| 別に結婚しているわけではないのですから、その生徒一人に操を立てなければならない法的根拠なんてどこにもありません。入会の時にそんな契約条項があるわけでもありません。もちろんファンの掟としてどっかに明文化されているわけでもありません。単なるファン同士の牽制(?)の意味も込めた不文律です。でも、だめなんです。二股、三股はだめなんです。そうです。会に所属さえしていなかったら、そんなことないのに……嗚呼……なんて不自由…………。
例えば贔屓の組の公演の場合。出待ちをするなら、会服着用後、会のガードに入るのは当たり前です。時には一般に混じって他のちょっと気になったあの生徒の出を見たな……なんて思ってもそれは無理。だめです。それはいけないことなんです。ガードに入らないのであれば、贔屓の組の出待ちは楽屋口ではできません。でもどうしても出が見たいの!となると……おとなしくガードに入って、贔屓より先に出てくれることをお祈りするか(笑)、どっかの物陰にそっと身を潜めて、怪しく覗き見るしかありません。ああ……私は日陰モン……。いいえ、だからそんなことやっちゃいけないんです!!
例えば知り合いの生徒に用がある。「じゃ、終演後待ってて〜〜」なんてその知り合いの生徒の方は無邪気に言いますが、贔屓と同じ組ならそれもちょっと……。知り合いを待つだけなのに、やはり身を隠すようにひっそりと人目につかないところで待つしかありません。
待っている間に贔屓の方が先に出てきたりしようものなら、ただでさえ小さい体はもっと小さくなりますし、思わず踵を返して、どっかに逃げます。……別にやましいからってことじゃなくて、出待ちのファンと「ばいばい」した後の生徒に会うのは例えそれが偶然であっても、抜け駆けと見なされますから。だからそんなことになりそうなことはやっちゃだめなんです!ええ、例え知り合いとの待ち合わせでも…………。だって他人はそうは見てくれませんもの。誰であれ生徒と歩いていれば、それは生徒とファン。「あの人○○さんとこの会員だよね?」なんて目で見られ、代表にチクられることも考えられます……。
しかもこれが贔屓在団中ならまだしも、贔屓退団後も付いて廻るので面倒なんてもんじゃありません。友人は某大手スターさんの会のスタッフさんでした。その贔屓が退団して10年経った今も花の道に立つことを嫌います(笑)。「あの人○○さんとこのスタッフさんだった人でしょ?誰待ってんの?」……(黙)。まあ、スタッフじゃなくても、「あの人この間の公演まで○○ちゃんとこの人だったよね?この前○○ちゃん辞めたばっかりで、もう次に乗り換えたってわけぇ?サイテー!!」なんて言われたりしますからねぇ…………女って……女ってぇ(泣)!!!
だから贔屓の出待ちをしないなら、終演後はガードの近くは通っちゃだめです。ああ……窮屈……。(まだ続く)
まめ菊

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春千代やまめ菊のまわりでもネタがつきない「ディープ」な生活。ビーナス・ビーンズ読者の皆さまの「ディープ」も、きっとすごいものがあるに違いない!ということで、ぜひぜひあなたのディープを教えてください。ここだけの話しにしときます(笑)。
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