マダム・クリコのお外ごはん

グルメなんて肩のこるうんちくは嫌いよ。美しいごはんを追求しましょ。


マダム・クリコ

グランメゾンから場末の赤ちょうちんまで、どこでいつ会っても、飲んでいるか食べているかしているマダム。その私生活は謎につつまれている(お約束)。マチュアないい女をめざして精進するも、肌年齢だけがマチュアになってきていることに密かにあせっている今日この頃。赤ワインのポリフェノールを毎日大量摂取しているためか心臓だけは異常に強いのが自慢の牡羊座。

 

NO.83
大阪・上本町「焼肉萬野ホルモン舗」

ごきげんよう、マダム・クリコです。 あざやかに花粉の舞う季節、白いマスクはも
はやどんなものよりも春を感じさせるアイテムになってしまったことね。 今年はさ
らに大変なことになっているらしく、今までどんなアレルギーにも無縁だったこのワ
タクシにさえその兆しが・・・。 そんなある日、用があって上本町のあたりを通っ
たら、大きな道路の角に何だか昭和レトロな感じのカフェのようなお店に気づいたの。
ダークブラウンのオーニングがなかなか素敵・・・看板には「ホルモン舗」・・・?
あら、いいじゃない。こんな季節には精をつけなければ・・・。 
今回は
大阪・上本町「焼肉萬野ホルモン舗」でお外ごはん。

お店を見かけたときにとりあえずは電話番号をチェック。いい感じの店構えだったけ
ど、ちょっとカフェっぽいのが気になる・・・カッコだけという危険性もありますも
の。 そこで焼肉好きの男友達に知っているかどうか聞いてみたら、桃谷にある有名
焼肉店の系列に違いない、と彼が断言。 もともとそこもしっかりした食肉卸の系列
なので、安くて美味しいのだというの。 そう聞けばもう行くしかないじゃないこと?
さっそくお電話して予約しようと思ったら、予約はとってないとのこと。しょうが
ないので、開店早々の時間にくだんの男友達と乗り込んだわ。

「いらっしゃいませ」。あら、狭い。 10席くらいのカウンターは壁際ぎりぎりで、
やっと後ろを人が通れるくらい(16人くらいは入れる2階もあるそうだけど)。白い
コックコートにコック帽のスタッフが対面で立ち働くキッチンなので完全オープン。
整頓されていて清潔そう。鮨屋のネタ札のように、ホルモンの名前を書いた札がずら
りと横の壁にかかっている。その横の黒板には本日入荷の各地の和牛名と部位が。 
ふうん、本気も本気。かなりやる気のある店みたいね。それ以上に感心したのはお店
の外観と同じカフェ風なインテリアとこの「本気度」の絶妙なバランス。壁際ギリギ
リという「壁」は実はフランス窓みたいに見えるガラス張り。だから圧迫感はあまり
ないの。漆喰のような白さがほっとする壁にはしゃれたグラフィックが大胆に描かれ
ている。 「あら、こんなところならワインもけっこうそろっているかも」・・・と
いう期待は残念ながらはずれたけど。

ワインは無いわけではないの。かなり安っぽそうな赤・白がそれぞれ一種類だけ、そ
れもグラス売りは無し。 でもお値段は2800円と安い。ちょうどその日はかなり寒かっ
たので、ビールは飲まず最初からそのワインで行くことにしたの。軽めでごくごく飲
めそうな赤だから焼肉にはちょうどいいかも。 ほかのお飲物も種類はそれほど多く
ないけど定番はちゃんとあるみたい。 さて、お肉のオーダーね。生レバーはお約束。
それからカルビ、ハラミ、それからテッチャン、アカセン、ミノとナムルの盛合せを
頼んでみたわ。 「本日の和牛」の中に「仙台和牛の極上タン」があったのでそれも
ね。どれもお値段はかなり良心的、ポピュラーなホルモン類は400円前後から1000円
くらいまで、「本日の和牛」メニューも1500円前後。 

「んまい♪」! やはりレベルは相当高いわ。 味のポイントであるもみダレは濃い
めの味。なんとも言えないコクと旨みがあって、ワタクシが今まで食べた中でもかな
り上位にくるのでは。肉質そのものについては、どれもきちんと吟味のあとが伺える
わ。当たり外れがなく、どれも当然のように美味しい。和牛のタンも「うん、和牛」
的なとろけ具合。期待したとおりのものがかえってくる。つまり飛びぬけたものがな
いという意味でもあるのだけど。「うん、【コレ】を食べたいから、あの店に行きた
いよー!という麻薬的な魅力というのには欠けてますよね。でも確かにおいしい」。
礼儀正しく意見を言う年下の男友達。 ワタクシたちはぱくぱくお肉を食べながらう
なづきあったわ。 そろそろなくなるから、追加どうしようかな・・・と考え始めた
頃にコック帽のスタッフが「なんか行っときましょか?」と良いタイミングで声をか
けてくれる。 こういう店ならマメ(腎臓)もいいかも、と追加したらこれも当然の
ようにんまんまよ♪ これが美味しい店はそうそうないのだけど。それからカッパと
いうめずらしい部位、固いけど味があるところで丁寧に包丁を入れて食べやすくして
ある。 あとはトマトのサラダ。

「やはり結論としては【かなり良い】かしら?」「うん、とにかくしっかりしてます
ねえ」。ワタクシも男友達も胸の中の「好きな店リスト」にこのお店を書き込んだ。
 今回のお支払は11,000円ほど(一人5500円)。うーん本当に良心的。

「焼肉萬野ホルモン舗」
大阪市天王寺区上本町7-2-30 (tel. 06-4305-1110)
営業時間=17: 00〜 22: 30(L.O.)/不定休


「焼肉萬野ホルモン舗」

★★★★☆

インテリア

★★★★☆

接客

★★★☆☆


1=お金返して 
2=もう結構 
3=まあまあね 
4=おいしかった♪ 
5=もうトリコ1=××

インテリア
1=××
2=も少し何とか 
3=ま、こんなもん 
4=いい感じ♪ 
5=ここで暮らす!

接客
1=責任者呼べ 
2=頭悪 
3=ま、こんなもん 
4=いい感じ♪ 
5=チップあげたい