「三九二」は、かの有名な商売人シェフ「三國清三氏」がイーマ内に出したダイニングの一角にある回転寿司カウンターなの。ひとしきり話題あったので、いつか行こうとは思っていた・・・そんなときたまたま梅田で打合せが終わったあと、同じことを考えていた女3人でご飯を食べることになって、それならば行ってみようじゃない、ということに。
予約してから、と思って電話をしたら「申し訳ありませんが、お寿司のほうは、予約を受け付けておりません」と来た。 そう、回転寿司は並ぶのが作法(いえ、別にそういう気がしただけよ)。 「イーマ」の5Fに上がってからダイニング「ミクニ・プリヴェ」のエントランスへ。 ちゃんと受付の女性がいらっしゃるので、「あの、お寿司のほう・・・」と言うと、にっこり笑って「では、こちらへどうぞ」と案内してくれたわ。 何のことはない、何人か並んでいる列の最後尾に連れて行ってくれただけ。 前に並んでいたのは6人くらいなのですぐ座れそう、と待つことにしたワタクシたち。「ここって、けっこういつも並んでいるらしいけど、『イスを置こう』とか『整理券を出して、店の前に並ばなくてもいいようにしよう』とか、そういう思想ないのかしら。」 怒るでもなく、ただ不思議そうに言うA女史。うん、確かにそれぐらいは考えて欲しいかも。
内装は「まるでバーみたいに見えるけど寿司屋なんです」という感じで、やや派手目。 最近海外でもよく見るような感じのせいか、他の二人もワタクシも無感動。 やっと座れた、そのお席は4人がけのテーブル席で、片側をお寿司レーンが流れている。 「クロワッサンではさんだヤツ」、「鴨が乗ったデセールのようなヤツ」などなど、雑誌やテレビで拝見していたここのオリジナルものがくるくるまわっているのにまじって普通のお寿司の皿も流れていてみょうに感心。 見た目は魚の鮮度なんかも新鮮な感じだわ。
飲み物も種類が多くて、日本酒や焼酎の銘柄も決して少なくない品揃え。 ワインもメニューに載っているほかにダイニングのワインリストから選んだりセラーで売っているものを買って持ち込んだりできるらしい・・・「まあっ、ワインがそんなに選べるなんてすごいわね♪」と他の2人の気をひいてみたけど、一人は日本酒党、もう一人はあまり飲まないタイプなので空回りなだけだったわ。 おとなしく、グラスシャンパンを頼んで、あとは赤・白とも2種類あるグラスワインから選ぶつもりになる。お寿司は安いものもあるみたいだけど中心価格は400〜500円ってとこで、オリジナルはそれ以上〜850円くらいかしら。
「お好みのもの握りますから、おっしゃってくださいねっ!」とカウンターの中からは明るい声が。 「これどんなの?」と聞くと、てきぱき丁寧に答えてくださる寿司職人さんも、呼ぶとにこにこオーダーをとりにきてくれるホールスタッフもいい感じの接客だわ。 せっかくだから「オリジナル」から賞味したけど、ワインで炊いたとのことでロゼに色がついた酢飯にこれまたロゼくらいに火を通した鴨を乗せ、バルサミコソースを添えた限りなくピンクな一皿は正直言って気に入りました。 スモークサーモンにサワークリームソースが添えてあるやつも好きだわ。 でも、クロワッサン・サンドには「返品したい」と思ってしまった。 他の二人は、と見るとA女史はともかく、日本酒党のB嬢は眉根に少しシワが・・・「マズイとは言わないけど、こういうヤツって日本酒にあわないことだけは確かね」。 ほほほほ、そりゃそうかもね。 オリジナルは量も多いし、食べ飽きたところで普通のひらめやカンパチもつまんだり、そんなこんなで一人あたり6〜7皿くらい食べて終了。 その間に私はグラスワインを3杯ほどいただきました。 お会計は3人で約23,800円(一人7,900円くらいね)。 「回転寿司の値段じゃないわね」「まあまあ、何事も体験よ」。女3人はお互いに同じことを繰り返しながら帰路につきましたとさ。
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