「ちゃんとグループ」・・・ご存知かしら。 居酒屋、和食ダイニング、無国籍料理なんかを幅広くやっているチェーンなんだけど、「dai-sushi」はそこが手がけている回転寿司のお店。 なぜか酔客の行き交う周防町の地味な一角の地下にあるの。 中は近未来的なイメージでシャープなインテリアデザインで、オープン当初(確か3年前くらいかしら)にはまだめずらしかった創作寿司とともにけっこう話題になったものよ。 ここもグラスシャンパンがあるという稀有なお寿司屋さんのため、以前ときどきおじゃましたけど、最近はどうなのかしら。 興味がわいたので、女友達とひさしぶりに行ってみることにしたの・・・・「いらっしゃいませ、ようこそ」ドアを開けたとたんスタッフが声をかけてくれたので、「前よりはよくなったようね」と寿司カウンターを見てワタクシ愕然。
お寿司がまわっていない・・・! 回っているのは「新鮮!○○ \300ぜひどうぞ」といったポップを乗せたお皿だけ。 お客様の数も少なく、3組ほど。 入店したのを後悔したけどあとにはひけず、着席するワタクシ。 連れてきた女友達は沈黙のままメニューを見ている。 ワタクシたちはとにかくグラスシャンパンをオーダーして「とにかく何か頼みましょう」ということで事態の収拾をはかることにしたの。
「お造りなどはよろしいですか?」サービススタッフはそう聞いてきたけど、首をふってお寿司のみを何種類か−ひらめにぶり、サーモンとイクラの軍艦巻き、焼茄子と金山寺味噌の取り合わせなど−をお願いしたわ。 だいたい「ちゃんと」グループ自体、こうした創作寿司の先駆者で、組み合わせをみるだけで面白かった。 カウンターに座るとスダチと塩を出してくれて「白身にはお醤油よりもこちらで召し上がってみてください」という提案があったり(これは今でも変わらない)。以前もネタが特別いいとかではなかったけど、このクールな色調の店内にカラフルなお寿司がまわっていたのはそれなりに楽しい風景ではあったわ。
ネタのことも含めて全体的な印象は可も無く不可も無く、なんて言ってしまうのは、やっぱり店内のせい。 本来はお寿司を乗せて回っているはずの寿司レーンがただポップをいくつか乗せてカラカラカラカラ回っている図というのは寒々しい気がして、「美味しい」とかの味を感じるレベルまで行けない。 そうは言ってもカウンターの中の職人さんは「何かお好みあったらおっしゃってくださいねっ」「へいっ、○○いっちょう!」と元気だし、スタッフもなかなか明るくて親切な感じで、まるで「問題ありませんぜっ」と言っているような感じ。でもきっと大ありなんでしょうね。
「時間帯が悪いのかしら、ピークの時間帯以外はお寿司が乾くから注文制にしてるとか」「でも、今は午後9時前。ピークとはいいませんが、かたづける時間でもないでしょう」
いっそ寿司レーンはずしちゃえばいいのにね。などとコソコソ言いながら、一人あたり食べたのは3皿にあとはグラスシャンパン1杯だけだから、二人でも約4,000円とすごく安くついたお外ごはん。おなかがすいていたのに、何となく意気消沈よ。 みなさま、もし行かれることがあったら、お寿司がまわっていたかどうかを教えていただけて?
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