| 娘役さんに対して宝塚ファンの見る目はそりゃ〜〜厳しいものです。応援する○○ちゃんの側にいつもくっつかれていたら、そりゃあ、邪魔でしょうし、敵意だって抱くこともあるでしょう。娘役さんは身分制度(汗)から外れたモノのように扱うファンもいますしね。人によっては士農工商娘役とさえ言い切ります。ですから、そのファンとなると外道にも数えられない畜生(苦)扱い。生粋の娘役ファンの友人・M子は一昔前、「娘役ファン」とカミングアウトした途端、理解不能という目で見られた経験の持ち主。以来、なかなか本当のことを言えなくなったんだそうです(爆)。相手は全員女性。それを男に置き換えて見るのと、女そのものとして見るのとどっちが不可解よ!という彼女の反論ももっともなことなんですけどね(笑)。
こんな感じで、ちょっとでも娘役に理解のある、おやぢ気質の入った宝塚ファンでもなければ、生粋の娘役ファンという存在を大多数の宝塚ファンは認めることはないでしょう。宝塚の醍醐味は現実にはいないすてきな男性(=男役)を観て物語のヒロインに浸ること……という人たちがほとんどですものね。
そして、それは舞台の上にいる男役さんだって同じことなのです(笑)。
過日上演された宝塚にとってのドル箱作品。某海外ミュージカル上演中に実際に起こった出来事です。
この悲喜劇のヒロインは生粋の娘役ファンであるFちゃんと、その友人Sちゃん(こちらはおやぢが入っているけど、きれいな男役さんが大好き)。
二人はとりあえず東京周辺で上演される公演は贔屓と関係なく全組観る、標準的であり尚且つ十分なでぃーぷ。
今回は珍しく東京宝塚劇場のSS席という高額なお席が友会で当たりました。宝塚ファンなら純粋に喜べるそのお席に二人はいそいそと座りました。作品としての完成度なら宝塚オリジナルなんかと比べ物にならないくらい上等なミュージカル。睡魔との戦いの心配もない作品ですもの、そりゃあ、楽しみですって。特に贔屓が出ていなくても。
……しかし。特に贔屓が出ていない場合、普通なら主演であるトップさんを観るでしょう。銀橋に出てきたら当然、まずトップさんを見ますよ。いいえ、贔屓の組でもSS辺りに座っているようなら、とりあえずトップさんを見ないと……下手すると睨まれますから(苦)。ですから、例え、贔屓が本舞台にいても、トップさんが銀橋に来るようなら、トップさんを追うようにしております。……ワタクシの場合。
しかし、この日の二人は魔が差していたのでしょう。左右からトップさんとトップ娘役さんが銀橋へ出て来ましたら、哀しいかな、おやぢな本能のなせる技とでも言うのでしょうか?二人申し合わせたかのように、せぇ〜のぉ〜で左手(舞台下手ですね)を見てしまったんです。
「私たちだけだったと思うんだよね、首が左に向いてたの」と後悔する二人。あとの祭りです。
当然、目ざとい男役さんですもの、♪見過ごす手はない〜〜♪ということで、二人の後頭部目がけて刺すような視線を浴びせたのでしょう、彼女達は右半身が痛かったそうです(笑)。そのあまりの痛さに、でぃーぷ歴の長いSちゃんは右側を振り返ることは怖くてできなかったそうです。しかし……怖いもの知らずのFちゃんはうっかり振り向いてしまいました。
…………己をぎっと睨むその瞳ときっちり目が合ってしまったそうです。……当たり前です(笑)。このトップ氏、役柄的にメイクも普段と違ってちょっと人間離れしていたので、恐怖は倍増だったということです。>合掌
そう言えば、こんな話しもございます。ワタクシは現場に居合わせましたこともありました。
某公演中の出来事。主演はおやぢの入った宝塚ファンP。おやぢですからキュートな娘役さんなんか大好きです。ロケットなんて上手端から下手端まできっちり見る、純粋にも完璧なおやぢファンです(笑)。
それは某公演、ショーでの出来事。真ん中には長身でノーブルな魅力の男役・N氏。彼に率いられる群舞は娘役さんたち。Pのオペラグラスは照明が入ると同時に上がります。心得たものです。隣のワタクシも感心するくらいの見事さです。そんなタイミングで上がるオペラは普通、真ん中で歌い踊る男役を見るはずです。N氏だって当然そう思っているはずです。この組に特別出演中の彼は新規開拓(笑)ってことでしょうか?知り合いでもないのにやたらと目線がP目掛けて飛んできます。いわゆる1本釣り状態。
……確かにオペラグラスはセンターに向けられています。……が、自分に向けられたと思ったオペラグラスは自分が舞台下手へ動くとついてきていません。N氏にとってこれは不可解です。だって、このシーン、張り合う相手など彼にとっていないはずなんです(笑)。だからオペラグラスを上げてまで観る対象は自分しかいないはずなんです(爆)。
しかし……ワタクシは知っています。そのオペラグラスはセンターを見ているようで、微妙に外れたN氏の横の娘役さんを追っているということを…………(爆)。
この状況、第三者であれば大変興味深く、楽しい出来事ではありました。誤解したまま(笑)1本釣りを続けるN氏と、絶対オペラ越しに目が合っているはずなのに、N氏の目線をまるで気付かず己の欲求のままに娘役さんを追いつづけるPという構図。
好きな公演で、しかも友会の当りもよく、けっこういいお席で何度も観たP。それも幸か不幸かセンターブロックが多かった。センターでなければこんなことは起きなかったかも知れません。だって上手や下手ブロックのお席ならなんとな〜〜くオペラの方向はセンター方向ってことで、角度が微妙に違うけど、誰もが似たような動きをするはずですから。でもセンターだと交差なんかされちゃうと、追う対象に従ってオペラグラスを左右へ振らないといけないんですよねー(爆)。
「でもね、途中でさすがに分かっちゃったらしいんだよねー(苦笑)。あんな目線は飛んで来なくなったもん」
さすがに気が引けたというP。最後の観劇日には気になるあの子を捨てて、N氏だけを追いました……ら、最後のキメの目線(ウインク付き)を頂戴したそうです(爆)。
でもね、男役の皆さま。娘役のそれもトップ娘役じゃないその他大勢の娘役が好きなファンだっているんですから。その辺を少しはご理解いただけると、ファンも自由によそ見が出来てありがたいのですが……(笑)。
まめ菊

soul&body新コーナー「バレエでシェイプ」は、元宝塚歌劇団宙組の優花えりさん担当です(^○^)。
| あなたの「ディープな生活」を教えてください。 |
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春千代やまめ菊のまわりでもネタがつきない「ディープ」な生活。ビーナス・ビーンズ読者の皆さまの「ディープ」も、きっとすごいものがあるに違いない!ということで、ぜひぜひあなたのディープを教えてください。ここだけの話しにしときます(笑)。
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