| お稽古をしてるかどうかは、公演スケジュールを参照すればいいし、今ではスカイステージのニュースでも組単位で何をしているかは教えてくれます。しかし、次の日や、時間の情報はファンクラブに入っていたり、贔屓のお世話をしてくれている人と係わりがなければ、わかりようもないのです。どの方向から来るかわからない、いつ来るかもわからないまま、やみくもにただ待つ…。数分、数秒、贔屓の姿を見たいがために。または「オシゴト」だから。
その昔、贔屓の入りのときに代表さんが不在だったとき「出は何時くらいですか?」と贔屓に聞いたことがありました。聞くということは「出を待っている」ということです。聞いてしまったからには、どんなにどんなに遅くなろうとも誰かが出にいかなければなりません(泣)。
贔屓は答えます。
「夕方…」。
そんなんじゃわからないので更に聞きます。
「何時くらい…?」
「…うーん、4時5時6時…」
あのままほっといたら8時くらいまで言ってたかもしれません。でも、生徒だって稽古が何時に終わるのかわからない(演出家によって予測はできますが)し、もしかしたら終了希望時間なのかもしれません。
「じゃあ、4時頃から待ってみます」
6時に来てカスったあげく、出てもこない贔屓をただひたすら待つのはもっとゴメンなので、とりあえずそう言っておきます。
とりあえず、『聞いたら知らせて』と言われていたので、不在の代表さまに電話して「うーん、4時5時6時…」はそのまま伝えておきましたが…出にも代表さんがいない日だったので、状況は最悪。
もしかして2時に終わっても、もしかして夜10時以降になることがわかっても、外で「ある意味、勝手に待っている」身にはわかる術がありません。
…その不安はぐっと押さえて、4時前に花の道にむかいます。まわりには、見知ったほかの会の方々が『スタンバイ』していらっしゃる…ということは、ウチはまだ出ていないし、そろそろ『気配』があるかも、とホッとしつつスタンバイに入ります。
4時に行ってもまわりに誰も待っていないし、暗くなってきても気配もないときに、不安はつのります。こんな時のために教えてもらっていた「同じ組のスターさん」の伝言メッセージを聞いてみたり。それでも確証が得られないときには、メンバーの中でもっとも無邪気な者が、楽屋口にへばりついているミーハーさん達のところへ派遣させられることになります。
「あの〜、○○さん、もう出られましたか…?」
「いえ、まだですよ」
…まだか…。ここらですでに6時。会で待つ場合、ここまで立ちっぱなしです。腰も痛いし冷えるし、風向きによっては動物園の匂いも漂ってくるなか、エンドレスの覚悟。
しかも、ぼーっと待っていても贔屓を見過ごしてしまいます。
『気配』がついに『稽古終了』に変わったころ、断続的に出てくる生徒さんが、「薄明かりの中で帽子を目深にかぶった贔屓」かどうか、誰かが出てくるたびにいちいち目を凝らして見なければなりません。当時は楽屋口から遠かったスタンバイ場所。「あれは小さいから違う」「朝とは服の色が違う」とかいいつつ、いつでも駆け出せるようにして見極めが行われます。ときどき間違ってしまって(笑)引き返してくる会もあれば、「○○ちゃんよ!」と上級生のファンの方に教えていただけるときもあります。
その日、無事に贔屓に会えたのは、確か8時ごろだったかと…。
ああもうっ!○○ちゃんに会えた喜びよりも、立っていることから開放されたことのほうが嬉しいわーーー(泣)!
「お疲れさまでしたー」
「遅くまでごめんね〜!」
お手紙や差し入れを渡す人があり、その後また尋ねます。
「明日の入りは何時ですか?」
「今日くらいかな」
「わかりました〜」
「じゃあね、ばいばーい」
…4時間待ってこれだけ…。
春千代
soul&body「バレエでシェイプ」は、元宝塚歌劇団宙組の優花えりさん担当です(^○^)。
| あなたの「ディープな生活」を教えてください。 |
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春千代やまめ菊のまわりでもネタがつきない「ディープ」な生活。ビーナス・ビーンズ読者の皆さまの「ディープ」も、きっとすごいものがあるに違いない!ということで、ぜひぜひあなたのディープを教えてください。ここだけの話しにしときます(笑)。
ご感想、応援メッセージなどもお待ちしております(^o^)。
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