| 今だって路線でないなら舞台中継のどこかに映ることもごくまれ。当然昔も路線でなんかあるはずはないわけですから、過去のビデオのどこを見ても大抵は虚しいだけです。
そりゃそうです、その生徒が出演していた公演を何度か観ていた私だって恋におちるまではOUT OFだったわけですから、仕事でもなければ劇場に足を踏み入れることなんてないであろう、映像スタッフを罵る資格なんて私にあるはずもございません。でもね……理性でそうは思っても、感情は違うのです。映像スタッフを罵りでもしなければ気持ちは収まらないのです。
話しの展開に必要不可欠な人物を演じていることもないわけですから、画面なんて横切っている姿が映ればめっけもんです。声をたまたまマイクが拾っていればなんてらっきー!ありがとうNHK!!と思った一瞬後、画面が変ると、口汚く罵る私……ファンてほんとうに身勝手なものです。そうやって、新しい恋を繰り返すたびに資料あさりは繰り返されるのです。……嗚呼……本当にどうしてこんなにも恋とは愚かなのでしょう……。
さて、でぃーぷの場合、そのビデオという資料を観るのも何故だか大変なことだったりします。
まずは魔窟のような部屋の、どこにしまったか分からない昔のプログラムを探し出すことから始まります。きれい好きなでぃーぷだっておられましょうが、でぃーぷともなるとその資料の数たるや半端なものではないはずです。程度の差こそあれ、魔窟に近い状態ではあるはずです!
さて、なぜプログラムなのでしょうか?路線でもない生徒の場合、これがないとどこに出ているか分からないんですね(泣)。
そして、無事みつかった昔のプログラムを片手に、ビデオの前に正座します。さて、テープはどれかな?……そうです。私は怠け者。ビデオにタイトルなんて貼ってないこともしばしば。目当てのビデオを探し出すのも一苦労。ですから、一つ一つ中身を確かめならが、捜索活動に精を出していると…………暇が出来たら見ようと思っていた、贔屓が出ていない公演のNHKBS放映分なんかをいきなりみつけてしまって、該当作品でもないのに、2時間半たっぷり見入ってしまいます。見終わるともう夜中。ここまでで2日くらい費やしたんじゃないでしょうか(笑)。そしてやっと該当するテープを探し出し、出番まで早送りし、ちょっとでも映っていれば何度も繰り返します。下手すると『○○(←作品名を入れます)のこのシーンのこんなところに○○ちゃんが出ているの!!』というその○○ちゃんになんの興味もない友人たちにとってははた迷惑なメールを送りつけたりすることもあるでしょう。
かすりもしなかった場合は今までの苦労はすべて徒労です(哀)。そして、また早送り。それを何年分もやるんですから、結婚なんてしている暇なんてなくて当たり前(哀)。
休日ともなれば友人宅でそれぞれがビデオを持ち寄り鑑賞会などをやってしまえば、新しい出会いなどなく(あったとしても友人の友人という宝塚ファン……)、静かに30女たちの日常は過ぎてゆくのです……。
そして、プログラムとビデオを探す為にひっくり返した部屋は……いっそ引越しでもした方がいいのではないか……と思われるくらいの荒れようであることは言うまでもないことです……(笑)。
まめ菊
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