タカラヅカふぁんのディープな生活

「宝塚歌劇をフルに味わう」コアでディープな領域に一度足を踏み入れてしまったら、その楽しさから容易に抜け出せない…宝塚ファンの「常識」「掟」「仁義」…ほんとうに、ファンでもわけのわからないものです。しかし、知ってしまえば、『観劇』だけでは語れない「タカラヅカ」。そんな私や友人達のヘンな日常などを、「春千代」と「まめ菊」が書いていきたいと思っています。
タカラヅカふぁんの
でぃーぷな生活
backnumber
●ネットワーク1・M嬢
●ネットワーク2・ある夏のM嬢
●ネットワーク3・チケットの神様
●恋におちて1・序章
●恋におちて2・あの人の過去
●恋におちて3・あの人は路線外
●でぃーぷは世間知らず
●アリバイ
●まめ菊の遺言状
●雨でも晴れでも品定め
●自由と抑制(1)
●自由と抑制(2)
●春千代、ついにTV出演か…!!!
●ファン対決…そして結果は?
●自由と抑制(3)
●まめ菊の体験レッスンレポート
●パーソナルカレンダー
●異端者?娘役ファン
●PTAで演出家
●原作を読む
●機材と宝塚ファン
●ごっこ
●原曲を聴く
●卒業生に逢いたい
●出待ち(1)
●出待ち(2)
●苦手なアナタ
●病院通い
●反響(2)
●すみれ売り
●プレゼントあれこれ
●ぬけがけ
●でぃーぷの年齢
●でぃーぷの手習い
●先輩の遺言
●就職活動
●娘役は顔だよね!
●バレエレッスン体験、その後
●お茶会事情
●でぃーぷは泣かない
●妄想癖
●舞台上の知人
●ディープの本名
●ディープの適齢期
●ディープと天災
●ディープと観光
●あの子を探せ!

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No.15
ネットワーク
あるファンがディープになるかならないか…それは「ネットワーク」の世界に足を踏み入れるかどうかです。
たいがいはじめは誰でも孤独なファン。
入り待ち出待ち、並び、観劇…同じ趣味を持つ者、同じスターが好きなもの同士、どこかで必ず友達ができます。もしも何度も公演を見ていたら、その友達の友達の名も知らない人とも、なんだか仲良くなります。
そして、呼び名も知らない友人の友人があちこちにいっぱいいて、なぜか毎週のように劇場で顔を突き合わせることになります。どの劇場でも会うのですから、東西どっちの人なのかなんて、聞かないと絶対にわかりません。
大阪在住の私ですが、東京の友人にも頻繁に会えるのが宝塚ファンのいいところ。
うちの猫が私の次になついているのは、近くの友人でもなく、叔母でもなく、東京のディープなファンです(苦笑)。
ネットワークその1●M嬢の物語

M嬢は東京在住・ファン歴30年?
彼女の顔は広い。東京ではもちろん、ムラに来ている間中でも、ひっきりなしに友人・知りあいと出くわす。
さっき「すぐ合流するね〜!」と電話を切ったというのに…
大劇場から移動してバウホールへ行くだけの100mにも満たない距離なのに、5分たっても10分たっても来ない。こちらも別件で待ってる用事があるからかまわないのだけど…。「M嬢に会うなら渡してね」と言われて預かっているご贔屓のお写真と、大事な大事なプラチナチケットが待ってるから早く到達してね〜!
こういう人がディープが集まるスペシャルイベント時に来ようものなら大変。老若男女の知り合いだらけ(ナゾの業務を含む)で、一度に5メートルと進めなかったとか…。それ以来、「M嬢の顔はタタミ以上に広いから、人込みにいちいちひっかかって進めない」と言われているのでした。

ファン歴も長く、お付き合いも面倒みもいいM嬢には、当然のことながら同類のブレーンを抱えています。
ひとたびM嬢が招集をかけると、集まってくるのは筋金入りのオトナのファンたち。ただのオトナのファンじゃないですよ。ひとつ言えばその宝塚ファン生活の経験を活かして何倍も理解し行動する、M嬢の手足となって働くクロウトさんたちです。それらを地域別・目的別・技能別に差配して的確に使いこなすM嬢。これも素晴らしい彼女の能力のひとつであります。M嬢に応援される生徒さんは幸せ者だといえるでしょう。

春千代(続く)

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