〜テーブルマナー編Part2〜
何としても、世の女性方に申し上げたい厳禁マナーを一つ。
足を組んでのお食事は絶対なりませぬ。
たとえ、全身をシャネルで身に纏い、
ランコムのマスカラを3回重ね付けしても、
ラインストーンてんこ盛りのネールアートで小指を立てながらワイングラスを持っても、
足を組みながらの食事は、すべてを台なしにさせ、
生まれも育ちも悪い、ただの廉価オンナにさせる程の破壊力を持っています。
和室で言えば、立て膝しながらの食事と同じくらいのお下品さでございます。
タイトなヒールで足がだるいのは分かります。
腰が痛いのも分かります。
ミニスカートから磨きに磨きをかけた太股を見せびらかしたいのも分かります。
でもね、足組み食事は美しくないのです。醜悪なだけなのです。
だいたい、足を組んで食事をすると、腰と背中が歪み、姿勢が悪くなり、
結果、肘付きフォーク持ち、犬食いという
最悪のシチュエーションとなってしまいます。
食事はお腹で食べるものではございません。
背中で食べるものでございます。…というぐらいの覚悟で召し上がっていただきたい。
足がだるいという理由で組んでいるならまだしも、足を組んで体をちょっと歪めて
フォークとナイフを持ったほうが、セクシーに見えるかも…なあんて、
まさか考えてないでしょうねぇ。
食欲と情欲を同時に満たそうなんて、あまりにお粗末。性格まで歪んで見えます。
足組み食事は怠惰で自堕落でオツムまで悪いオンナのなさること。
足のだるいくらいはガマンなさいませ。
で、まぁここまでは通り一遍のマナー講座。
肝心なのはここから。
エレガントオンナの裏ワザでございます。
メインディッシュも終わり、デザートになると、カップにコーヒーが注がれます。
そのコーヒーにシュガーをポトンと入れ、ゆっくりとスプーンで混ぜるこの瞬間、
おもむろに、ジンワリと足をお組みなさいませ。
向かいのオトコからはテーブルクロスで足元は見えなくとも、
オンナの体は微妙に傾き、足を組んだのを察知できます。
(但し、イスの背にはもたれないように。厚かましそうなオンナに見えます。)
コーヒーの香りと共に起こる、その微妙な傾き(歪みではありません。)は
オトコを安堵と官能の世界へ導かせる突破口となるのです。
つまりは、オトコに隙を見せ、本性をひき出させる、絶好のチャンスでもあります。
メインディッシュまでは絶対に隙を出してはダメ。
コーヒーが運ばれるまでは、お高いオンナを貫き通すこと。
シュガーポトンと同時に足組みオンナの官能の威力を発揮させるのです。
最初から最後まで、背中まっすぐだけでは、お堅いだけのスカスカオンナに見られます。
95%の緊張と5%の緩和であります。
この5%の緩和は90%の官能より勝り、オトコを刺激させるのでございます。
食欲と情欲は同時に満たそうとすれば、浅はかな廉価オンナ。
エレガントオンナはシュガーポトンを境目にきっちり仕分け、
食欲と情欲を手に入れることができるのです。
以上、マナー講座Part2。足組み食事のお下品さと、その効用についてでございました。