大きな筆で書きなぐったような力強い「黒」の文字。最近見慣れたノリなので、そんなにインパクトは感じないけど、とりあえずやる気は感じて店内に入る。内装も「居酒屋だけど、すごくニューウェーヴな感じにしてみました」といった感じの赤と黒を効かせた、これまた今となっては見慣れたノリ。ワタクシがすれちゃったのかしら、それとも最近の飲食業界がマンネリなの? 手前がテーブル席、奥に小さなカウンターとお座敷があって、思ったよりは広い。でも、「お荷物はこの座席の中がボックスになってますので、そちらに」というのはあまり好きじゃなかった。
「っしゃいませぇぇっ!」「ませぇぇっ!」とスタッフの元気な声が輪唱のようにかかる中、「何飲むぅ?」と気だるくメニューを見ていると、「グラスシャンパン¥700」の文字、しかもモエ。リーズナブルなので、早速それにしたわ♪ あら、ワインもなかなか多い。まあ、焼酎も、あら、地酒も。へぇ、オリジナルサワーか、ふんふん・・・と種類は充実。料理は、薩摩地鶏や黒豚をトルマリン陶板で焼き上げる「陶板焼」がとにかくオススメで、この陶板で焼くと味は格段にいいわ、体にいいわ、で大変らしいわ。他は自慢の創作料理をぜひお試しください♪と可愛い女性スタッフが説明してくださった。じゃあ、陶板焼を試してみましょうということで、黒豚のバラと薩摩地鶏のせせりをオーダー。あとは北京ダック風の生春巻、水ギョーザ、大根とフォアグラ!というのもいただくことにしたの。
私たちがすわったのはカウンターだったのだけど、備え付けのコンロ部分の蓋をあけて、「陶板」が置かれると、もうそれだけで手狭。他の料理を置くスペースがとれないわ。しょうがないので、来た順に急いでとりわけて、急いで食べるハメに。それでも水ギョーザは皮が手作りらしく、美味しかったし、生春巻もテンメンジャンの風味がおもしろい感じ。食べている間に陶板はどんどん温もり、それに応じてグラスシャンパンも温もる(狭いから)・・・。
次はワインにしましょうよ、とお願いしたのに、友達は「山せみ(焼酎)」を飲むといって聞かないので、ワタクシはしょうがなくグラスワインの赤に。そこへ豚バラとせせりが登場し、早速陶板の上へ。自然塩とタレが出てきて「最初はぜひ塩で食べてみてください」とあくまでも味への自信をのぞかせるので、はりきって焼きあがったものをぱくんと食べてみる。
「どう?」「うん、美味しいね。お肉が柔らかい」「特別って感じじゃないけど」「まあね」・・・と会話するワタクシと友人でした。
それでも、その後エリンギと上ハラミ焼いて食べて、有機トマトとお豆腐のサラダなんかも頼んで杯を重ねて、二人で11,500円のお支払い(一人5,750円ね)。
サービスも元気だし、決していやな感じはしないんだけど、忙しいのかこっちをなかなか見てくれなくてオーダーがしづらいときも。トータルで平均点ってとこね。
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