| K美さんはでぃーぷの最中に前職を辞めました。でもまだ贔屓は在団中ですから、職を無くしたままでは活動に支障を来たします。とすれば、もちろん就職活動をいたします。就職活動するということは、職安なりに行き、希望職を登録し、斡旋していただくわけですよね。K美さんの希望は職安の職員さんにはなかなか不可解なものでした。
彼女が希望したのは
1. 所在地
2. 終業時間
の2点だけだったそうです。
そうです。その時の彼女とって会社の将来性であるとか、そんなことはどうでもよかったのです。だから業種も職種も不問です。希望はひとつ。『でぃーぷ活動が継続できること』でした。ですから、面接などでもさりげなく、オフィスの風土を調査したそうです。
曰く「定時に上がれ、有休が取りやすい風土がどうかってことよ。無論、前職並のお給料であることは重要」
贔屓在団中で、なおかつそこそこのキャリアが贔屓にあるなら、いつどのような事態に陥るか分りません。だったら、やはり日比谷へは30分程度の距離でありたいし、ブロードウェイなんかと違って開演時間の早い宝塚のこと、定時に上がれなければ6時半の開演になんて間に合いません。……それでもその昔、5時半開演だった頃を思えば、天国のようです。
仕事に命をかけろ、有休なんて捨ててあたりまえみたいな職場だと、でぃーぷなんてやってられません。そして、報酬があって初めて成り立つおっかけ業。お給料は大切です。
この不況の時代にそんな無茶苦茶な希望を出しておいて、なおかつ30歳はすっかり越しているくせに(汗)それなりに希望に見合った職場に正社員として就職できたK美さん……でぃーぷの執念とは恐ろしいものです。
……なんて話しを大笑いしながら語り合ったのですが、ワタクシもことの異様さにその時初めて気が付きました(爆)。
K美「それでね、めでたく就職したら、試用期間で有休取れなかったりするじゃない。それも考慮して試用期間の少ないところにしたのに、その間にTCAが決まっちゃったんだよね」
まめ菊「まさか行かなかったの?」
K美「勿論、当日具合が悪くなったのよ〜〜〜(爆)!前日から大阪に行っているのにねぇ。でも行かなかったら絶対後悔してた。だって最初で最後のTCAだったんだから!!」
そう言えば、私も試用期間のラスト1日目という日がムラの千秋楽にあたってしまい、急病を患ったことがありましたっけ………(汗)。
そうやっておかしいと思いはじめると、友人たちのいろんな逸が次々に思い出されました。
M紀ちゃんが内定が決まっていた大手カメラ会社。気が付けば千葉営業部に配属になっていたので、約束が違うと、就職するのを止めました。そうです。本社(当然都内、日比谷至近)勤務が約束だったのですから。そして、選んだのは派遣社員の道。就職を蹴るほどのM紀ちゃんですから、派遣されて行く会社だって、築地辺りです。
Yちゃんは短大出でなおかつ千葉在住です。となると、支店のあるような会社だと、絶対千葉支店とかになるから、保険屋さんなどの短大に多い就職先はハナから選ばなかったそうです。しかもこのYちゃんは滑り止めで受けた大学も日比谷に近いところ、で選びました。Yちゃんは高校生のころから、いいえ、観はじめてこの方、東京公演は1回も外していないツワモノですから、進学だって、基準は宝塚です。
進学といえば、ワタクシは田舎モンでしたから、進学先は宝塚を観れる場所にある学校であることが第一条件でした。大阪でなかったのは、東京の方がもっと宝塚以外の選択肢も多いと思ったからですね(笑)。
Sちゃんは進学先を決めるときに、東京在住でありながら、神戸辺りの大学を希望校として先生に提出して「S。進学先を決めるのに、趣味に左右されてはいかん」と諭され、北の地の大学に進学したのでした。しかしそこはでぃーぷ。でもでぃーぷというにはあまりにお金のない学生時代の彼女。……選んだムラまでのアクセス方法は船という、これまた剛の者です。
Sちゃんのように、どこへ行ってもでぃーぷは出来ます。でも、人生の岐路に立った時に、まず頭をよぎるのはやっぱり宝塚。これは冷静になって振り返れば、異様に愚かな運命の選択の仕方です。そりゃあそんな運命の選択をしていれば、誰も結婚なんてできるわけがないわ(爆)。
まめ菊
soul&body「バレエでシェイプ」は、元宝塚歌劇団宙組の優花えりさん担当です(^○^)。
| あなたの「ディープな生活」を教えてください。 |
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春千代やまめ菊のまわりでもネタがつきない「ディープ」な生活。ビーナス・ビーンズ読者の皆さまの「ディープ」も、きっとすごいものがあるに違いない!ということで、ぜひぜひあなたのディープを教えてください。ここだけの話しにしときます(笑)。
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