今日は年配の男友達・・・といったら怒られそうにいつも大変お世話になっている大先輩。レストランや食べることは大好きなのに、お忙しいせいかなかなか行けない。・・・っで、行こうと思ってまだ行けてないレストランのリストやシェフの名刺をいつも大量にお持ちになっている方。今日もお会いしたとたんに、名刺やショップカードを5枚ほどばっとワタクシの鼻先に突き出して「どこがいい?」。まずはかなり名が売れてきた若いシェフがやっているフレンチを選び出す。早速電話・・・満席。2番目に選び出した店に電話する・・・満席。どこもコストパフォーマンスが高いと評判店ばかりとはいえ、れっきとしたフレンチやイタリアンであるにもかかわらず、平日からこんなに満席なんて!「不況」とは何なのか、ふと考え込んだワタクシでしたわ。 そして、3番目に電話をかけたお店で「はい。お席ご用意できます」と言ってくれたお店が「ダ・クゥイ」。 おほほほ、消極的選択でごめんなさい。
場所は西麻布の交差点から六本木方面に坂を上がった裏手のエリア。最近とみにイタリアンレストランが増えてきたとは聞いていたけど、パッと見渡すだけで有名店もまじえて軽く10軒以上。まるで「イタリアン銀座」とでも呼びたくなる様相よ。お店は道から下に降りた地下1階。シンプルで可愛い店構え。ドアを開くと目隠しも何も無く、柔らかなクリーム色の壁が上品な雰囲気。ぱりっとした白いクロスがかかったテーブルが整然と並んで奥にはカウンターキッチンまで見通せる。
お席にすわるとすぐにグラスシャンパンとメニューを持ってきてくださった。
たぶんこれはサービスね、シャンパン好きなワタクシは嬉しい。でも、男友達は冷たいビールでのどをうるおすのが好きな方。ビールをオーダーし直そうとしたのに、ウェイターがすぐに奥に戻っていってしまって、ちょっと不満そうだわ。
とはいえ、オーダーを決めるときにはうきうきしてしまうもの。お仕着せのシャンパンを飲みながら、男友達も楽しそうにメニューに目を通す。 一番安いコースが3,800円で、もう一つ「シェフおまかせコース」が7,000円。「コースだと選ぶ楽しさ半減だし、別にデザートいらない」ワタクシはいつもアラカルト。相手もそうだということで、二人ともあまり深く考えずにアラカルトのつもりで選びだしたわ。
メニューは前菜・パスタ・肉・魚それぞれ6〜8種あって「沖縄産アグー豚のロースト」「スパゲッティ・沖縄産寿豚のラグーソース」とけっこう豚を使った料理が多かったわ。 さんざん悩んだ挙句、アオリイカとアスパラガスの炭火焼、ホタルイカと黄ニラのピリ辛フェデリーニ、そして沖縄産アグー豚のローストを選んで期待感満々。男友達も、生ハム、ポモドーロのスパゲティ、スズキのグリルという選択だったので、白ワインを選ぶことにして、オーダーを取りに来てもらう。
オーダーを聞いたウェイター、「お客様のセレクトですと、私どもの3,800円のコースをご利用いただけますから、そのようにしてよろしいですか?」とにっこり聞いてきたわ。「え、そうなの?」3,800円とは最近よくあるプライス、どうせ「印がついているものからお選びください」でしょ、と勝手に思ってたけど、よく見たら「お好きな、前菜1品、パスタ1品、肉/魚1品 + デザート・コーヒー」とかなりお得。
「ありがと、じゃあ、そうしてくださる?」とワタクシもにっこり。気が利くウェイターさんだわ。ワインを選ぶときにも、的確なアドバイスだったし。当たり前ではあるけど、快適なサービス。ワタクシはこの時点で「合格」と心の中でつぶやく。
さて、お料理。もっちりしたイカとアスパラガスが炭火焼の網目も香ばしく、酸味と甘味が濃いトマトソースによく合っている。 パスタも、ホタルイカのワタの味と黄ニラのしゃくっとした食感が良い感じ。豚のローストはスパイスやハーブが効き過ぎていていたのと、火の通し方にやや不満が残る・・・と、山本○博氏のような感想を偉そうにもらしつつ、まあ結局は美味しくたいらげてしまったのだけど、正直に言うと、大きなインパクトは感じられなかったというのが二人の感想かしら。
シンプルさが魅力でもあるんでしょうけどね・・・。でも、ここのシェフは前からかなり高く評価されていて、お店も順調に地位を固めているそう。食材なんかも色々チャレンジしているのがよくわかるわ。またいつか行ってみて食べてみたいと思うの。もしみなさんが行かれたら感想教えてね。
白ワインを飲んだあと、グラスで赤を一杯ずついただいて、二人で17,000円ほど(一人8,500円)。ランチコースは1,600円からで、3,800円まであるそうよ。行かれたらイタリアン銀座の中で迷わないようにね。 |