
ひとつひとつが丁寧だったわ。 
これが毎回同じレベルで出来ているのなら、名店と呼ぶのにふさわしいわね。 

今日は約42,000円のお支払い。 一人あたり21,000円。 
おいそれとは行けない金額だけど、
記念日にはふさわしいお店と言えましょう・・・
少なくとも今日のところは、そういう感想だわ。 
ランチは4,000円〜だそうなので、昼間に再チェックしてみようかしら。

「ポンテヴェッキオ」
味
インテリア
インテリア
(1=お金返して 2=もう結構 3=まあまあね 4=おいしかった♪ 5=もうトリコ・・)
インテリア(1=×× 2=も少し何とか 3=ま、こんなもん 4=いい感じ♪ 5=ここで暮らす!)
接客(1=責任者呼べ 2=頭悪 3=ま、こんなもん 4=いい感じ♪ 5=チップあげたい)
■場所 大阪市北区天満1-5-2 トリシマオフィスワンビル1F
(TEL 06-6356-3477)
■営業時間 ランチ12:00〜14:00 ディナー18:00〜21:00
■お休み 第2・第3日休