今週のお外ごはん

マダム・クリコ
グランメゾンから場末の赤ちょうちんまで、どこでいつ会っても、飲んでいるか食べているかしているマダム。その私生活は謎につつまれている(お約束)。マチュアないい女をめざして精進するも、肌年齢だけがマチュアになってきていることに密かにあせっている今日この頃。赤ワインのポリフェノールを毎日大量摂取しているためか心臓だけは異常に強いのが自慢の牡羊座。
今週のお外ごはん
backnumber
●なかなかなエスニック
  ベップ・オーイ(Bep Oi)
  TILE
  Cita Cita
  BaliLax
●ワインなダイン(爆)
  クロ・ド・ミャン
  YUZAN(遊山)
  ラ・トォルトゥーガ
  豚玉
●カウンターでふたりで…
  ますだ
  余志屋
  ロソーリオ
●緊急レポ ラビュー東京
  ラ・カスカータ
●とりあえず居酒屋さん
  我家2 GAYA-GAYA
  無類陶板焼 黒
  ウシノホネZUTTO
●なかなかよくてよ♪チャイニーズ
  白椀竹快樓(パイワンジュウカイロウ)
  中国料理 故宮
  胡同マンダリン
●今日びのお寿司
  回転寿司 三九二(ミクニ・プリヴェ)
  TSUBAKI sushi
  dai-sushi
●なぜか札幌…
  MIKUNI SAPPORO
●ラビュー東京2nd
  Furutoshi
  鼎(kanae)
  リストランテ ダ・クゥイ
  Fish Bank TOKYO
●記念日系フレンチ&イタリアン
  フィリップ・オブロン
  ピアノ・ピアーノ
  ポンテヴェッキオ
  マルメゾン
●和食でGO。
  スローブルーコンシャス
  櫂(かい)
  豆水楼
  三嶋亭
●愛するお肉
  あぐら
  くにやす
  福家
●ラビュー東京・銀座でワイン
  オザミ・デヴァン
●何となく便利組
  ザ・リバー・オリエンタル
  ノー・スクラブ
  八咫(やた)
  ザ・ハウス・オブ・パシフィック ●ラビュー東京・冷酒ごっくん
  酒呑(ささの)
●とりあえずBrand New
  Auxamis(おざみ)
  Tout-Le-Monde(トゥールモンド)
●ラビュー東京・いい汗六本木
  天一★ Tian Yi Bao
No.25
みなさま、お元気にされているかしら。 
いまだ桜に大未練のマダム・クリコです。
今年はお天気のせいではずしたわーっ! まあ、酒盛りには参加できて楽しかったけど、満開のお花の下でしっぽり♪とはいかなかったのがツライいわ。 さて、先週からお伝えしている東京レポート「ラビュー東京2nd その2」、今週は東京・六本木の「鼎(kanae)」でお外ごはん。

品名だけ見れば普通の居酒屋メニューそのものだけど、
素材重視で味付けも素材の味を引き出すため薄め。
いわば「自然派レストラン」らしいわ。

「あら〜、お姉さま。 おひさー。 ごめんねー、お待たせー♪」
「ううん、いいのよぉ。 こちらこそ、忙しいのに、ごめんねぇ。 この前は本当にありがとぉ〜♪」
本日も東京の夜。 今回はちょっと仕事でお世話になってしまった男友達に、お礼を言いがてら久しぶりの再会ということで呼び出した・・・。そんな待ち合わせなのだけど、会話を見るとどちらが男友達でどちらがワタクシなのかわかりづらいかしら。職業も外見も普通のサラリーマンだけど、おねぇ言葉が板についた彼は、この六本木界隈がテリトリーのせいか、はたまたもって生まれた鋭い感受性のせいか、いつもなかなかこじゃれた店を知っているので、今回のセッティングも彼に頼んでみました。

場所は六本木の交差点からすぐの、車のクラクションがうるさい六本木通りを一本だけ裏に入ったエリア。 
道からかなりひっこんだ場所にある小さなビル(三階建てくらい)の地下一階が今回の「鼎」という居酒屋さんよ。この建物、外見もどことなくスタイリッシュで他にもなかなかおもしろそうな店が入っているもよう。もちろん「鼎」もそんなビルの雰囲気に合っていて落ち着いた中にも少しモダンな店構え。とりあえず入ると、どこかいいお宅の玄関そのものって感じ。中は4人席が4組くらいと10人がけくらいのカウンターがあるこじんまり&しっとりとした店内。大将っぽい人がカウンターで「っっしゃいませー。」と太い声で迎えてくれる。 接客に出てきたのはどことなく気の強そうな女性。といってもつんけんしているわけではなくて、あくまで気が強そうっていうだけだけど。 

「んー、じゃあ、とりビーってことで。」
「そうね、じゃあワタクシもとりビー。」

・・・お店の女性があははと笑い「はい。お待ちください」と奥に引っ込む。
「とりあえずビール」を略して「とりビー」。 誰が言い出したのか、それにしても今こんな都会のど真ん中でクチにしていい言葉なのか、どうもわからないまま男友達に合わせたケナゲなワタクシ。もちろん、女性には通じていてちゃんとビールが運ばれてくる。なにしろ久しぶりのおしゃべり友達との再会で嬉しいワタクシ、「さあっ、食べましょっ♪」と張り切ってメニューを開くのでした。

ほほう、コースが6,000円と8,000円。 一品料理も色々。 
まず目に入ってきたお刺身類は1,800円から2,500円くらいで、「意外とお高い?」と思っていたら、その下に続く体に優しそうなオクラのおひたしや寄せ豆腐、薩摩揚げといったほっこりメニューは500〜800円
「あら、お安い」。そうしたらまた、2,000円から2,800円くらいのプライスで「馬刺し」「タン塩」「ラフテー」「白キモ」「本日の焼き魚」といった肉・魚料理が自信タップリな感じでラインアップ。品名だけ見れば普通の居酒屋メニューそのものだけど、何だか「おいしいかも」な雰囲気を感じたわ。 店の女性が嬉しそうに話してくれたところによると、化学調味料や添加物入りの食品は一切使わず、魚は全部店主自ら市場でみつくろった天然もの、素材重視で味付けも素材の味を引き出すため薄めにしているという、いわば「自然派レストラン」らしい。 ・・・・。

このところ、男友達は大変忙しいそうで、「マトモなものを食べるのはひさしぶりだから、お野菜たくさん食べなきゃ」と一生懸命選んでいたけど、お浸しや和え物はそれぞれに美味しそうでなかなか決められない。 どーしましょ・・・なんて話していると、お店の女性が「盛り合わせになさる方が多いですよ。5品くらいみつくろいましょうか?」と言ってくださったので、そうしてもらったわ。 今日はあまりお客様がいないようで、彼女ともうひとりの女の子だけで切り回しているようだけど、メニューの質問とかとても親切に答えてくれる。 途中で何名か常連らしい男性客がカウンターに座って、大将と何を食べようか相談しているのなんかを見て、「良いお店」の印象を強く持ったわ。

備前(だと思うけど)の大皿に品よく盛られたお野菜料理はどれも大変優しい味で、塩も砂糖も控えめで野菜の味がよくわかる。 タン塩はネギとオイルでマリネされたものを卓上炉の網で焼きながら食べるのだけど、これがかなり美味しい。馬刺しもピカリン♪としていて上等だわ。 あとは「馬刺し」「タン塩」に「たたみいわし」「薩摩揚げ」なんてものをオーダー。
「どれもなかなか美味しいわねっ、ねっ」とはしゃぐワタクシに
「まあ、何のカンのいってお値段良いし。」
とクールにかえす男友達。そうはいっても、ビールの次は白ワインをもちろんボトルでとっておいしくいただくワタクシ達、しかも今はさらに二本目突入。お酒がすすむのは良いお店ということよ。ここは日本酒や焼酎も自慢らしいけど、ワインもリーズナブルなものを15種くらい揃えている。 ワタクシ達が飲んだのは4,800円のチリの白。二本も飲むほどの味わいではなかったけど、勢いついてしまって・・・。

美味しくいただいたのはいいけれど、当然のことながら、二人で23,100円(一人11,500円)と居酒屋価格としてはやや予算オーバー。ワイン2本も飲んだし当たり前かしら・・・。でも、雰囲気は本当に良いから居酒屋さんというよりは「料理屋さん」と認識したほうが良いわよね。ここもロケーション便利なお店だから、また行っちゃうと思うわ。ちなみにここは夜だけの営業でランチは無しよ。

「鼎(kanae)」
味
インテリア
インテリア
(1=お金返して 2=もう結構 3=まあまあね 4=おいしかった♪ 5=もうトリコ・・)
インテリア(1=×× 2=も少し何とか 3=ま、こんなもん 4=いい感じ♪ 5=ここで暮らす!)
接客(1=責任者呼べ 2=頭悪 3=ま、こんなもん 4=いい感じ♪ 5=チップあげたい)
■場所 東京都港区六本木6-7-9 M2六本木ビルB1F
(TEL 03-3408-7900)
■営業時間 平日18:00〜翌3:00 土18:00〜24:00
■お休み 日祝休